きなこ(@3h4m1)さんの人気ツイート(リツイート順)

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図書館に「台湾特集」のコーナーがあってそこに『簡単・台湾料理』や『台湾旅行ガイド』に並んで、内田百閒先生(猫ちゃんと美味しいものが大好きな文豪1971年没)の旅行記『蓬莱島余談』がでんと置かれていまして、こういうのは智恵の守り人・図書館司書がいてこそという感じ、とても好き。借りた。
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『100万回生きたねこ』を知らなかった息子にあらすじを話して聞かせたら 「その猫なんで何遍も生き返るん?」 「ほんでなんで最後だけ生き返らへんかったん?」 たいへん怪訝な顔をされてしまったのですが、ヒントは最後猫がしんでしまうこの話を君自身が「ハッピーエンドやな」と言ったことです。
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若い頃は 「滅びるものは滅びよ。くずれるものはくずれよ。そして運命にこぼたれぬ確かなものだけ残ってくれ。私はそれをひしとつかんで墓場に行きたい」 そんな心持ちで生きていましたが、脆弱で小さい人を守る側に立ってしまうとそうも言ってられないしうっかり逡巡してると床にジャム塗られる。
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『ひな祭り』は小さな女の子のお祭りだとばかり思っていたら、実家から「アンタの大好物送ったから!」という電話の後に (お母さん和菓子屋のばんじゅうごと全部買い取ったやろ) と言わんばかりの量の草餅が届きまして、それは春に誰かの娘である誰かを大切に想う行事ってことでいいですか。
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病院によって規則は違うのだろうけど、娘②のいるPICUでは親が付き添える時間帯を見た上で、看護師の監督補助の元、お手伝いのような形で親も患児の洗髪や足浴が出来る。長期入院中でも親子関係が良好に保たれるように考慮されているのだと思う。看護師チームの本気を感じる。頼れる専門職の人々。
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神様が世界にもたらす最大の理不尽にため息300回目の今、遠くのお友達が更にうんと遠くにいったんだよという話の意味がよくわからない3歳が「ままげんき?」と聞いてきて「そうでもない」と答えたら『ちちんぷいぷい』を唱えてくれた。今日のTLは哀しいママパパばかり ちちんぷいぷいげんきになあれ。
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私は、老いを、そしてその先の、生の一部として存在している死を、静かな心で受け止められる人間で在りたいと思っています。 (訳:頭頂部の白髪が結構目立ってきましたが、白髪染めとか美容にまつわる全てが相当面倒だと思う種族なので放置します、いいじゃん主治医も執刀医も白髪頭恰好いいし)
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1歳半から在宅酸素療法を続けて今4歳3ヶ月になる娘を 「いつか外れるから」 己にそう言い聞かせて旅行も帰省もしないまま、酸素の器械類は重いからと辛抱していたのに、バッテリー付きで持ち運び便利な酸素濃縮器小型モデルがあると今日知って、それはよ言うて欲しかったしもう床転げまわります。
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医療的ケア児の娘を連れていると偶に「お母さん偉いね」と言われることもあるですが、この子と私の日々はDr、Ns、OT、PT、MSW、保健師、幼稚園、膨大な外の人の関与によりようやく成り立っているもので、しかし私はこうして子が家庭で母親だけに養育されていないことをむしろ幸せであると思うのです。
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神様は基本的に人間の願いを叶えないし、努力は報われない、人生は荒野のまま続くと諦観しつつある中年に昨晩の坂本花織選手は眩しくて目が潰れるかと思いまして、頑張った事の報われる、そうあってほしい世界を見ました。 氷上の彼女は天野喜孝の描く一枚の絵のよう。本当におめでとうございます。
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今日は母の誕生日で誕生日とは本来めでたいものだけれど73歳ともなるとあとは最期への残り時間というか余生の目減りというかそんな色合いが濃くなるのかとそう思うと突然に淋しくて電話で 「お母さんもな、73歳やし体には気をつけて」 と言ったら 「72歳ですけど!」 一歳間違えてて怒られましてん
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4歳朝から発熱、活気食欲まあまあ、体温38.5℃、バイタル安定、日曜に熱発で救急外来に行くと過酷な発熱外来に回されて大変エライ目に会うので1日待とうとハーゲンダッツなど食べさせていると、上2人が 「死ぬ時は一緒やぞ」 ニセの桃園の誓いと共にスプーン持ってやって来る アカンよ、解散して。
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「4さいちゃん、さいけつがんばった?」 「れんとげんもがんばった?」 「しゅじゅつは?がんばった?」 「せんたくものたたんであげる!」 これは「ウチの今年の八面六臂の奮闘の日々にサンタが来ない訳ないやろな」という今日の4歳の言葉であって、何ならサンタが今から来いやの圧がすごい。
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この靴が23足、その中の21番目にひとつだけメダルが添えられているというのが、ダウン症の特徴である『21トリソミー、23対ある染色体のうち、21番染色体が通常より1本多い3本ある状態を表現』しているのだそうで、そんな謎解きみたいなことが私、結構好きなのですよね。 jdss.or.jp/wdsd2022/
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昨日の痙攣の原因は明確にならず。点滴の調整をして様子を見るらしい娘②は熱も下がらないまま、瞳だけはくるくると動くもののまだ手も足も末端が不規則に動くだけ。手を握って、足を動かしてという言葉に反応しない、ただ 「末娘ちゃん、痰取る?」 そう言った私の手を振りかぶって叩いた、大丈夫。
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怠惰と惰性で7年も京都で学生をやっていたので、祇園祭の時期は洛中でいつもバイト、宵山の日はそれが終わると浴衣の人波を後目に市役所前のデイリーヤマザキでレモンサワーを買って河原町通を北に歩いて帰った。 お金はないし、語学は落とすし、いつも酷い夏だったのに今、それしか思い出さない。
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30分前、妙に大人しい娘②をよく見たら顔、指、衣類全てが真っ赤で 「圧迫止血救急搬送小児外科SpO2通常85%です」 緊急フローチャートが脳内に3秒で立ち上がってからよく見るとそれは私の和装用の赤い口紅で、ねえそのペニーワイズみたいな口元どうするの、あとその服新品のグラニフのトレーナー
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息子が私の本棚を見て 「穂村弘って知ってるわ俺、寺山修司も、この人ら何?友達?」 など言うのでその2人どこで知ったんと聞いたらそれは国語の教科書で、ふうん令和4年の中2の教科書は「抒情の算術家」と「ニューウェーブ短歌の旗手」ふたりを並べて教えてくれるんや、やるなあ義務教育。
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とてつもなく痛みに過敏で予防接種は常に手負いの熊、数多の小児科医に暴言と失礼の限りを働いてきた息子の2種混合の2回目を娘②の主治医先生のクリニックで接種するにあたり 「娘②の命をこの2年超守って下さる主治医先生ぞ」 散々蹴りも突きも絶対にやめろと言って今日無事終了、エライ。
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好みも見た目も全然違う姉妹と買い物に行って見つけたおそろいの靴下、それを写真に残してというものでふたりの足だけ記念撮影。 向かって右が姉23cm、左が妹16cm、家ではだいたいいつも喧嘩ばっかりしているくせに妹の入院中、姉は妹が、妹は姉が、そこにいなくて寂しいと言い合うふたり。
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春のお彼岸。 「はんごろし」の言葉を公然とつかうことのできる日がやってきた今日は子どもたちがすりこぎを持ってきて 「はんごろしにしたるー!」 なんやら叫びながら頑張ってくれました。おはぎのね、ご飯を軽く潰すことをはんごろしにする言うんですわ。
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界隈の娘と同じような、もしくは少し違う何かしらの病気のお友達の話をする時娘が 「そのこあるける?」 娘ちゃんとお話しはできるかしら、何をして遊べるかなと、その子の今の状態をつぶさに聞いてくるのはこの子が、自分が皆と違うように、皆も自分とは違う事があるのだと知っているからだと思う。
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娘②6時に爽やかに起きて朝ごはんをまずパン(半分)兄が起きてきたら一緒にまたパン(半分)そしてパパからお味噌汁の豆腐を全部奪い姉からスープのクルトンを奪いそれが終わったら勝手にベランダのたらいに水をせっせと汲んでそこに尻をつけ、お母さん朝から5回位精神が死んだし凄いオーバーキル。
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対してその娘②と6歳年の離れた娘①は 「サンタはいると思う」 とは言うけれどそのあたりは微妙で、サンタに依頼するプレゼントが少し高額だと「高すぎる?」と私に聞くあたりは何か知っているし幼児番組のパペット的キャラがいつも切り株や謎の箱の上にいる理由は分かっていて娘②に絶対教えない。