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本日、自著が発売になりました。
『まいにちが嵐のような、でも、どうにかなる日々。』
きれいな赤い表紙が目印でして、色々な方が関わってくださいました。届いたよであるとか、本屋で見たよとか呟いてくださると著者が喜びます。
赤い本、編む。|きなこ @3h4m1 #note note.com/6016/n/n84cbe8…
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半端な額の商品券を見つけて
「これで何か気持がちょっと晴れるような買い物を」
と思った時、気が付くと551の豚まんと御座候(今川焼的で回転焼的なやつ)を家族分買ってきていた自分はもう関西のオカンとしてほぼ完成形に近づいていると思う。何なら海老シュウマイと甘酢団子も買った。
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4歳の幼稚園で次年度の面談があってその中で主任の先生が「保育の中でもっとこうしてほしいとかありますか」とお聞きになって、そんな事を聞いてもらえると思わなかった私は驚いて支離滅裂になったのですけど、医療的ケア児を受け入れてそれで今後もっと改善しますなんて結構すごい事ですよ→
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夏休みの宿題
「担任教師に暑中見舞いか残暑見舞いを書く」
を、向田邦子氏の『字のない葉書』方式
「元気な日はマル書いてポストに入れなさい」
で行くのはアリだろうかと考えているのを、担任の先生が気の良い国語担当である点でいけるかいけないかギリギリの線だなと思う7月最後の日。
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春休みの13歳が9時を過ぎても起きてこなくて、あんたいい加減に朝ごはん食べなさいと怒ったら「俺さっき食べたやんけ」て怒られたんですけれど、お母さん朝の4時から起きてるおるけどあんた一回も来てないでと言ったら
「俺は一体どこの異世界で飯を食うたんじゃ」
なんかノブになった。しらん。
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4歳の付き添い入院の助っ人にきてくれていた母を車で迎えに来た姉に「高速代もガソリン代も安くないし…」といくらか包んで渡そうとしたら
「アラこれは受け取れませんねー!」
物凄い勢いでブロックされてこれが四半世紀超「謝礼の金品は受け取れません」をやってきた人の実力…(職業:看護師)
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ここ最近ちょっと多忙だった中1が
「俺は今日、ご飯とトイレ以外でベッドがら降りへん」
そう言い放って本当に食事とトイレ意外はずっと2段ベッドの上に転がってゲームをして漫画を読んで本当に降りてこないのが本当に中学生人類という感じ。自堕落だし、無為だし、羨ましい。
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娘②の入院中、指先しか動かせないケアユニットのベッド上での毎日、娘②の
『いのちの番犬』
を勤めてくれていたのは、はしもとさんのお家の月くんでした。木から命を彫り出すはしもとさんと、その傍に寄り添う月くんが映像で見られる来週の日曜日。
今からとても楽しみにしています。
#情熱大陸 twitter.com/jounetsu/statu…
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朝の諸々の事柄に忙殺されていたら、背後から娘②がジャー入りのワセリンに手を突っ込んでそれをもりっと両手に盛った状態で「ママ、コレドージョ!」と近づいてきてグレーのパーカーを着ていた身としては有史、五.一五事件以来の
「待て、話せばわかる」
が出た。わかってもらえなかった。
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大学病院の病棟にいた頃、PICUが全床循環器疾患の子で埋まろうがカテ室で患児の心臓が止まろうが現場の最前線に立ちつづけていたタフと書いて『4歳の外来担当主治医』はご自身のクリニックを持ってこの第七波
「忙しすぎて倒れた」
らしく額に大きな擦過傷。みんなこんなに頑張っているのに。
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退院した娘②は今一番リハビリを頑張らないといけない時期だからと、私も含めた訪問PTも主治医も夫も兄も姉も皆で
「リハビリ頑張って」
「頑張ろう
「頑張らないと」
そう言いすぎて『リハビリ』と聞くと
「バブー」
赤ちゃん定型文を呟き遠くを見るようになった。悪かったよ、けどバブーてもう。
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世の中が大変な事になった今『娘②ちゃんが無事に手術を終えて退院出来ていてよかったね』と言ってもらうと申し訳ない気持ちになる。まだ病院にいるお友達、長い投薬治療の為に免疫力が著しく低下して風邪ひとつひけないあの子は大丈夫だろうか、ずっと手術を待っている筈のあの子はどうなるんだろう
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「今月の14日はバレンタインだから、チョコベビーをパパにあげたいから買って頂戴」と言う5歳にご注文のチョコベビーを買ってあげたら、それは5歳の大好きなお菓子で、でもこれはパパへの贈り物で、だから14日まで食べちゃいけないのだよねって逡巡している5歳をいつまでも見ていたいの私は。
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入院の為の某検査に行った日に起きた事を書きました。
前回のオペの前、色々大変すぎて精神科のお世話になった私は今回も浮足立っていますがまだましです。検査の時の娘②は担当医に安定の中段蹴りが入りました。やめて。
ふたつ嘘をついた日。|きなこ @3h4m1 #note note.com/6016/n/n749a00…
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病院には色々の職員がおられますけれど、長期に継続的な治療を必要とする子の母である私には理学療法士さんをはじめとしたリハビリスタッフって太陽みたいな存在なのです。そういう話。
娘②にいいこともありました。
ハッタリが救う世界について。|きなこ @3h4m1 #note note.com/6016/n/ndb7f45…
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まずは筋弛緩剤を止めるらしい娘②は、未だ暫く強い麻酔下にあって覚醒時期は全く未定、影響も未知数、でもきっと音は聞こえていますと先生が仰るので、それなら今は先生の声がしているから喜んでますねと言ったら
「いや、子供は僕の声聞くと心拍数が上がっちゃうんですよ...」
先生元気出して。
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どんぐりが「どんがり」になる3歳は幼稚園にいく自転車の後ろで
「どんがりころころどんがりこ」
角が立ってごつごつしてそうな『どんぐりころころ』を大声で歌ってそれを交通整理の金髪の娘さんが凝視して。
それでさっき娘を迎えに行って同じ道を通ったらその子がフッと笑って
「あ、どんがり」
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この先世の中がどうなるのか、何も出来ない人間は静かに嵐が去る日を待つしかないけれど、出来る事なら各地域にある小児の高度医療の砦は崩されることなく何とか最後まで持ち堪えて欲しい。そこでしか守れない命があってそこを出る日の為に今も子ども達とスタッフとその家族が戦っているから
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1ヶ月後に第111回看護師国家試験があるんですよね。この2年実習もままならない中、我が家は卒業研究と訪問看護実習の看護学生さん達を受け入れた事があり、邪な四十路はその真っ直ぐな眼差しに目がつぶれたものです。この渦中にあってきっと史上最高レベルに頑張り屋さんの彼等、あと1ヶ月頑張れ。
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マスクをしているためにほぼ念力の(ナツメグ!)は空を泳ぐばかりで伝わらず、ひとりのおばちゃんが「お母さんは何作るて言うてたん?」と聞いてナツメグが判明し2人は
「おばちゃんありがとう」
ぺこんと頭を下げてレジに駆けて行きました。私の暮すのは大阪と言って、いっちょかみの多い町です。
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4歳が妙に大人しいなと思っていたら今突然に吐きまして、多分これは幼稚園で流行している胃腸炎。サーチは安定しているし意識もはっきりしていて高熱でもないのでとりあえず様子見するとして、その瞬間頼れる10歳が
「訪問看護さんに電話する?」
とスマホを持って来たのは本当にもうありがとう。
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5歳を幼稚園に迎えにいったら超ごきげんで
「今日の給食はからあげとゼリーでうれしいものばっかりだった」
春のひかりの中に制服の青いスカートをなびかせてカニュラと一緒に飛び跳ねるので、この小さいひとがこのままこれ以上なににも傷つかず人生を送る方法はないものか少し考えたりした。
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昔々幼稚園に通ってた頃のお兄ちゃんのプールバッグの中からセミの抜け殻が沢山出て来ておかあさん超びっくりしたことがあったんやでと話をしながら平日のいろいろを片付けていたら、その妹4歳のプールバッグから砕けたセミの抜け殻がざらざらできてきてなにこれどういうことそういう遺伝?