151
→これが傷つけられた側にとっては、その傷つき体験と同じくらいの負担になり、深刻な二次被害にもなる」とのこと。全くその通りだと思う。→
152
→しかしお節介な人は、『何もなかったことにする』『何もなかったかのように振る舞う』、つまり“免罪する”ということをしなければ、“許した”ことにはならない、と思い込んでいて、『許しなさい許しなさい』とせっついてくる。→
153
以前何かで読んだけど、「“許す”というのには2種類あって、一つは“復讐しない”ということ、もう一つは“免罪する”ということ。大半の人はかなりひどいことをされても。“復讐しない”ということによって、最低限の“許す”ということはしている。→
154
こっちがまるで許す心境になっていないのに「話し合いを」「お食事でも」的なことを第三者から持ち掛けられて「あ、『その場に出向く』こと自体が『和解した』『手打ちの儀式に参加した』扱いになるな」と思ったら、どんなにその第三者に心苦しくても「その場に行かない」ことも重要な選択肢の一つ。
155
「普段使い捨ての生理用品を使ってる女性も、災害時に備えて布ナプキンを用意しておきましょう!」的な文言をたまに見るんだけど、何にどう備えたことになるのか全くわからん。「普段から布ナプキンの人も、使い捨ての生理用品を備えるべき」ならわかるが。
156
→「学ばず、変われない夫」は「学び、変わった妻」に、内心で失望され、愛想尽かされるんだよね…まあ、そういう夫は、妻の内心がどうだろうが、「妻は、夫である自分の身の周りの世話と介護をして、自分より後に死んでくれればいい」としか思ってないのかも知れないが。
157
「たとえ赤の他人である女性に起きたことであっても、“女性”の尊厳が深く傷つけられた出来事について、目の前の男性はどういう言及をするか(したか)」を女性はすごくよく見てるし聞いてるし、その後も決して忘れない、ってことね。
158
→私も、仕事つながりの会合で、雑談の時間に、痴漢犯罪についてちょっと話し始めたら、案の定即行で「冤罪ガー」と遮ってきた中年男性がいたけど、それ以降、その中年男性のことは全く信用していない。「目の前にいる女性を殴ったりセクハラしたりさえしなければいい」って時代じゃないんだよねもう。
159
60代の知人女性、「夫が詩織さんのことを『男と2人きりで酒を飲むような席にいたなら、その後ああいうことになったって仕方がない』と言っててびっくりしたし、幻滅した。それ以来、夫を見る目が変わってしまった」と言ってた。→
160
スーパー勤務の知人から、興味深い話を聞いた。その知人が勤務する店舗では、セミセルフレジの音声ガイドを「日本語」「英語」「中国語」から選べるそうなんだが、「三つとも女性の声なんだが、日本語版の声が、飛び抜けて高い」んだそう。→
161
ずっと前に読んだある女性作家のエッセイに「『最高の愛や親密さで結ばれている女性にも、かたや暴力や脅迫で一方的に自由を奪った女性にも、同じように勃起できる』という男性のセクシャリティが、私は不気味で仕方がない」的な記述があって、「たたた確かに…」と思った記憶がある。
162
病院のお世話にならずに済むためにも、この年末年始は「普段食べていないものは食べない」「普段行かないところには行かない」「普段運転していないものは運転しない」「普段しない運動はしない」あたりのこと、要は「普段していないことはしない」ってことを守るのは特に大事かも知れない。
163
「男性の転勤」というのは「その妻である女性を無力化する習慣」であるのみならず、「女性間の連帯・連携を断ち切る装置」でもあるよね。逆に言うと、「女性には仕事ではあんまり活躍しないで欲しい」「女性同士はあんまり強く連携しないで欲しい」という空気の国ではなくならない習慣であるわけだ。
164
「女性は自衛してください!」と熱っぽく「アドバイス」や「啓発」をしてしまう男性って、「今現在、女性は何も自衛をしていない。だから被害に遭う」と思ってるフシがある。「大半の女性の今の行動は、自衛しまくった結果なんだ」ってことを知ってくれ。もう少し己の無知を恥じて、謙虚になってくれ。
165
「売春は世界最古の職業」的なことを言いたがるのって男性が多いけど、「男に貨幣を持たせたら、最初にしたことは“買春”だった」のほうがより正確だろうな。(女性の)性の商品化に関するときだけ「女が自分の意思で主体的にやってることだ!」と言いたがる男性が多い現象と一致する。
166
そういう夫は、何をもって「うちの妻は精神疾患だ」と気づくのかというと「お皿が洗われなくなったとき」だそう。うまい言い回しですよね。つまり「妻が家事をしなくなったとき」のことです。妻が、精神的に病んでても、家事をしている分には「前と何も変わらないが?」と、そういう夫は思うそうです。
167
あと(これは随分前に読んだ本にあったんだけど)離婚の申し出自体は妻からのほうが多いのに、「配偶者が精神疾患になったから離婚したい」という理由に限ると夫からのほうが多いんだそう。そして、裁判所や調停委員も、妻からの申し出はなかなか認めないが、夫からの申し出は割とすぐ認めるんだとか。
168
夫ががんになると、妻は夫に合わせた食事を作って自分もそれを食べるが、妻ががんになって妻自身が自分に合わせた食事を作ると、夫が「物足りない」とか何とか不満を言うので、妻は2種類のメニューを作らねばならなくなり、ただでさえ病身なのにそれがすごい負担…ってのを聞いたことがある。
169
「成人が子供を殺した」とか「医師が難病患者を殺した」とかしか報道されない事件も、「男が女を殺した」という側面がはっきりある、ってことは結構あると思う。(例:大阪池田小事件では、亡くなった8人の児童のうち7人は女の子だった。これ、偶然だと思います?)
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よく「女性の皆さん、婦人科検診を受けましょう!医者は女性器なんて見慣れてるので、恥ずかしがる必要はありません!」的な、ほとんど効果のない呼びかけを、非医療従事者であるライターみたいな人がよく書いてるけど。→
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自分が幼少時・青年期に受けた女性差別や性加害を告発する女性の多くが「下の世代の女性にはあんな経験をさせたくない」という思いを原動力にしているのに対して、「下の世代の男性にあんな経験をさせたくない」的なことを言う男性ってほとんど見ないな。→
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今NHKでやってる「ウェブカメラに映えるオンラインメイク」とやら、「顔色が悪く見えないように」とか「機嫌悪く見えないように」とか「疲れてるように見えないように」とか言ってるけど、男性はそういうことを一切考えずに済んでるってことだよね。毎日のことになると、そういう差って大きいよね。
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「男性同士は基本的に敵同士だから、男性同士で被害を語り合うことはできない。自分が『弱者』と知られることになるから。(だから癒し役として女性を当てにする。)ただし、女性が『敵』になったときは即行で一致団結し、その女性を攻撃する」ってのは読んだことがある。
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確かに、男性が「そろそろ嫁さん欲しいんだよなー」的なことを言うのは割と聞くし、周りも「そうなのか」的に聞いたりあるいは聞き流したりしてるけど、女性が「そろそろ夫が欲しいです」と言うのは聞いたことないな。女性がそう言ったとしたら、聞いた側は一瞬ぎょっとするんじゃあるまいか。
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前からのことだけど、NHKのニュース、「子供がネット上の犯罪に巻き込まれる」って言い方、いい加減やめないかな。「ネットを介して子供を狙う犯罪者がいる」でしょうが。そんなに加害者(多くは成人男性)を透明化したい?「銀行はなぜ強盗事件に巻き込まれるのか」って言うか?言わないでしょ?