藤井大地(@dfuji1)さんの人気ツイート(いいね順)

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2019年1月1日21時17分に流れた明るい流星を、富士から見た様子です。東海や関東の広範囲で目撃されました。絶対等級は-2.1等で、火球と呼べるほど明るくありませんでした。散在流星の流星で、長野県上空40kmで燃え尽きました。反対に進む光は、レンズのゴーストです。
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ボイジャーは当初、土星から冥王星へのスイングバイが計画されていましたが、土星の衛星タイタンのフライバイ探査のために断念し、黄道面を大きく離れる軌道をとりました。冥王星に行けなかった代わりに、太陽系を遠くから見下ろす位置から、太陽系の家族写真を撮影できたんです。
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昨日、金星が最大光度(-4.5等)を迎えました。これは2020年4月28日19時27分に、平塚から望遠鏡で見た金星の様子です。以前よりも細く、大きくなってきました。5月上旬まで見やすいです。
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ふたご座流星群は、ひときわ明るい流星「火球」が流れることもあります。これは2019年12月16日0時15分に流れたふたご群の火球を、平塚から南西の空に向けた広角カメラで見た様子です。火球が流れると、流星が光った跡が残る流星痕や、同時に音が鳴る流星音など、珍しい現象が起こることもあります。
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2019年4月15日18時58分に流れた火球を、平塚から北東方向に向けたカメラで見た様子です。茨城県~福島県上空を流れ、東海~東北の広い範囲で目撃されたようです。
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SonotaCoネットワークによる多点観測で得られた習志野隕石の軌道を、ステラナビゲータで可視化してみました。習志野隕石が、2019年9月から2020年7月2日に地球に衝突するまでの位置の変化です。緑色は惑星の軌道、赤色は習志野隕石の軌道です。地球の夜側から追突するように衝突したことがわかります。
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皆既月食中は月全体が夜になるので、月に隕石が落ちてクレーターができる瞬間に光る、月面衝突閃光を探す絶好のチャンスです(これは先日10/31の衝突閃光)。衝突閃光は長いと数百ミリ秒ほど続きますから、望遠鏡による眼視観測でも捉えられる可能性があります。時刻と場所を記録しておきましょう。
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2021年1月10日5時14分56秒に発生した月面衝突閃光を、自宅からもう一台の望遠鏡で撮影した様子です。透明度が高く、月の影が地球照で明るく照らされていたので、落下位置がよくわかります。
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こちらは北の高い空に向けた広角カメラで見た様子です(飛行機も写っています)。オリオン座流星群のもととなる塵や砂は、5月のみずがめ座η流星群と同じハレー彗星からやってきたものです。1秒間に66km進む速度で地球とぶつかります。流星群の中では比較的速く、火球が出現することもあります。
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2021年8月5日22時56分45秒に流れた火球を、富士から北東の空に向けた広角カメラで見た様子です。
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今晩はスプライトが多く出現しています。これは富士から南東方向に向けた広角カメラで撮影した、2019年4月8日20時21分41秒に発生したキャロット型スプライトです。
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今夜(2/4)は国際宇宙ステーション(ISS)が大変見やすいです。平塚から見た場合のステラナビゲータによるシミュレーション(25倍速)です。18時2分頃に北西の低い空から見えはじめ、冬のダイヤモンドを通過した後、南東に沈んでいきます。
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8月25日0時52分頃、石垣島で低速度の火球が観測されたようです。日本時間0時41分に西昌衛星発射センターから長征3Bが打ち上げられたので、今回もロケット上段の落下によるものだと思われます。今年になり石垣島で中国のロケット打ち上げに伴う火球が観測されたのは3回目です。 twitter.com/XinhuaChinese/… twitter.com/yaeyamasyokusa…
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2019年11月17日3時33分に流れたしし座流星群の火球の、比較明合成画像と軌道です。しし座流星群の塵は地球と正面衝突するため、突入速度が71km/sと流星群の中で一番速いです。
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4月2日~5日にかけて、金星とすばるが接近します。ステラナビゲータによる、4月2日~5日(各20時)の金星の位置です。もし晴れたら、夕方西の空を探してみてください。双眼鏡があると、観察しやすいです。再びすばると近づくのは8年後になります。
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これは2022年2月7日19時49分4秒に出現した月面衝突閃光を望遠鏡で捉えたものです。嵐の大洋の南に落下しました。月面衝突閃光を捉えるチャンスは細い月が昇っている短い時間に限られ、昨年は約20時間の観測でようやく1個出現していました。光学系を新しくして、捉えやすくなったかもしれません。
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7月中旬から下旬にかけて、明け方の空に地球以外の全ての惑星たちがそろいます。7月16日~26日3時半に平塚から見た惑星を、ステラナビゲータでシミュレーションしたものです。木星や土星は西に沈む直前で、西方最大離角を迎える水星は東の低い空にあるので、全天にそろうのは薄明中の一瞬です。
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明日4月15日未明から17日未明にかけて、月が惑星たちと接近し、ランデブーを楽しめます(ステラナビゲータによるシミュレーション)。もし早起きができた方は、南東の空をご覧ください。
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2020年8月2日0時と4時前に、平塚の自宅から望遠鏡で撮影した金星(左上)、火星(右上)、木星(左下)、土星(右下)です。すべて同じ縮尺で撮影しています。6月のころに比べると金星が欠けて小さくなり、火星が少し満ちて大きくなっています。 twitter.com/dfuji1/status/…
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昨日の夜は久しぶりに晴れました。これは平塚から北の高い空に向けた広角カメラがとらえた、昨晩の流星の様子です。比較明合成で一度に流しています。CAPはやぎ座α流星群、SDAはみずがめ座δ流星群、PERはペルセウス座流星群、SPOは散在流星です。夏の流星群たちが流れ始めています。
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今日は明るい流星がよく流れています。これは2017年10月25日23時12分に流れたオリオン群の火球を、富士から見た様子。うっすら痕が残りました。
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今日の夜は月の周りにハローができていました。2020年3月9日23時14分の満月を、平塚から見た様子です。月傘とも呼ばれ、月の光が大気中に浮かぶ氷の結晶によって反射・屈折して生じます。
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昨晩もたくさんのスプライトやエルブスが発生していました。これは2020年2月10日23時~11日5時までに発生した高高度放電現象を、平塚から南東に向けた広角カメラで見た様子です。
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ピークが鋭いのは、地球が公転している面に対し、こと座流星群の塵の河がほぼ垂直にぶつかるためです。これはNASAのCAMSネットワークの観測による、こと座流星群の塵の可視化です。青が地球で、母天体のサッチャー彗星からばらまかれた塵が、白い点で示されています。meteorshowers.org
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こと座流星群が4月21日深夜~22日未明と、22日深夜~23日未明にかけてピークを迎えます。これは2020年4月19日2時2分に流れたこと群の火球を、平塚から南西に向けた広角カメラで見た様子です。月あかりはないですが数は少ないので、見えたらラッキー、くらいの気持ちで空をまんべんなく探してください。