901
2021年4月7日3時41分に流れた火球を、平塚から南の空に向けた広角カメラで見た様子です。末端でかなり明るく爆発し、夜空を照らしました。富士は曇っていたため、同時観測は成立していません。
902
これは1988年4月15日から2023年2月2日までに、アメリカの軍事衛星が捉えた非常に明るい火球です。チェリャビンスクの火球は赤い丸で、この最近でも特に大規模であったことがわかります。 cneos.jpl.nasa.gov/fireballs/
903
ちなみに、月面衝突閃光は宇宙からの観測が予定されています。SLS試験機のサブペイロードとして搭載されるJAXAと東大の小型衛星の一つ「EQUULEUS」には月面衝突閃光用の2台のカメラが搭載されていて、連続観測が行われます。いつか宇宙と地上で同時に撮ってみたいです。space.t.u-tokyo.ac.jp/equuleus/
904
今朝は大気圏突直前の長征5Bロケット第1段(48275/2021-035B)を撮影できました。2021年5月8日2時54分に平塚市の自宅から望遠カメラで捉えた様子です。今のところ再突入は、SpaceTrackでは日本時間5月9日8時13分±540分、EUSSTでは9日10時59分±467分、AEROSPACEでは9日16時±11時間と予想されています。
905
今日22時51分は、はやぶさの帰還から10年です。10年もたったのか、と感慨深いです。はやぶさに限らず、探査機のライフスパンは長いので、その節目節目に自分の人生と重ねて振り返ることが多いです。はやぶさが最後に地球を目にしたのは 22時2分27秒。涙したようにも見える画像に私もウルウルしました。 twitter.com/haya2_jaxa/sta…
906
2020年9月28日4時11分に流れた火球を、富士から天頂近くに向けた望遠カメラで見た様子です(1/2倍速)。流星が光った跡が残る、流星痕が見られました。
907
先ほどから平塚は雷が激しく鳴っています。2020年9月9日20時50分56秒の雷を、平塚の自宅から北西に向けた広角カメラで見た様子です。わずか2秒ほどの間の変化ですが、雷が電気の通りやすいところを探しながら進んでいるのがわかります。
908
2019年3月11日20時54分48秒に月の影で起こった発光を、平塚から望遠鏡で見た様子です。複数のフレームで光っているため放射線によるノイズとは考えられず、その時刻に月面を通過する人工衛星がSpaceTrackで見つからなかったため、隕石落下に伴う衝突閃光の可能性があります。youtu.be/nBk09IHZEMs
909
これは様々な表面の状態における、砂の飛び散り方を比べたものです。月面のクレーターの周囲には光条と呼ばれるすじ状の模様があります。表面のでこぼこの状態によって飛び散り方が違い、光条の模様も変わります。
910
少しわかりにくかったかもしれません。左上からレーザーが照射されているのではなく、天頂にいるアイスサット2号から真下に照射され、軌道速度を利用してスキャンしているため、軌跡にある雲が光っています。アイスサット2号は水色の円を右下に動き、雲に映るレーザーと衛星の明るさが同期しています。
911
2020年5月~8月に、平塚の自宅から望遠鏡で捉えた金星の見え方の変化です。左上から右下に、5/11、5/24、6/8、6/29、8/1、8/30です。宵の明星から明けの明星に変わり、地球から遠ざかっています。これから水星探査機「みお」が金星スイングバイをするため、金星に「みお」と「あかつき」がそろいます。
912
先日、木星の衛星ガニメデ上空1000kmをフライバイした、探査機ジュノーの画像が公開されました!!エウロパのようなひっかき傷や、様々なクレーターの表情が読み取れます。1ピクセル600~900mの解像度で撮影されました。今後、イオとエウロパのフライバイも予定されています。
nasa.gov/feature/jpl/se…
913
ハワイ大学天文学研究所のATLASが、小惑星ディモルフォスから噴出物の広がる様子を捉えました!カナダのPaul Wiegert教授の計算によれば、放出速度が秒速6km以上の一部の粒子は衝突から15~30日後に地球に到達し、人工流星群として見られる可能性があります。楽しみですね。twitter.com/fallingstarIfA…
914
2018年12月11日2時29分に流れた流星を、富士から見た様子です。-1.1等の散在流星でした。突入角が11度で、地球近傍小惑星からの流星だったため、10秒近くにわたってゆっくり流れました。
916
今、国際宇宙ステーション(ISS)は地球の昼夜境界線付近を常に飛び、太陽光が当たり続けているため、17日頃まで毎日、夕方も朝も観察できます。今日の夕方は高い空を通過します。平塚から見た場合のステラナビゲータによるシミュレーション(10倍速)です。20時33分に南西の低い空から見え始めます。
917
今夜は北や東の空で、スプライトやエルブスが相次いで出現しています。これは2022年2月1日23時18分2秒に出現したエルブスを、富士から北に向けた広角カメラで捉えたものです。エルブスは落雷と同時に発生するドーナツ状の発光現象で、詳しい成因はよくわかっていません。
918
今日は1日風が強かったですね。時々虹も見えていました。これは2020年9月24日13時~15時頃に、平塚から東に向けた広角カメラで見た虹の変化(400倍速)です。かなり長く見えたので、太陽の高度が低くなるにつれ、虹が昇ってくる様子がわかります。最後はふんわりと消えていきました。
919
この動画の後、視野に流星が入っていました!2020年7月19日20時23分に、湘南平から望遠レンズで撮影したネオワイズ彗星と散在流星です。彗星と流星の見え方の違いが、わかりやすいと思います。
920
2021年11月29日3時41分17秒に流れた火球を、平塚から南の空に向けた広角カメラで見た様子です。
921
軌道解析の結果、今回の火球は小惑星帯からやってきて、習志野隕石とは軌道が違うことがわかっています。火球の流れた経路と軌道です。隕石になっていれば、海か房総半島に落下している可能性があります。
youtu.be/8yUqS1EXR-0
922
こちらは、それぞれのスプライトを個別に表示したものです。2022年7月5日23:48:08、6日0:56:42、1:26:23、1:34:39に出現しました。
923
望遠カメラの視野にも明るい流星が入りました。2019年12月2日23時31分に流れたうみへび座σ流星群の流星を、富士か天頂に向けた望遠カメラで見た様子です。うっすらと流星痕が残りました。
924
925
2018年8月13日4時00分に流れた火球を、平塚から見た様子です。絶対等級は-5.3等で、ペルセウス座流星群の火球でした。
youtu.be/OJb1j2T5Ha0
昨日は深夜1時ごろから晴れはじめ、雲間から流星を見ることができました。