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2020年10月1日18時前~21時にかけて、平塚の自宅から望遠鏡で撮影した、中秋の名月の色の変化です。高度が上がるにつれ、赤からオレンジ、白へと変化していきました。
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今日(6月7日)の夕方、金星衝突閃光が起きるかもしれません。地球近傍小惑星2021 PH27が金星か13万km程を通過し、もし小惑星ファエトンのような活動的な小惑星だった場合、金星の夜側で明るい火球が見られる可能性があります。望遠鏡をお持ちの方は動画で撮影してみましょう。arxiv.org/abs/2201.05364
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昨夜は南西の空で火球が相次ぎ、大賑わいでした。2022年10月25日深夜から26日明け方に富士から捉えた流星を、一度に流してみました。扇に並ぶ星は、日周運動で動いた恒星です。オリオン座流星群やおうし座南&北流星群、ふたご座ε流星群の流星に加え、散在流星が多く写っています。
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今宵は満月ですね。次の満月の11/8は皆既月食が起きます。月食の説明でよく使うのが、このアポロ12号が帰還中に撮影した地球による日食です。リング状に見える光は、谷川俊太郎の詩でいう朝のリレー(&夕のリレー)の部分です。地球上の全ての朝焼けや夕焼けが月を照らし、月の頬を染めるんです。
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今日は久しぶりによく晴れ、ネオワイズ彗星を見ることができました。2020年7月19日20時過ぎに、湘南平から望遠レンズで撮影したネオワイズ彗星です。薄雲がありましたが、双眼鏡を使えば尾まで確認できました。結構混んでいて、たくさんの人が観察されていました。
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放射点が高くなり、徐々に流星の数が増えてきました。2022年12月13日21時27分31秒に流れたふたご座流星群の火球を、富士から南西向きのカメラで捉えた様子です。
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今日はお休みで、国際宇宙ステーション(ISS)の太陽面通過を自宅から撮影することができました。2021年6月21日13時10分27秒に、夏至の太陽面を通過したISSを平塚から望遠レンズで撮影した様子(0.17倍速でスロー再生)です。雲が多い状況でしたが、たまたま切れ間と重なって撮影できました。
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今朝5時に平塚から捉えた国際宇宙ステーション(ISS)です。完成まで紆余曲折あったにせよ、平和の象徴として輝いていたISSをこんな複雑な気持ちで眺める日がくるとは思いませんでした。ロシアの侵攻は決して許せません。でも宇宙からの視座を得た人類なら、いつか仲間に戻れるはずだと信じたいです。
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2021年11月18日17時58分に、平塚の自宅から望遠レンズで撮影した国際宇宙ステーション(ISS)です。明日は月食の後、平塚では11月20日1時19分5秒頃に、明るさを取り戻した満月の上をISSが通過します。
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昨夜は、千と千尋の神隠しの紙人形みたいな雲が見られました。2022年8月8日0時過ぎに平塚の自宅から北東の空を撮影した様子(100倍速)です。今夜は風が強く、秋の気配が感じられます。
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今朝は南東の空で大規模なスプライトが相次ぎました。2022年11月25日0時46分33秒に、平塚から南東に向けたカメラで捉えたスプライトです。スプライトは落雷と同時に宇宙に放たれる光のことで、詳しい成因はよくわかっていません。
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2022年1月24日17時38分24秒の火球を、富士から南に向けたカメラで捉えた様子です。薄明の空をとろけるように流れました。対地速度は脱出速度をわずかに超える11.3km/sで、はやぶさカプセルと同程度でした。見た方は少なかったようで、明るい空でも人知れず流星が流れていると思うとワクワクしますね。
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2021年12月19日朝に、富士から望遠カメラで捉えた富士山です。今朝は今年最少の満月に富士山が照らされ、明るく輝いていました。
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2021年11月11日5時8分に平塚の自宅から撮影した国際宇宙ステーション(ISS)です。オリオン座の三ツ星(画像下)の近くを通過しました。今日は午前11時3分にクルードラゴンが打ち上げられ、12日9時10分頃にISSにドッキング予定です。明日の朝は、ランデブーする様子を観察できるかもしれません。
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しかも実はこの映像、偶然にも流星と同時に撮影できたのです!先ほどの映像をもう少し広くトリミングしたものです。左側を動く星がISSとクルードラゴン、右側を流れる星は散在流星です。ロケットと流星好きの私にはうれしすぎるコラボレーションでした!
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今朝は富士山が初冠雪を迎えました!2022年9月30日朝に、富士から望遠カメラで捉えた富士山です。富士山頂がうっすら雪化粧しています。
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2022年2月5日4時30分20秒に流れた火球を、富士から北の高い空に向けた広角カメラで捉えた様子です。緑色の流星痕が残りました。散在火球でした。
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少し前になりますが、2022年2月11日3時56分35秒に流れた長経路流星を、富士から北に向けた広角カメラで捉えた様子です。火球と呼べるほど明るくはありませんでしたが、6秒以上に渡って長くゆっくり流れました。散在流星でした。
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昨晩は、こぐま座流星群がピークを迎えました。非常に数は少なかったのですが、雲間からいくつか捉えることができました。2021年12月22日19時58分51秒に流れたこぐま座流星群の流星を、富士から望遠カメラで捉えたものです。こぐま群の対地速度はふたご群と同程度で、ピークが鋭いです。
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2021年8月28日0時29分54秒に流れた長経路の火球を、富士から北の空に向けた広角カメラで見た様子です。末端で爆発しました。散在火球でした。
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昨晩の平塚と富士は曇りでしたが、雲間から時折流星が見られました。2023年4月23日1時42分43秒に流れたこと座流星群の流星を、平塚から南東に向けた広角カメラで見た様子です。次の流星群は、5月6日明け方にピークを迎える、みずがめ座η流星群です。
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平塚ではダイヤモンド富士が見られるシーズンになりました。2022年3月24日夕方、平塚市岡崎で撮影したダイヤモンド富士です。20倍速で再生しています。雪煙が舞い上がる山頂に、ゆっくりと太陽が沈んでいきました。
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今年も大変お世話になりました。2021年の火球で特に明るかったものをまとめました。最近は、初代ATOMCamやATOMCam2で撮影される方が増えました。実はATOMCamでも、背景に複数の星が写っていれば、軌道決定に役立つデータを得られるんです。来年は手軽な観測や解析方法についても紹介したいと思います。