Shotaro TSUDA(@brighthelmer)さんの人気ツイート(新しい順)

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のもとで報道や議論がなされる。だから、誰について取り上げられているのかが明確になる。他方、マジョリティは「当たり前」「普通」の存在として、社会のなかでは良くも悪くも不可視化されており、自分の属性についてさほど意識せずに生きていける。その反面、
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マジョリティが直面する問題は、失業、過労死、介護、住宅難、インフレ等々の形で社会全体の問題として報道され、議論される。だからマジョリティが苦しむ問題が無視されているわけでは決してないが、マジョリティというカテゴリーが直面する問題としてはあまり語られない。
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そこから、「えこひいき」されていると思しき存在をいじめることで、不公正なリベラル派の面目を潰そうとする戦略に出るという。同書を読んだときにはちょっと大げさではないかと思ったが、嫌な形で納得度が増してしまった。
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さきほどのRT。伊藤昌亮先生の『炎上社会を考える』(講談社現代新書)での指摘そのままなので、ちょっとびっくりした。同書によると、右派からみればリベラル派というのは「えこひいき」ばかりしている気に食わない教師みたいな存在で、マイノリティばかりに肩入れしているようにみえるという。
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この記事「森喜朗氏胸像建立で募金集め」(digital.asahi.com/articles/ASQ96…)と、この記事「《音声入手》角川の競合を排除『私は絶対認めない』森喜朗『天の声』音声(bunshun.jp/denshiban/arti…)がほぼ同時に上がってくるというのは、何とも言えないタイミングではある。
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この手の論を展開する人が、なら日本人の生活保護受給者に肯定的かといえばそんなことは全くなく、隙あらば受給者の国籍に関わらず叩きまくるのが特徴。福祉憎悪と外国人憎悪とがセットになっていて、文脈に応じて使い分けている。
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国葬反対より外国人生活保護反対みたいなのがトレンドになっているのは、論点逸らしのなかでも最悪の部類だと思う。
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授業準備のためにバラク・クシュナー『思想戦 大日本帝国のプロパガンダ』(明石書店、2016年)を読んでいるのだが、ちょっと面白いと思った点。本書によると、戦時期日本のプロパガンダは政府や軍の一方的な押し付けではなく、一般民衆も戦意高揚を目的とした宣伝活動に積極的に加担していた。(続)
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災害時に被災地の首長がどこの党に近いかで中央の対応が変わることを示唆するというのは、国家の大前提そのものを否定しうる発言であるわけだが、大丈夫なのかな。
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さすがに言って良いことと悪いことがあり、自民党としても否定する必要のある発言ではないか。こういう恫喝がまかり通るようになると、地方自治が形骸化してしまう。 twitter.com/wadamasamune/s…
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ネットで揉めているのをみると、対立陣営に対する悪魔化がすごい。相手側の行動は徹頭徹尾、利己的なものであって、あらゆる行動をネガティブに解釈する。欺瞞と偽計しかない。そういう誹謗じみた還元論を採用せずとも、相手の思想や行動を批判することはできると思うんだが。
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内閣府の世論調査だと、選択的夫婦別姓への賛成が28.9%だということで、NHKの調査よりだいぶ低いなと思ったら、そもそも選択肢の数が違っていたという。左がNHKの調査、右が内閣府の調査。
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有料記事ですが、24時間以内なら誰でも読めるURLです。digital.asahi.com/articles/ASQ8C…
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「誰も指摘しない」って…この手の話、教育社会学ではめちゃくちゃありふれたトピックなのでは???むしろ、「ポリコレのせいで表現の自由が制約されている」という筆者の従来の主張から無理やりひねり出した記述なのではないかと思う。president.jp/articles/-/601…
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大学4年生のころ、めちゃくちゃ優秀だったサークルの同期と大学院進学について話をしたことがある。彼女は「私は大学院に行くほど学問が好きじゃない」と言っていた。学部が違うとはいえ、彼女よりはるかに成績が劣るにもかかわらず、大学院進学を決めていたぼくは、
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現代日本の物語として強力すぎて、それゆえに危うさがあるように思う。どうしても彼の人生のいろいろなシーンに対する想像力がかき立てられてしまう。
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「成績は優秀だったのに、カルト宗教の親がはまったせいで学業に挫折。その後も人生を立て直そうと努力したのに、氷河期世代に冷淡な世相のもとでそれもうまくいかず、最後はその宗教の広告塔と目される大物政治家に暴力の刃を向ける」というのは、それがどれぐらい事実を反映したものかとは無関係に
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安倍元首相の殺害について情報がまだ錯綜しているなかで、「誰が悪い」「何が悪い」と言い出すのは、その人の個人的信条の吐露か、惨事を政治利用したいという願望の現れでしかない。
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選挙候補者が自分に対する嫌がらせを報告するツイートに、さしたる根拠もなく「自作自演」と引用リプを投げつける人間が大量にいることに暗澹たる気持ちになる。嫌がらせを実行する人間とその手の引用リプを付ける人間は、同じ類いと言って良いと思う。
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これはちょっといくらなんでも…元はどんな職業だろうと、政治家に立候補することはあってよいと思うが、せめてどんな政策を支持しているかを言わないのなら、知名度だけの数合わせだと自ら認めているようなものでは。 twitter.com/mas__yamazaki/…
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小田嶋隆さんといえば、若いころにコーヒーギフトで有名なAGFに就職したときに、研修か何かで会社の偉い人に「君はどんなAGFマンになりたいかね」と訊ねられて「違いの分かる男になりたいです」と答えて、周囲をドン引きさせたという逸話がすごく好きだった。ご冥福を。
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歴史教育で自国への誇りを教え込むことで、自己肯定感を育むという方針を掲げている政党があるらしい。でも、アイデンティティというのは自己と他者との比較のなかで形成されるので、周囲の圧倒的多数が日本人である場合、「日本人であること」は自己肯定感につながらない。それでも無理矢理に
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自己肯定感につなげようとするなら、「日本人以外」の人々に対する優越感につなげるしかなく、身近にいる外国籍の人々への蔑視や差別につながるか、それとも行ったこともない外国に対する根拠のない優越感につなげるしかないんじゃないか。それ普通に考えて精神的退廃だと思う。
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この映画では、学生の抗議に対して、教員が自分のコーヒーをかけて黙らせるのだが、現実でそれをやったら教員は懲戒処分だと思う。
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もちろん、教員側としてはいくらでも反論は思いつく。でも、学生側からすれば素直な感想だろうし、特に最近は「ああ、いま、学生はすっげーつまらないんだろうなあ」と思いながら授業をすることが多いので、余計にへこむ。