佐野亨 Toru Sano(@torusano1124)さんの人気ツイート(古い順)

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杉田俊介さんの力の入った松本人志論。ほぼ同時代を伴走してきた一人として、彼を「天才」と崇めるのでもなければ、近年の「炎上芸人」ぶりに依った党派的裁定に終始するでもない、腰の据わった論考がようやく現れたことを実感する。 note.mu/sssugita/n/nb0…
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あいちトリエンナーレの少女像の展示について、「こんなものは芸術ではない」と言うひとは、赤瀬川原平やアイ・ウェイウェイをどうとらえているのだろうか。
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この件は、赤瀬川やアイ・ウェイウェイ同様、これに抗議するひとたちの図までふくめて、ひとつの美術運動になっている点が重要。映画『万引き家族』が、「日本の恥」と非難するひとたちの存在をあぶりだすことで、なおさら立体的に問題の本質を可視化していたことと共通する。 twitter.com/torusano1124/s…
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こうしてみごとに「日本の恥」をさらすかたちになりましたとさ。 twitter.com/nhk_news/statu…
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考えてみてほしいのですが、少女像の展示が「慰安婦をめぐる一部日本人の歴史認識」にもとづく抗議を理由に撤去されたというニュースが世界に向けて発信されれば、日本はどう思われるでしょうか。「日本人の心」云々と言いながら、世界からみた日本の価値を貶めているのはいったい誰なのでしょう?
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留意すべきは、これは作家・関係者への謝罪であって、展示そのものについての謝罪ではないということ。「(各地の美術館で)一度は展示されたが撤去されたという作品の性質上、沸き上がる反感などを可視化する企画だった」という目論見はじゅうぶん達成されたと言ってよい。 asahi.com/articles/ASM83…
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それにしても、「慰安婦は朝日新聞の捏造」などといまだに主張しているひとがいるのには驚かされる。吉田証言という一つの誤報のために、河野談話以降に発見された膨大な量の公文書からなにからすべて無視しようというのだから。 wam-peace.org/ianfu-koubunsh…
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いやあ、酷い。 daily.co.jp/gossip/2019/08…
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戦時下の負の歴史を見つめなおすことと、単に稚拙で醜悪なだけの行為が同列なのですか? 広島や長崎の平和祈念像はアメリカの負の歴史を想起させて不愉快だから撤去してほしい、という声がもし上がったら、聞き入れねばならないのですか? twitter.com/shiraku666/sta…
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志らくさんも貞本さんも、あとからあれこれ理屈を付け加えているけれど、差別やヘイト発言を繰り返すひとたちをまんまと勢いづかせていることは自覚されたほうがよいと思う。「俺が思ったことを発信するのは自由だろう」で済む問題ではない。
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「思う」ことと「発信する」ことのあいだにあってしかるべき公共意識を、著名人でさえもちあわせていない現実。
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この方にかぎらず「ダブルスタンダードではないか」と言ってくるひとがいると思うので確認しておきますが、少女像の展示は「歴史的事実の具象化」であって、根拠のない「日本人ヘイト」では断じてありません。よって事実を捻じ曲げ差別を煽るような言説と同等にはできません。 twitter.com/ponta_id/statu…
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「その歴史的事実があやしいんだって!」とおっしゃる方には、河野談話以降、公文書(一部は政府認定済)をふくむ大量の資料が発見されていることをあらためて明示しておきます。反論なさりたい方は、これ以上の信憑性ある資料をお持ちになってご意見ください。 wam-peace.org/ianfu-koubunsh…
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先日、このページを慰安婦の資料として提示したところ、「具体的にどの資料ですか?」「日本語に訳してください」と言ってきたひとがいた。大部分の資料が日本語で書かれているので、丁寧に読めばわかります。恐ろしいことが書かれていますよ。というか、読む気もないんだな。 wam-peace.org/ianfu-koubunsh…
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いわゆる第1次韓流ブームの頃、アジア映画雑誌の編集者としてイ・ビョンホンやウォンビンの取材に行ったが、日本の記者は「日本のどんなところが好きですか?」「日本の女性と付き合いたいと思いますか?」など毎回そんなことばかり質問するので唖然としたのをおぼえている。 twitter.com/nasukoB/status…
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バービーさん「じぶんの思想を出せる仕事は作家だと思い養成所に入ったが、見てくれでお笑いのほうへ行けと」「コンプレックスが武器になるのは差別の目線が根底にあるから」――こういう知的な女性を画一的な「キャラ」に押し込める日本のTVは、確実に多様性を阻んでいる。 twitter.com/action_tbs/sta…
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昨夜(今朝)の「朝まで生テレビ」では田原総一朗氏が他の発言を遮って持論をまくしたてる場面が多々見られたが、ゲストの東国原氏は「黙ってろよ、オマエは!」とは言わなかった。要するにこのひとは権威主義と女性蔑視(さらに民族差別も)の立場でしかものを言っていないのである。
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一緒に駆けているつもりでいたら、相手はすでにゴールに座ってた。 news.tv-asahi.co.jp/news_internati…
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子どもの頃からマジメな話をするのが好きなので、「そんなマジメな話はやめて、もっとたのしい話しようよ」と言われることに違和感がある。マジメな話がたのしいんだよ。
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「重箱の隅をつつくな」と言われそうだけれど、どうしても気になったので。この短いツイートのなかに、「伺い」が2回、「頂き(いただき)」が3回も出てくる。少なくとも「駆けつけて頂き」は「駆けつけてくださり」のほうが適当ではないかと。 twitter.com/AbeShinzo/stat…
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金属バットは、Aマッソとは違い、差別をめぐる文脈に対してどこまで意識的なのか判断を下せずにいたのだが、この漫才を観て、まったくなにも意識していないことがはっきりした。 buzzfeed.com/jp/ryosukekamb…
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TVアニメ「美味しんぼ」の原作漫画との決定的な違いは、「おしゃれ」ということに尽きる。アダルトコンテンポラリー全開のOP・EDに象徴されるように、バブル期日本の「夢」としての都会生活を丁寧に描写。そうしたディテイルが(絶妙な脚色とあいまって)雁屋原作のアクの強さを適度に中和してもいる。
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ブルーレイBOXに収録されているパイロット版では、山岡士郎の声を井上和彦ではなく千葉繁が担当。これは1985年にNHK-FM「カフェテラスのふたり」で放送されたラジオドラマ版を引き継いだ配役。意外な人選だが、初期山岡のアウトロー気質が際立ち、これはこれでわるくない。 nicovideo.jp/watch/sm102725…
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バブル期特有の空気感を反映した「おしゃれ」なアニメOP・EDとしては、日本テレビ系で同時期に放送されていた浦沢直樹原作の「YAWARA!」が挙げられる。ときたひろこ監督は、劇中では柔道着や制服を着ることが多い柔にいろんな服を着せてあげたい、という思いからこのようなOP・EDをつくったという。
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これは原作者の趣味の反映だが、「美味しんぼ」には物語じたい落語の演目を模していたり、劇中で落語を演じたりするエピソードも多い。「再会の丼」では「船徳」、「江戸の味」では「ねぎまの殿様」、「父のコロッケ」では「子別れ」という具合に。特筆すべきは快楽亭ブラック=青野武の口跡の見事さ。