177
「あっリングが傾くぞ……これは厳しい体勢！倒れるか！？倒れるか！？倒れ………な～～い！！」とか、「ああ！昨日の大雨で橋が流されてしまっていたーッ！まさか……この激流の中を……リングを担いだままで！！？」みたいなドラマが6時間くらいあったのかもしれない
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きんちゃく化されたうさぎ、このデフォルメ度でよくぞというくらい「さっきまで命だったもの」感が表現されていたので、生きていたことが本当に驚き
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だけどモチキンを恐れてるだけの一般市民とかならともかく、こいつは完全に（別キンと知る由もないとはいえ）復讐の権利がある奴なので、サプライズ札の切り方が上手いですね……
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被害者うさぎ、あの日におでんを買いに行きさえしなければ、レジの順番が一つ違っていさえすれば……と何度も思っただろうな
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タローマン、ちょっとあまりにも私好みの話だな……暴でも知でもなく、「狂」で戦うヒーローだ……ヒーローですらないのかもしれない
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先代戦隊がいるタイプのスーパー戦隊は意外とよくいるけど、ドンブラザーズみたいに本当に縁もゆかりもないどこかの人が先代だった可能性があるやつは珍しいだろうな……
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でもタロウ以外のドンブラザーズの面々は別に完全な正しい心があって正義の味方やってるわけではないのがポイントだよね 承認欲求や心の甘さでやってる奴も沢山いて、それでも結果として「ヒーロー」であるから戦士として適合している
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「あの時ヒーローになっていれば」と思ってしまった人間の話なんだ……！この人はクズだけどめちゃめちゃいいなこれ
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ジロウ、普段使いするにはちょっと造形がヤバすぎるのであんまり出番なくても納得するしかないんだよな
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話を聞いたりその場の揉め事を収める程度で、答えを求められても答えを与えるわけではない、自分自身のスタンスにすら答えや善悪を用意しているわけではない（ので特に信念もなく人を助けている）の、確かに仙人っぽい振る舞いだなあと思う
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というか、先代サルブラザーにあの問いかけをさせておいて、「君はあの時戦士になるべきだった」とか言わず、こいつの暴走をただ受け止めてやって終わりにするのもなんかデリカシーがあっていいな 井上世界のヒーローはかなり過酷な存在だから、誰にも「なれ」なんて言えるものではない
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ドンムラサメ、登場から一貫して敵対しているし、特に善行は働いていないはずなのに、あのジロウと戦わされてばっかりなせいでなんとなく応援したくなってしまい、好感度が上がっているという不思議なテクニックが用いられている
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そもそもタロウ自身がオトモがそんなに代替わりしてたの知らなかったの？って思ったけど、言われてみればこのシステムなら全ての変身者がもとの体型に関わらずオトモのアバターで直接転送されてきていたわけだし、特別なイベントがない限り変身者の発覚や交流もないから知らなくても不思議じゃないよな
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頼家くん、甘い部分はあるけど熱意はあるしなんだかんだ能力もあるし……って感じだったのに、こんな一週で格が下がることあるんだ
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時政パパ、本人は人格全振りだけど隣に知能全振りのりく殿がいるから総合スペックが強いってユニットなんだな
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「別に？だがあいつにいられると何かと……話が進まないんでね」一度言ってみたい台詞すぎる……
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そして小四郎は既に梶原殿の完璧な非情さまでをも受け継いでいる……！！さ、最悪にして最高の継承イベントだ
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あと、これまで胡散臭くてもなんだかんだで善玉だった三浦くんがいきなり牙を剥くのもめちゃくちゃ怖くてよかったな～……こんな流れで謀略発動されたら梶原殿も予測できるはずがないぜ
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根底に自分自身の優秀さへの確固たる自負みたいなのがあったのがよかったよね梶原殿 一般的な尺度の私利私欲はなかったのにも関わらず、そういう「俺は凄いので何でもできる」というある種傲慢さがあったところが人間らしくて好き
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梶原殿が去っていった後で「梶原殿は西に向かうつもりだ」と一発で小四郎に看破させて、もはやこの男は闇の知性においてもあの最強暗躍ユニットに並ぶまでになったのだ、という描写も最小限の台詞でめちゃくちゃ熱くて良すぎましたね……
200
これも梶原殿が最後に小四郎を騙そうとしたとかいう見せ方じゃなくて、自分のロールを継ぐものとしての最終試験を課して、そして小四郎は見事に正解してみせた、って見せ方だったもんな……両方格が高いままなのよ
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