文春が報じたNTTによる総務省幹部の高額接待は衝撃的です。旧郵政や旧自治などが2001年に統合された総務省にとってNTT監督は根幹業務の一つ。その担当幹部の谷脇氏がNTT“迎賓館”で何度も高額接待を受けていたとは。98年の大蔵省接待汚職と似た構図で、重大な事態だと思います asahi.com/articles/ASP33…
菅首相会見。幹事質問以外に、十数問の質問が出ましたが、フリーの江川記者などごく一部がその場での質問だった以外は、大半は事前通告の質問のように見え、菅氏はメモを読む会見に逆戻りし、迫力不足でした。“ぶら下がり”は北海道や朝日ら総理番記者の奮闘で活性化しているのと比べ、落差が大きいです
菅首相会見。“ぶら下がり”は、総理番の頑張りで他国同様の丁々発止のやりとりになりつつあるのに比べ、今回の記者会見は事前通告の質問ばかりに見え、米WHら主要国ではありえない会見が続いています。首相が質問に答えていないのに、記者が再質問しない、できない点は特に問題で、即座に改善すべきです
東日本大震災から10年。この「海からみた被災地」は、スマホでスクロールするごとに海面下の深度が深くなっていきます。各地の海底の、震災から10年後の姿がわかり、考えさせられる優れたコンテンツだと思います。是非ご覧ください。 asahi.com/shinsai_fukkou…
→「今回の調査結果には、谷脇氏らと同様にNTTから接待を受けたと報じられた山田真貴子・前内閣広報官は含まれていない。すでに退職したから調べないという判断ならば、理解できない。体調が回復し次第、調査への協力を求めるべきだ」 asahi.com/articles/DA3S1…
→“ニチイ側は、日本での在留を希望した107人に対し「退職後は、ニチイからの支援はすべて必要なく、放棄する」などとニチイ側が事前に用意した「確認書」にサインさせたり、自由回答で「今後ニチイの支援を受けません」との趣旨の確認書を書かせたりしたという” tokyo-np.co.jp/article/90310
東日本大震災のとき、私は米ワシントン駐在でした。3月11日はたまたまオバマ大統領の会見が予定されており、震災を受けて会見は遅れてスタート。オバマ氏は会見冒頭で、日本について用意したコメントを読み上げただけ。オバマ氏の率直な思いを聞きたくて、声を張り上げると、大統領が当ててくれました
2011年3月11日、オバマ大統領の会見で日本の震災への思いを尋ねました。大統領は“胸が張り裂ける思いだ”と吐露。“自然災害に直面すると、文化や言葉の違いはあっても人類は一つだと感じる。そんな時に考えるのは自分の家族のこと。愛する人を失ったらどんなにつらいだろう、と” との言葉が印象的でした
あまりにもひどい話で驚きました。銀行の多くはSDGs支持を掲げていますが、こんなことをしているのなら、SDGsの5の“ジェンダー平等”や16の“平和と公正”など多くの目標の精神に反する行為で、銀行はSDGs支持の看板を下ろすべきだと思います。銀行はこの慣行を廃止し、社会の育休取得を促進するべきです twitter.com/masamichisugam…
全く同感です。これは武田総務大臣から、部下である総務省の鈴木電波部長に対する明らかな指示であり、それがマイクにとらえられるほど大きな声で行われています。「野党が問題視」というレベルの話ではないと強く感じます。 twitter.com/miura_hideyuki…
武田氏が可能性を認めた「記憶がないと言え」という発言。これは大臣自身が事の重みを認識したうえで、部下の鈴木電波部長に「記憶がない」と言うように指示、つまり隠蔽を指示したことに他ならないと思います。武田氏の責任は重く、明らかに辞任に値する重大発言だと思います mainichi.jp/articles/20210…
このCMには、若い女性について、制作した男性とみられる人たちの固定観念が伺えます。CM取り下げは当然ですが、そもそも「誰がどのような経緯で制作し、仕上がったCMに誰がゴーサインを出したのか」という部分に問題の本質があり、それを明らかにする必要があると思います。 asahi.com/articles/ASP3S…
菅首相による、大阪、兵庫、宮城での「まん防」初適用のぶら下がり。“大阪などで緊急事態宣言解除が早すぎたのではないか?”など総理番記者が矢継ぎ早に質問し、興味深いやりとりでした。兵庫、大阪の感染対策が十分だったかを問われ、菅氏が「十分かどうか知りませんけども、」と答えたのは驚きました
菅首相による「まん防」初適用のぶら下がり。若手総理番記者の矢継ぎ早の質問や更問いが定着し、表情や言葉から菅氏の本音も垣間見え、キャップらが参加する記者会見よりも中身が濃いと感じます。記者会見も、事前に質問を教えるのをやめ、再質問を行い、他の主要国同様の“普通の会見”に改善すべきです
→「公務」を行う官邸で、「派閥」の色合いが強い会合を開くことは異例。坂井氏は報道陣の取材に「意見交換の場として使った。今後は控えたい」と述べた。坂井氏によると、メンバーから「官邸でやってみたい」との意見もあって開催したという 官邸の私物化で恥ずべき行為です asahi.com/articles/ASP41…
新型コロナのワクチンの累計接種回数。100人あたりでは、日本は0.8人で世界各国に比べてかなり遅れています。米国は45.3人、中国は8.6人、ブラジルは9.1人。主要国のなかで遅れているだけでなく、新興国と比べても日本の累計回数は著しく少ない状況で、気がかりです。 vdata.nikkei.com/newsgraphics/c…
米グーグルが15日朝、「グーグル・アース」で過去約40年間の世界各地の変化が分かる「タイムラプス」の3D版の提供を始めました。これまでは2Dでしたが、これが3D化。この米アラスカ州のコロンビア氷河はこの間、約19キロ後退。立体的な画像で変化を目にすると、地球温暖化の影響の大きさを痛感します。
日米首脳会見。東京五輪についてバイデン氏が全く触れなかったのが印象的でした。菅氏は「開催を実現する決意を伝え、バイデン大統領からはこの決意に対する支持を改めて表明していただいた」と説明。“決意”を支持しているだけで、大統領は開催への支持を表明したわけではなく、日米の温度差を感じます
日米首脳の会見。日本の記者2人が菅首相だけに聞き、なぜバイデン氏に質問しないのか理解に苦しみます。対中政策も、五輪対応もバイデン氏に聞くべき。ロイター記者は菅氏に「公衆衛生専門家が日本は準備できていないと言っているのに、五輪開催は無責任では?」と質問しましたが、菅氏は無回答でした
日米首脳会見。バイデン大統領があと3ヶ月に迫る東京五輪に触れなかったのは異例だと思います。菅氏の説明によると、バイデン氏は開催実現に向けた菅氏の「決意」を支持しただけ。大統領は2月に「科学に基づいた決断を」と言及しており、バイデン政権には日本のコロナ対策への不満があるように感じます
北角さんと学生時代からの友人という東京新聞記者の望月衣塑子さんは「北角さんたちが発信しなければ、私たちはミャンマーの現実を知ることができない。市民への弾圧をやめるのはもちろん、北角さんをはじめ拘束されているジャーナリストを早期に解放してほしい」と呼びかけた asahi.com/articles/ASP4N…
菅首相会見。東京新聞記者、フリーの江川記者が「コロナ拡大が続く際に五輪を中止する判断基準はないのか」と3度も聞いたのに、菅首相は答えませんでした。江川記者は唯一、再質問もしましたが、司会が妨害。記者が再質問しないのは日本の首相会見の大きな問題で、官邸記者側の改善が急務だと思います
菅首相会見。五輪開催を巡り、菅首相が「IOCが決めている」と説明したのに対し、フリーの江川記者が「IOCが日本人の命に責任を持つわけではない」と再質問したのは鋭い指摘でした。菅氏は正面から答えず、江川氏が再度質すと、司会が妨害。会見では再質問こそ重要で、官邸記者たちも再質問するべきです
菅首相会見。再度の緊急事態宣言に至った菅氏の政治責任を質したジャパタイ杉山記者や、五輪を中止する場合の判断基準を聞いた東京・清水記者とフリーの江川記者ら重要な質問が出ているのに、“再質問は不可”という他の主要国にないおかしなルールのせいで首相会見は質疑が深まりません。改善が急務です
→日本に足りないものは何か。「科学的なデータ分析とそれに基づく戦略。これが決定的に欠けています。緊急事態宣言を出したり、引っ込めたりと、昨年4月から同じことを繰り返してばかりです」 asahi.com/articles/ASP4R…