続2)米パンデミック専門家のナゾ氏。韓国は、新型コロナウイルスの検査を大幅に拡大して、感染減少つなげており、日本にとってモデルになるという見方でした。昨日のホワイトハウス(WH)の会見でも、高官らが繰り返し指摘したのは、韓国の例。米国は韓国をまねてドライブスルーの検査を拡大します(続
続3)安倍首相は昨日、日本は「爆発的な感染拡大には進んでおらず、一定程度持ちこたえている」との認識でしたが、昨日のWH会見では日本への言及はなく、信頼できるデータとして何度も言及があったのは韓国でした。日本は検査数が少なく、実態がよく分からないというのが米専門家の認識だと思います(続
続5)米国は、「封じ込め」のために検査を急拡大する方針です。日本は、「封じ込め」をしているはずなのに、検査を拡大しようとしていません。日本の専門家の間で、検査はそれほど必要ない、と言っている人の意見は、すでに感染が広がった後の「ミティゲーション」を示唆しているようにも聞こえます(続
続4)米専門家たちは、2段階の対策を指摘しています。「封じ込め(コンテインメント)」の時期には、できるだけ検査を拡大し、クラスターをつぶす。しかし、感染が社会に蔓延したあとは、病院などの社会機能の維持を優先し、検査よりも、影響の「軽減(ミティゲーション)」を優先するというものです(続
続6)日本が「封じ込め」の段階なのか、「ミティゲーション(影響の軽減)」の段階にすでに移行してしまっているのか、日本の専門家たちは説明すべきだと思います。「封じ込め」の段階なら検査拡大が必要でしょうし、「軽減」段階なら、既に感染が拡大しているという実態の正直な説明が必要だと思います。
→「朝日新聞官邸取材キャップの携帯電話に報道室から電話があり、「各社にどんな質問をするか聞いている」として質問内容を尋ねられた。キャップは答えず、質問が尽きるまで会見を行い、フリーの記者も含めて、公平に当てるよう求めた」 官邸クラブ、変わり始めています asahi.com/articles/ASN3G…
米国では、検査の少なさが指摘されてきたトランプ政権が、米国内で厳しい批判を浴び、検査拡大に大きく転換しました。検査を拡大して、ウイルスの場所や量を把握できないと、効果的な対策を打てないからです。検査拡大に消極的な日本は、新型コロナ対策で各国から取り残されていっているように感じます twitter.com/KamiMasahiro/s…
米国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長は12日に米議会で、米国内で必要な量の検査ができていないことを問われ、「これは失敗です。それを認めましょう」と率直に謝りました。その後、米国では、ファウチ氏らが先頭に立ち、検査拡大を進めています。科学者らしい誠実さを感じます。
カリフォルニア州のニューサム知事がたったいま、州全域に、自宅にとどまるように求める命令を今夜出す、と発表しました。約4千万人の全州民が対象です。不可欠な行動以外では、家から外出しないように求める、実質的な外出禁止命令です。同州が、新型コロナウイルス対策で、非常に強い措置に出ました
カリフォルニア州で今夜、実質的な外出禁止命令が、約4千万人の全州民に出ます。ニューサム知事は、対策をとらなければ、「8週間で、州民の約56%に当たる2550万人が新型コロナウイルスに感染する」との推計を出したばかり。そうした事態を防ぐため、州では全米初となる強い措置を打ち出しました
米国の感染者数が8万2千人を超え、世界最多になったと報じられています。米国の検査数が55万2千に上るのが感染数拡大の背景です。当初、検査の遅れが指摘されたのは日米同様ですが、米国は検査を急拡大し、状況把握と対処に努めています。日本の検査が約20分の1の約2万5千人にとどまるのとは対照的です twitter.com/CBSNews/status…
東京新聞:日本の状況「世界が当惑」 感染増を回避、理由分からず:社会(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/s/article/2020…
東京都のPCR検査実施件数/相談件数が=1.6%では、感染が起こっている場所・地域の把握ができないでしょうし、封じ込めも無理だと思います。検査にあまりにも消極的だったことは、経路の分からない感染を各地で生み、都民ら、多くの人たちを危険にさらす結果をもたらしているのではないでしょうか。 twitter.com/koike_akira/st…
安倍首相会見。冒頭の共同通信記者の質問は、かみ合っていないように感じました。会見前に用意・通告している質問だったせいで、首相が実際の会見冒頭コメントで説明を終えた内容を、記者が改めて聞いた感じになり、ちぐはぐでした。事前通告は、世界からみれば非常識な悪弊です。すぐにやめるべきです
安倍首相会見。中継を見る限り、事前通告と思われるやりとりばかりで、がっかりしましたが、ジャーナリストの神保さんや江川さんの質問はその場の丁々発止であり、首相の回答には本音も見え、興味深い内容でした。逆に言えば、質問を事前に教えている官邸クラブ記者の存在意義が問われていると思います
安倍首相会見。日本のPCR検査の少なさを神保氏が聞いたのに対し、首相は「たしかにPCR検査の数は少ない」「日によって非常に少ない日がある」と認め、厚労省に「しっかりPCR検査やってくださいと言っている」と吐露。PCR検査拡大は各国の対策の基本です。首相もこう言っているなかで検査拡大は急務です
安倍首相会見。首相が基本的に手元のメモに目を落としながら答えている様子を見ていると、その場での即興の質問は、フリーの神保氏と江川氏の質問と、時事通信記者の質問の一部、にとどまっていたように感じました。主要メディアの多くの記者が事前に質問内容を教えているように見え、落胆しました(続
続3)首相会見という日本最高峰の会見が、主要社による事前通告の質問が多く、意義を失う一方、フリーの2人の良い質問で辛うじて面目を保ったという今日の姿を、主要社記者はよく考えるべきです。主要国でこんなやらせ会見をやっているのは日本だけです。官邸クラブの存在意義が本当に揺らいでいます
続2)そして神保氏のPCR検査にからむ質問で、首相が「検査数が少ない」という世界からの批判を、実は気にしていることがわかったのも、本人の胸の内が見える、興味深い応酬でした。それに比べ、事前に質問を首相側に教え、やらせに加担し、読者を裏切っている記者たちは自らを恥じるべきだと思います(続
続1)記者会見の醍醐味や意義は、首脳の率直な考えを引き出す点にあります。だから、筋書きのない丁々発止のやりとりが必要です。江川氏の「イベント自粛を求めるなら、補償が必要では」との問いに、首相は「損失を補填する形で、税金でそれを補償することは難しい」と回答。首相の本音が見えました(続
日本で「若い人の多くは重症化しない」との説明が依然多いようですが、米国では入院患者の38%が20歳〜54歳だったとのCDCの調査結果が出て、認識が変化しています。東京都の28日の感染者63人の内訳でも、50歳未満の人が24人で、38%。若い人も注意が必要だと思います。  nyti.ms/3bdE1yN
志村けんさんの死去、ショックでとても悲しいです。 25日夕刊には、志村さんが17日に倦怠感を覚え、自宅で静養。19日から発熱や呼吸困難の症状があり、20日に都内の病院に肺炎で入院。23日に新型コロナ陽性が判明した、とあります。 何日も自宅療養させ、検査も遅い日本の仕組みに強い疑問を感じます
米国の検査数が100万を超えました。トランプ氏は30日、「100万人を超える米国人が検査を受けた」と強調。日本では、厚労省の30日の発表で、検査人数は約2万9千人(検査件数は28日までで約5万1千)。両国とも検査の遅れが指摘されてきましたが、日本の2.6倍の米国の人口を考慮しても、対応の差は明白です
東京の米国大使館が出した勧告。日本の現状について「日本政府による、検査を幅広く行わないという決定は、(日本の)蔓延率の正確な評価を困難にしている」という記述は、米政府の率直な見解です。これが日本に対する世界の見方で、WH会見でも言及されるのは韓国などが多いです jp.usembassy.gov/health-alert-u…
「3密を避ける」というのは日本特有の言い方で、米欧では「stay at home 自宅にいて」が基本メッセージ。米国で他人と6 feetの距離をとるのは、食料購入など必要不可欠な外出の際だけです。「密」という外出が前提で、数字のない抽象的な言葉より、日本もstay at homeをメッセージの軸に据えるべきです twitter.com/MasuzoeYoichi/…