安倍首相会見。首相の責任や認識を問う質問が少なく、良い質問は、NHK記者の「判断のタイミングが遅すぎるという批判にどう答えるか」、イタリアの記者の「失敗したらどう責任をとるか」など僅かでした。事実関係を巡る細かい質問が多すぎ、記者の側の質問力不足や迫力不足を感じざるを得ませんでした
安倍首相会見。記者はその場で首相にしか聞けない、本人の本音を探る質問をすべきだと思います。その意味でイタリアの記者が「失敗したらどう責任をとるのか」と迫り、首相が「最悪の事態になった場合、私が責任をとればいいというものではない」と語ったのは、本音が垣間見え、興味深いやりとりでした
CNN記者が宣言初日の東京の通勤ラッシュをツイートしています。外出禁止令下のシリコンバレーでは限定職種以外は通勤できないので、日本の様子に驚きました。米国では通勤NGが禁止令の中核部分。だから効果が出ています。日本で依然多くの人が通勤している写真を見て、宣言の効果に不安を感じました(続 twitter.com/willripleycnn/…
続)東京では感染リスクを心配しながら通勤している方が多いと思います。安倍首相が原則、在宅勤務を要請する一方、小池都知事は休業要請業種の発表を先送りし、全体のメッセージが曖昧です。行政が「通勤NG」を明確にして支援態勢を整えないと、働く人も不安で、措置の効果も限定的になると感じます。
日本のPCR検査は4/11で累計約7万4900人。4/8〜4/11は前日比で約2900増から約6200増の間で推移し、依然、それほど増えておらず、感染実態が見えぬままだと思います。米国は最近は前日比15万人増のペースで増加し、累計250万人超に。日米の検査人数の差がかなり広がりました asahi.com/articles/ASN4C…
安倍首相が「自宅にとどまる」メッセージを出すこと自体は良いことだと思いますが、動画のなかの首相の、緊張感のあまりのなさに驚きました。緊急事態宣言下の今、本来は富ヶ谷の自宅でなく、公邸で24時間態勢で状況を監視するべきです。入院するまで公邸から発信した英首相との落差が大きすぎます(続 twitter.com/abeshinzo/stat…
続)ジョンソン英首相は、感染して体調が悪いなかでも、英官邸の隣の公邸から、必死にメッセージを出し続けました。動画で安倍首相は、官邸から離れた都内の自宅で緊張感なくリモコンを操作。自宅でも即応態勢はある、と強調するでしょうが、首相がどこまで事態を深刻にとらえているのか疑問を感じます twitter.com/BorisJohnson/s…
批判に押されて首相が、1人10万円給付に動いたのは、世界の流れに沿う動きで朗報ですが、日本がいまだに世界に大きく遅れているのが、PCR検査の拡大です。首相が倍増を明言しても、日本の検査数は大きく拡大していません。世界同様に検査を拡大しなければ、日本国内の感染拡大は止められないと思います twitter.com/asahi/status/1…
安倍首相会見。官邸クラブの記者の質問はほぼ事前通告されているようにみえ、首相も手元の原稿を読む姿が目立ちました。通告していないのは神保さんらフリーの2人の記者ら、ごく一部に見えました。主要国の首脳会見で記者が質問を事前通告しているのは日本だけで、記者倫理に関わる、恥ずべき行為です
→13日には朝日新聞官邸取材キャップに報道室から電話があり、質問内容を尋ねられた。キャップは答えず、質問が尽きるまで会見を行い、フリーの記者も含めて公平に当てるよう求めた 同僚の東岡記者のように、官邸の他社の記者も質問通告を拒むべきです asahi.com/articles/ASN3G… #新型コロナウイルス
米ツイッター社が在宅勤務を「永久に」OKにすると公表しました。サーバー管理など出社が不可欠な一部の従業員をのぞき、日本を含む全世界の従業員が対象です。コロナ後の世界を見据えた動きが米国で始まっています。米IT大手の働き方はコロナを機に、大きく変わりそうです。 asahi.com/articles/ASN5F…
安倍首相会見。官邸クラブの多くの記者の質問は緩く、首相に切り込む姿勢が乏しく、迫力不足でした。厳しい質問をするフリーの記者は参加できていないようで、同僚の朝日・星野記者は検察庁法改正案を質しましたが、首相は「国会のことは国会が決める」と建前論。再質問ができぬ仕組みは大きな問題です
陸上イージスの計画停止。もっと早く停止を決断すべきでした。米朝がかなりの緊張状態にあったトランプ政権初期の2017年に決まった話で、その後は米朝首脳会談もあり、環境は大きく変化していました。迷走は明らかだったのに、決断を遅らせた政権の責任は重いと思います。 asahi.com/articles/ASN6H…
急成長する米Zoom (ズーム)が、中国の天安門事件関連のオンライン会議3つを中止させていました。同社はブログで、中国政府からの中止要請を公表。米国では大学などでのズーム授業が広がっていますが、中国の検閲に加担するサービスは使うべきではない、という声が出ています asahi.com/articles/ASN6F…
安倍首相会見。前日まで自民党だった現職国会議員2人が逮捕された日にもかかわらず、質問した官邸クラブの記者からは、事件の質問自体が少なく、首相に鋭く迫る姿勢も全く感じられず、愕然としました。ホワイトハウスなど他の主要国の会見なら、首脳の責任を問う質問で埋め尽くされると思います。
安倍首相会見。最後に友人の英JANESの高橋記者が指されたことはよかったですが、厳しい質問をするフリーの記者が当たる場面がなく、同僚の朝日記者の質問もなく、緊張感に欠けるかつての首相会見に戻ってしまったように感じました。官邸記者たちの姿勢の緩さは、世界から見ると異例で、とても残念です
安倍首相会見。記者が再質問しないことに強い違和感を覚えます。河井夫妻逮捕での自らの責任に、首相は「一層、襟を正す」などとおざなりな答え。が、質問した記者たちは、自分が事前に用意した質問をするばかりで迫力不足でした。米欧では首脳のその場の発言を多くの記者が再質問し追及するのが常です
自民党の”もやウィン”のダーウィン進化論誤用。同僚の記事を読み、英ケンブリッジのサイトを参照しましたが「ダーウィンは決して言っていない」と明言しています。自民広報は「わかりやすく理解してもらう」と説明しているようですが、完全な誤りであり、すぐに撤回すべきです darwinproject.ac.uk/people/about-d…
→東京地検特捜部「経産相を辞し、公の場で事実を認めて謝罪したことなどを考慮」「公選法を軽視する姿勢が顕著とは言えない」 捜査する側の特捜部が、菅原氏を懸命に弁護しているようで、唖然とします。辞めたのは大臣職だけで、謝罪もわずか9日前。検察の変質を感じます this.kiji.is/64878929979819…
安倍首相会見。主要国の会見との大きな違いは、首相のおざなりな答えに、記者が再質問しないことです。再質問できないルールは世界から見れば異質で、撤廃すべきであり、そもそも記者としての責任感があるなら、ばかげたルールに構わず再質問すべきだと思います。再質問なしに首相の本音には迫れません
菅原氏の不起訴処分(起訴猶予)で不可解なのは、本人の謝罪後、すぐに特捜部が「公の場で事実を認めて謝罪したことなどを考慮した」と説明して、不起訴にしたことです。昨年10月に大臣を辞めた菅原氏は今月16日に突然会見して謝罪。その9日後に不起訴に。連携しているかのようなタイミングで不自然です twitter.com/toshihikoogata…
米フェイスブックへの広告ボイコット。米パタゴニアは「FBは長年、危険なプロパガンダの拡散を止める十分な施策をとってこなかった」と批判しています。最近大きかったのは、トランプ氏の投稿を巡りTwitterが何度も警告した一方、FBは放置していること。FBの姿勢が浮き彫りになり批判が高まっています
米NYTが、アップル・ニュースから離脱しました。NYTに取材すると、「有料読者と直接関係を築く我々の戦略に合致しない」「質の高い発行人は正当な対価を支払われるべきだ」との説明。NYTはデジタルの有料会員がすでに500万人以上。その自信が、巨人アップルをも袖にできる、独自路線を可能にしています
3日の菅官房長官会見。菅氏は質問時も下を向き、答えも事前に用意した原稿を長々と読むばかり。多くの記者は事前に質問を教えているようにみえ、米国ではありえぬ光景です。朝日や毎日はその場で聞いているように見えますが、菅氏は短く答えるだけ。会見に緊張感がありません kantei.go.jp/jp/tyoukanpres…
続1)官房長官会見。コロナ対策は重要ですが、菅氏がマスクを外し、席も空いているなかでは、より多くの記者の参加を認めるべきです。記者会も他の記者を排除するのでなく、参加を広く認め、質問の内容で競い合うべきです。ホワイトハウスでは外国人記者の私に、米記者たちは門戸を開いてくれました(続