日本の官邸での安倍首相や菅長官の会見の際、長谷川広報官や上村室長が司会に立って記者の質問を制限するやり方も、主要国では日本ぐらいでしかやっていない恥ずべき悪弊です。日本の会見を、普通の主要国レベルにするためにも、官邸スタッフによる司会は、記者会側がすぐにやめさせるべきだと思います
米ワシントンポスト紙のWH担当で友人のデビッド・ナカムラ記者@DavidNakamura とお茶をしていて、日米の会見の話に。「日本の官邸の会見は一問一問、同じ記者が挙手して名を名乗らないといけない」と説明すると、「Weird(変なの)!」と呆れた様子。再質問を妨げる官邸会見の悪弊、すぐにやめるべきです twitter.com/ToshihikoOgata…
菅長官会見。東京新聞の望月記者が質問できなくなっているというのは、あまりにひどいと思います。官邸側は、彼女に質問が届かぬよう会見を打ち切ろうとするのでしょうが、そこは幹事社や各社が連携し、彼女も質問できるようにするべきです。ホワイトハウスでは、外国人記者の私を皆が助けてくれました twitter.com/ISOKO_MOCHIZUK…
続2)トランプ大統領ら世界の政治家は、会見で自ら記者を指し、丁々発止でどんな追加質問が出ても答えようとします。司会者を置いてバッファーを設ける日本の政治家とは大きな差です。会見の場ですら機敏に反応できない日本の政治家が、世界の首脳とサシで渡り合おうとしても、到底かなわないと思います
続1)上村報道室長の司会も、記者会側がルールを変更し、廃止すべきです。大統領会見でも、WHのブリーフでも、大統領ら本人が、自分で記者を指します。米大統領会見で、司会が登場するのは、日米首脳の共同会見のときぐらい。非常識なことを世界に持ち込む日本政府の会見は見ていて恥ずかしいです(続
菅官房長官会見で、質問一問ごとに指してもらい、同じ記者が何度も名乗る仕組みは本当に時間の無駄で、すぐに廃止すべきです。ホワイトハウスを含め、主要国でこんなことをやっている国はありません。質疑の深まりを避けたい当局側の思惑は明白で、会見を主催する記者会がルールを変更すべきです(続
14日の菅官房長官会見で、同僚の朝日・安倍記者が幹事社として、会見の時間をきちんと確保するように長官に要望していたのですね。12月のテレ東記者に続き、非常に重要な動きです。上村室長の司会はもうやめさせたほうがよいのではないでしょうか。質問一問ごとに名を名乗る仕組みも廃止すべきです。 twitter.com/ISOKO_MOCHIZUK…
菅長官会見。「桜を見る会」を巡る朝日・安倍記者の質問に、菅氏が意味不明瞭な答えをしたところ、北海道・金子記者が「いまの質問、答弁、答えられてないように思う」と再度回答を求めました。社を超えたこうした連携は極めて大事で、米WHではこうやって質疑を深めます。 kantei.go.jp/jp/tyoukanpres…
菅長官は、質問にきちんと答えないことが多くなっており、各社の記者が連携して、不明瞭な回答をただすことが大事だと思います。ホワイトハウス(WH)の記者は日常的にそうしていますし、先日のゴーン氏の会見でもCNN記者が質問を深めるシーンがありました。官邸の記者たち、粘り強く頑張って欲しいです
#就活がしんどい理由 この写真に凝縮されているのではないでしょうか。日経新聞が2010年の記事で掲載した日本航空の「現在」と、「1986年」の入社式の差です。就活で、学生たちは「個性の否定」「同調圧力」という日本の悪弊に否応なくさらされ、同化を余儀なくされる。それがしんどい理由だと思います
この記事には大学の就職支援部の「最近は優等生タイプばかりに企業の目が向き、内定が集中する」のコメントもあり、今もあまり変わらないと思います。まずは企業の側が「就活スーツで来ないでいいよ。むしろ没個性でマイナスかも」というメッセージを発するべきだと思います。#就活がしんどい理由
桜を見る会名簿の再調査。官房長官会見で追及を続けてきた記者の努力が、政府を動かしたと思います。まだこれからですが、北海道、東京、西日本、毎日、朝日の各記者に引き続き追及して欲しいですし、傍観している他社の記者にも今からでも遅くないですから加わって欲しいです asahi.com/articles/ASN1G…
そしてゴーン氏は、社費流用で仏検察の捜査が進む、フランスへの渡航も避け、レバノンに逃げました。私は、人質司法と国際批判される日本の司法は大問題で即座に改善すべきだと思いますが、ことゴーン氏の行動については、一貫しているのは「有罪から逃げたい」という行動原理でしかないように思います
ゴーン被告が会見で訴えたように、「公正な裁判を受けたい」なら、米SECと和解せずに、米国で裁判に持ち込んで最後まで戦えば、その希望は完全に実現できました。にもかかわらず、SECとの和解を選んだのは、本人に弱みがあったからで、「集中する」はずだった日本の裁判からも本人は逃げました。
ゴーン氏がCNBCに、報酬過少申告でSECに制裁金を払って和解した理由を聞かれています。私が一番聞きたかった質問で、”日本に集中するため”、”2戦線はtoo much”。米国の裁判を避け、日本に集中と言いながら逃亡したのは、公正な裁判を受けたい、という主張に完全に矛盾します cnbc.com/video/2020/01/…
ツイッターのリプライの仕組み変更は、年内は「実験の世界への拡大」で、全ての人が使えるようになるのはその先だそうです。米ツイッターはlaunch the feature globally later this year(機能を世界で年内にロウンチする) と言っていたので、再度確認したところ、年内は「実験の世界への拡大」とのこと
ツイッター上で年内に始まるリプライの仕組みは、ツイッター上の会話を大きく変えることになると思います。心ないリプライ、攻撃的なリプライ、ツイッター上のいじめ、に悩まされていた人がこれまで多かったと思いますが、今後は、自分以外の一切のリプライを禁じることも可能になります(続 twitter.com/ToshihikoOgata…
続)「グループ」→リプライできるのは自分がフォローする人とメンションする人のみ、 「パネル」→そのツイートでメンションする人のみ、 「ステートメント」→リプライできるのは自分だけで、他人は一切できない、 の計4種類になります。米国で3月末まで実験を行い、年内に世界でスタートします。
ツイッター上でのリプライの仕組みが大きく変わります。米ツイッター社に確認し、画面のイメージももらいました。年内に始まる仕組みでは、他人からの一切のリプライを禁じることもできるようになります。ツイートを作成するときにリプライできる人を選ぶことができ、「グローバル」→だれでも可能(続
続9)日本の記者も頑張って聞いたと思います。ただNYTやCNN、英記者のようにもう少し突っ込んだ、より本質的な質問ができればもっと良かったと思います。一方、ゴーン氏は「日本メディア」と自ら何度も呼びかけ、日本人記者に質問の機会を与えていました。そのゴーン氏の姿勢はフェアだと思いました
続8)日本からはテレ東記者が「あなたは日本の法律破ってここにいるわけだが、日本の人に考えを伝えて」。小学館の記者は「日本人記者があまりに少ない。なぜそういう選び方をしたのか。日本メディアに怒りがあるのか」「日本での勾留時の扱いについて我々には情報がないので、詳細を教えて欲しい」(続
続7)多くの外国人記者はゴーン氏寄りだろうと事前にみるむきが多かったなかで、実際は、英語圏の記者の質問は厳しい内容の連続で、私は彼らのフェアな質問に感心しました。法治国家の記者たちなだけに、ゴーン氏が国外逃亡という手段をとり、レバノンを選んだことを疑問視しているように見えました(続
続6)ニューヨーク・タイムズ紙記者の質問も厳しいものでした。「レバノンの司法制度が腐敗していると世界で広くみられているなかで、国際世論の前で、汚名を晴らせると本当に思うか」。ゴーン氏は「あなたの意見には同意しない。レバノンの人々は能力が高い」。
続3)さらにCNN記者はゴーン氏に「リスクをとって、フランスに行く気はないのか、(レバノンの)閣僚が身柄引き渡しはしないと言っているとしても」。私が質問したかった問いでした。ゴーン氏は「弁護士は国際手配と戦えるといっている。特に政治案件なら、それを抹消することもできる、と」と言う一方(続
続5)英テレビ記者の質問も厳しい内容でした。「あなたはこの件が残りの一生つきまとうことが心配なはずだ。なぜなら人々は、日本から箱に入って逃げ出すような人物は怪しい、火がなければ煙は立たない、思うから」と。ゴーン氏は「私が日本から逃げたのは、公平な裁判の可能性がゼロだからだ」(続