701
続10)ただ、番記者が発信し、記者会の現状を明かすのはとても良いことです。記事には「内閣記者会に事実確認せず」と問い合わせを容認する下りもあります。これを機にホワイトハウス記者協会@whca のようにツイッターで対話を始めるのはどうでしょう。ぜひ検討して欲しいです
mainichi.jp/articles/20200…
702
続9)記事を通じ、番記者たちの望月記者に対する不満は分かりましたが、大事なのは、記者同士の対立ではなく、記者が立場を超えて団結し、政権側にどう説明責任を求めていくかというもっと大きな使命感だと思います。番記者以外にも胸襟を開き、ぜひ団結して欲しいです(続
mainichi.jp/articles/20200…
703
続8)もし論座の記事にあるように、菅長官の夜回り拒否を受け、番記者が望月記者に「会見席で不規則発言をしないように」と求めていたとしたら、それは一種の圧力です。長官側とどんなやりとりがあり、望月記者に何を求めていたのかを、番記者は深く説明すべきだと思います(続
mainichi.jp/articles/20200…
704
続7)記事で分からないのは、望月記者のツイートに至る過程で、番記者が望月氏に何を求めていたかです。論座の記事には「望月記者が抗議した1月22日以降、菅長官は夜回り取材を拒み始めた」とあり、番記者が望月記者に数々の要請をした下りがあります。事実なのでしょうか(続 mainichi.jp/articles/20200…
705
続6)毎日・秋山記者の記事では、望月記者のツイートが事実に反する、と繰り返し説明しています。双方の意見が対立している状態ですが、記事では、長官側と番記者の間でどういうやりとりがあり、望月記者に何を求めていたのか、という重要な部分の説明が欠落しています。(続
mainichi.jp/articles/20200…
706
続5)記事には「望月氏は内閣記者会の所属ではないが、『加盟社の記者』として幹事に出席を認められている」とあります。正直、上からの目線を感じますし、同じ記者として対等に接したほうが良いと思います。その規則を緩め、多くの記者の参加を認めるのが、時代の流れです(続
mainichi.jp/articles/20200…
707
続4)記事では「特定の記者を『指させない』と決めたり、話し合ったりしたことは一切ない」とあります。それは良いことなので、ならば、望月記者がほとんど当たらなくなっている、という実態を改善することを通じて、その番記者たちの良識を実証すべきだと、私は思います。(続
mainichi.jp/articles/20200…
708
続3)記事は、菅長官の会見時間が短く、番記者を当てて終わってしまっているのだーーという趣旨です。しかし、そこは会見を主催する内閣記者会や進行役の幹事社が、会見時間の確保と番記者以外の記者が質問できるように運用を改善すべきです。米WHのように透明化が必要です(続
mainichi.jp/articles/20200…
709
続2)秋山記者は、「望月氏が(東京新聞の)長官番に質問を依頼することは可能だ」とも書いていますが、記者は問題意識を持つ本人が質問すべきなのは自明です。記事からは、番記者には優先権があって当然という特権意識が感じられますが、そうした古い意識は捨てるべきです(続
mainichi.jp/articles/20200…
710
続1)秋山記者は「菅氏は会見で、まず各社の長官番を指すことが多い」と書いていますが、そこは進行役の幹事社が、番記者とそれ以外の記者が区別なく当たるよう運用を改めるべきです。ホワイトハウスの会見は6年前から運用が改善され、外国人記者も会見途中で当たります。(続
mainichi.jp/articles/20200…
711
毎日・秋山記者の記事。菅番記者の本音が出ていて非常に興味深く読みました。記事を読んで思うのは、そもそもなぜ「進行役を担う」幹事社が、東京・望月記者が質問できるような運用をしないのか、という根本的疑問です。望月記者が質問できていれば問題は発生していません(続 mainichi.jp/articles/20200…
712
米ツイッターが、フェイク動画や写真に「情報操作」ラベルをつける取り組みを、日本を含む全世界で3月5日から始めます。ディープフェイクなどの広がりに対応するもので、そうしたツイートには、「操作されたメディア」という注意書きが付記されるようになります。 asahi.com/articles/ASN25…
713
714
続7)私は記者の仕事は、例えれば、「王様は裸ではないか」と率直に質すことだと思います。当局が恐れるのはシンプルで本質的質問です。当局側からの「君は僕たちの仲間の優秀な記者だから、あんな質問、まさかしないよね」という分断戦略に負けず、他社の記者を守って団結し、当局と対峙して欲しいです
715
続5)伊藤詩織さんの事件で、官邸や官僚がどう動いたのかは、BBCら世界のメディアが注目する重要な論点です。自らに近い関係者に甘い対応していたのではないか、という権力の濫用にからむ、とても本質的な問題だからです。望月記者の質問のあと、他の記者がだれも聞こうとしないのは理解に苦しみます(続
716
続1)ジョッシュは最初に少し米メディアを指した後、すぐ私たち外国メディアも指してくれるようになり、会見で多様な質問が出るようになりました。そもそもWHの記者たちは記者の誰かが高官から攻撃されると、保守、リベラルの枠を超えて記者たちがすぐに一致団結し、高官に抗議し、対峙していました(続
717
菅長官会見。望月記者を最後に回し、できるだけ質問させない妨害は露骨であまりにひどく、記者会全体で対峙すべきだと思います。ホワイトハウスでは「米メディアが先、外国メディアは最後」だった慣習をオバマ政権のジョッシュ・アーネスト大統領報道官が変え、外国人も早く当たるようになりました(続 twitter.com/ISOKO_MOCHIZUK…
718
「不勉強」というのはひどい言い方で、私はホワイトハウス記者協会のメンバーだったので内実を知っており、英官邸取材でロビーの実態も知っています。何度も指摘してきたように日本の記者クラブには問題が多く、改善が急務です。ただ、政権と記者のインナーサークルは各国で隠れて存在しています。(続 twitter.com/uesugitakashi/…
719
続8)WHの記者協会も悩みながら改善を続けています。長く特権に守られてきた官邸の内閣記者会も、フリーの記者へのオープン化など改善策を打ち出す時期に来ています。さもないと、記者クラブ廃止論に押され、当局に記者の選別を許し、メディアの役割を果たせなくなっていくことを私は強く危惧します。
720
続3)記者クラブをなくせ、という意見もよくわかりますが、なくした瞬間に始まるのは当局による「記者の選別」です。当局は自らに近い記者をどんどん増やし、会見場には「当局寄りの記者ばかり」という帰結をもたらします。会見で厳しい質問は出なくなり、当局は都合の悪いことを説明しなくなります(続
721
続4)だからこそ私は、記者クラブをなくすより、記者クラブの現状をできるだけ改善し、緊張感を持って当局と対峙する本来の姿にするほうが、社会全体の利益にかなうと思っています。その際、記者クラブは、フリーの記者を含めて幅広くオープン化し、多くの記者の参加を確保することが不可欠です。(続
722
続5)官邸の記者会ではそうしたオープン化が進んでいないのが課題です。記者クラブが読者や視聴者の信頼を得るためにはオープン化が不可欠です。フリーから大手メディアまで記者それぞれが、会見の場での質問や記事の質で競い、記者クラブはそこに参加する全記者を守る存在になる必要があります(続
723
続2)記者クラブはもともと記者が当局に会見を要求したり、取材アクセスの改善を求めたりするためにあり、ホワイトハウス記者協会は常にWH側と対峙しています。そしてそこに参加する個々の記者が、どんな質問をして記事を書くのか、読者や視聴者の厳しい視線にさらされ、仕事を続ける場だと思います(続
724
続1)WHはホワイトハウス記者協会、英官邸はロビーというインナーサークルがあり、さらにその裏側に幾重もの非公式サークルが隠れています。私は米英でその内輪サークルを探し、中に入るよう努めてきました。その点、日本の記者クラブは他国より見えやすく批判もされやすい。逆にそれは良いことです(続
725