続1)安倍首相の「会見」。先日もツイートしましたが、質問の事前通告は一刻も早くやめるべきです。主要国の首脳会見でこんなことをやっているのは日本だけです。会見での官邸司会者の仕切りもやめさせ、記者が主導権を取り戻し、世界に恥ずかしくない首脳会見の形に正常化して欲しいと切に思います(続
続3)首相「会見」では、司会者が「挙手を」と言っているのに、テレ朝記者が挙手せずに質問し始める「ハプニング」もあり、挙手と指名を再度やり直していました。事前に誰が質問するかが決まっているシナリオが露呈した形です。この会見を装う「やらせ」は、本当にBPOで審議したほうがよいと思います(続
続2)安倍首相「会見」では、質問を事前通告しているが故のちぐはぐなやりとりがありました。首相が冒頭コメントで社会保障制度改革が「本年、内閣の最大のチャレンジ」と言った直後に、テレ朝記者の冒頭質問は「内政面で最も成し遂げたい課題は何か」。首相は話を繰り返しただけで無駄な質疑でした(続
安倍首相の年頭会見。やはり事前に記者から通告された質問を、首相が書面で読んでいるばかりで、主要国の首脳会見とは言えない内容でした。朝日の松山記者が「桜を見る会」について聞いたことは良かったですが、安倍氏はメモをごく短く読み上げただけでした(続 youtu.be/_WaUKpG6YSU via @YouTube
続2)テレ東篠原記者は、官邸会見での指名社が、偏っているのでは、という指摘にも言及。比較対象として、安倍氏が自民党で総裁として会見する際は「意外に、政権と距離がある社も当てられることがある」。「これはまた何か官邸の会見とは違う趣があるなと感じたことはありました」。興味深い指摘です。
続1)私は、財務省クラブでキャップとして幹事社もしましたし、米WHでオバマ大統領にも質問しましたが、記者会見で事前に質問を伝えたことはありません。官邸クラブの「慣例」だとしても、それは悪弊であり、特に今の時代の読者や視聴者の期待とは大きく異なると思います(続
安倍首相の「会見」。テレ東の篠原記者が幹事社質問について、官邸側に「事前に通告する慣例」と明かしていました。なるほど、やはり事前に伝えていたとは、。事前にやりとりが決まっているのは会見とは言えないと感じます。改善すべきではないでしょうか。(続 youtu.be/jLbA0jYBLI4 via @YouTube
米ネットフリックスが、ゴーン被告と数ヶ月前に独占契約を結んでいたとの仏ルモンド紙の報道は、誤報のようです。ネットフリックス広報に取材したところ、「ゴーン氏と作品に関する契約はない」と全否定でした。
米軍によるイラン司令官殺害が伝わった11時間前から世界の安全保障環境は一気に緊迫したのに、日本の官邸の危機管理は大丈夫でしょうか。米国内は大激論で、各国も情報収集に奔走。しかし、近く自衛隊を中東に派遣する日本の安倍首相は映画鑑賞。日本のNSCの動きも見えません jiji.com/jc/article?k=2…
米国家安全保障会議NSCで、ブッシュ、オバマ政権と2代にわたりイラン担当をしていた高官が、「正直言って、怖い」と心情を吐露しています。最後は、神に助けを求める言葉で結んでいます。 米国内で、次のプランも立てたうえでの司令官殺害だったのかトランプ政権の判断を疑問視する声が噴出しています twitter.com/kellymagsamen/…
イランのソレイマニ司令官の殺害。NYTは、殺害を承認したトランプ大統領の決断は、従来ブッシュ元大統領やオバマ前大統領がイランとの戦争になりかねないとして拒絶してきた決断だった、と伝えています。年末年始に急激に高まった両国の対立、非常に気がかりですnytimes.com/2020/01/02/wor… via @nytimes
続2)菅長官会見では、この金子記者のようにいい質問が出て、答えに窮した菅氏がおかしな回答を繰り返す場面が多々あります。他社がそれを放置するのは責任の放棄ではないでしょうか。助け舟を出さない他社が、あとで傍観者のように「算出方法答えず」などと書いて便乗するだけなのは良くないと思います
続1)菅官房長官が、質問に答えようとしないときには、最初に質問した記者本人が押し問答をしてもなかなか、らちがあきません。他社の記者が第3者の視点で、「それは答えになっていませんよ」と長官に言うべきで、ホワイトハウスの会見ではそうやって各社の質問が折り重なって、追及が深まります(続
菅長官会見で残念なのは、良い質問が出て、菅氏がそれに全く答えていないのに、他社の記者が何の声も上げないことです。この会見も、北海道・金子記者が「自民党枠6千人」を「どう」算出したのか聞いたのに、長官は「6千人と申し上げている」。答えを実質拒否しています(続 kantei.go.jp/jp/tyoukanpres…
続2)日本特有の「官房機密費(内閣官房報償費)」もなくすべきです。月1億円前後を官房長官が差配し、領収書なしで、政権の政治目的に使える金は異常です。かつて野中氏は政治評論家への配布を明かしました。今も世論対策で評論家に渡している疑いは拭えず、日本の民主主義を歪めていると思います(続
続3)公文書を実質的に官僚が恣意的に捨てられる仕組みは異常です。ホワイトハウスではメールなどあらゆる文書が保存対象で、後世が検証できる。デジタル化で場所も費用も最小限のいま、公文書を懸命に捨てる日本は、悪事の事後検証を阻もうとしているかのようです。デジタル永久保存を争点にすべきです
続1)内閣人事局を通じ、安倍政権が各省庁人事を握って睨みをきかせるようになったことが、行政のみならず司法すらも政権に忖度する主因だと思います。憲法が定める三権分立が想定していなかった事態です。日本の民主主義の根本を壊す内閣人事局は廃止すべきで、次期総選挙の主要な争点にすべきです(続
「桜を見る会」で安倍政権は明細書を出さず、官僚は名簿を廃棄。公選法や政治資金規正法違反が問われるのに、司法は動くそぶりもなく、日本の三権分立は機能不全に見えます。来年にも総選挙が見込まれるなか、「内閣人事局の廃止」「機密費の廃止」「公文書のデジタル永久保存」を議論すべきです(続 twitter.com/ToshihikoOgata…
続4)今日の会見で望月記者が質問したのは、伊藤詩織さんへの準強姦事件で報じられている警視庁幹部や官邸の関わりについてで、本質的かつ海外メディアが最も注目している点でもあります。幹事社や出席記者は他社の重要な質問のためにもっと戦うべきです。それは明日の我が身を守ることにもつながります
続3)記者組織がやってはいけないのは、記者による他の記者の選別だと私は思います。だから財務省の財研クラブの幹事だったときには、フリーの記者が会見で質問できる「オープン化」を提案し、他社の全面協力を得て実行しました。記者が問われるのは質問や取材の質であって、社や立場ではありません(続
非常に残念ですね。25日は幹事のテレ東・坂本記者が、異例の「質問続行」を要請したのに、今日は望月記者らの質問が打ち切られたのですね。もし番記者とクラブ員ではない記者との対応を分けているのだとしたら、その対応は間違いだと思います。私はホワイトハウスではそんな対応は受けませんでした(続 twitter.com/ISOKO_MOCHIZUK…
続1)今の安倍首相の「会見」は、事前に質問も回答も決まっている一種の「やらせ」の可能性が高いと言わざるを得ません。読者や視聴者、そして私たち記者が世界共通で考えている会見とは似て非なるものです。視聴者に誤解を与えているおそれが強く、BPOでの審議に値するのではないでしょうか(続
続2)BPOなどで審議し、放送倫理上問題があると仮に判断されれば、例えば安倍首相「会見」については「スクリプトQA」などと呼称を変え、事前に決まったやりとりであることを明示したほうがよいと思います。会見と呼び続けるのは、事前打ち合わせのない真剣勝負を連想させ、視聴者に誤解を与えます(続
続3)今春のトランプ大統領来日時の安倍首相との共同会見では、トランプ氏が即興で答え、多くの追加質問を受けた一方、安倍首相はメモを読むばかりで、前提条件が違う会見が混在していました。共同会見とは呼ばず、「トランプ大統領会見 兼 安倍首相スクリプトQA」としたほうが分かりやすいと思います
安倍首相の不自然な「会見」。BPOで審議したほうがよいのではないでしょうか。私は、オバマ米大統領、ブラウン英首相ら各国首脳、第1次安倍政権時に安倍氏本人にも会見で質問しましたが、その場で即興で聞き、オバマ氏も当時の安倍氏も即興で答えました。記者会見とは、ライブな丁々発止のことです(続 twitter.com/ToshihikoOgata…