続2)そして神保氏のPCR検査にからむ質問で、首相が「検査数が少ない」という世界からの批判を、実は気にしていることがわかったのも、本人の胸の内が見える、興味深い応酬でした。それに比べ、事前に質問を首相側に教え、やらせに加担し、読者を裏切っている記者たちは自らを恥じるべきだと思います(続
安倍首相会見。首相が基本的に手元のメモに目を落としながら答えている様子を見ていると、その場での即興の質問は、フリーの神保氏と江川氏の質問と、時事通信記者の質問の一部、にとどまっていたように感じました。主要メディアの多くの記者が事前に質問内容を教えているように見え、落胆しました(続
安倍首相会見。日本のPCR検査の少なさを神保氏が聞いたのに対し、首相は「たしかにPCR検査の数は少ない」「日によって非常に少ない日がある」と認め、厚労省に「しっかりPCR検査やってくださいと言っている」と吐露。PCR検査拡大は各国の対策の基本です。首相もこう言っているなかで検査拡大は急務です
安倍首相会見。中継を見る限り、事前通告と思われるやりとりばかりで、がっかりしましたが、ジャーナリストの神保さんや江川さんの質問はその場の丁々発止であり、首相の回答には本音も見え、興味深い内容でした。逆に言えば、質問を事前に教えている官邸クラブ記者の存在意義が問われていると思います
安倍首相会見。冒頭の共同通信記者の質問は、かみ合っていないように感じました。会見前に用意・通告している質問だったせいで、首相が実際の会見冒頭コメントで説明を終えた内容を、記者が改めて聞いた感じになり、ちぐはぐでした。事前通告は、世界からみれば非常識な悪弊です。すぐにやめるべきです
東京都のPCR検査実施件数/相談件数が=1.6%では、感染が起こっている場所・地域の把握ができないでしょうし、封じ込めも無理だと思います。検査にあまりにも消極的だったことは、経路の分からない感染を各地で生み、都民ら、多くの人たちを危険にさらす結果をもたらしているのではないでしょうか。 twitter.com/koike_akira/st…
東京新聞:日本の状況「世界が当惑」 感染増を回避、理由分からず:社会(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/s/article/2020…
米国の感染者数が8万2千人を超え、世界最多になったと報じられています。米国の検査数が55万2千に上るのが感染数拡大の背景です。当初、検査の遅れが指摘されたのは日米同様ですが、米国は検査を急拡大し、状況把握と対処に努めています。日本の検査が約20分の1の約2万5千人にとどまるのとは対照的です twitter.com/CBSNews/status…
カリフォルニア州で今夜、実質的な外出禁止命令が、約4千万人の全州民に出ます。ニューサム知事は、対策をとらなければ、「8週間で、州民の約56%に当たる2550万人が新型コロナウイルスに感染する」との推計を出したばかり。そうした事態を防ぐため、州では全米初となる強い措置を打ち出しました
カリフォルニア州のニューサム知事がたったいま、州全域に、自宅にとどまるように求める命令を今夜出す、と発表しました。約4千万人の全州民が対象です。不可欠な行動以外では、家から外出しないように求める、実質的な外出禁止命令です。同州が、新型コロナウイルス対策で、非常に強い措置に出ました
米国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長は12日に米議会で、米国内で必要な量の検査ができていないことを問われ、「これは失敗です。それを認めましょう」と率直に謝りました。その後、米国では、ファウチ氏らが先頭に立ち、検査拡大を進めています。科学者らしい誠実さを感じます。
米国では、検査の少なさが指摘されてきたトランプ政権が、米国内で厳しい批判を浴び、検査拡大に大きく転換しました。検査を拡大して、ウイルスの場所や量を把握できないと、効果的な対策を打てないからです。検査拡大に消極的な日本は、新型コロナ対策で各国から取り残されていっているように感じます twitter.com/KamiMasahiro/s…
→「朝日新聞官邸取材キャップの携帯電話に報道室から電話があり、「各社にどんな質問をするか聞いている」として質問内容を尋ねられた。キャップは答えず、質問が尽きるまで会見を行い、フリーの記者も含めて、公平に当てるよう求めた」 官邸クラブ、変わり始めています asahi.com/articles/ASN3G…
続6)日本が「封じ込め」の段階なのか、「ミティゲーション(影響の軽減)」の段階にすでに移行してしまっているのか、日本の専門家たちは説明すべきだと思います。「封じ込め」の段階なら検査拡大が必要でしょうし、「軽減」段階なら、既に感染が拡大しているという実態の正直な説明が必要だと思います。
続4)米専門家たちは、2段階の対策を指摘しています。「封じ込め(コンテインメント)」の時期には、できるだけ検査を拡大し、クラスターをつぶす。しかし、感染が社会に蔓延したあとは、病院などの社会機能の維持を優先し、検査よりも、影響の「軽減(ミティゲーション)」を優先するというものです(続
続2)米パンデミック専門家のナゾ氏。韓国は、新型コロナウイルスの検査を大幅に拡大して、感染減少つなげており、日本にとってモデルになるという見方でした。昨日のホワイトハウス(WH)の会見でも、高官らが繰り返し指摘したのは、韓国の例。米国は韓国をまねてドライブスルーの検査を拡大します(続
続5)米国は、「封じ込め」のために検査を急拡大する方針です。日本は、「封じ込め」をしているはずなのに、検査を拡大しようとしていません。日本の専門家の間で、検査はそれほど必要ない、と言っている人の意見は、すでに感染が広がった後の「ミティゲーション」を示唆しているようにも聞こえます(続
続3)安倍首相は昨日、日本は「爆発的な感染拡大には進んでおらず、一定程度持ちこたえている」との認識でしたが、昨日のWH会見では日本への言及はなく、信頼できるデータとして何度も言及があったのは韓国でした。日本は検査数が少なく、実態がよく分からないというのが米専門家の認識だと思います(続
続1)米パンデミック専門家のナゾ氏は、ワシントンポストやニューヨークタイムズなどで引用される著名な疫学者で、新型コロナウイルスの検査を増やす必要性を強調していました。学校休校などの対策をとる際、「ウイルスがどの程度、どこにあるのかを知るのが重要だ」と言及。極めて合理的な指摘です(続
米ジョンズ・ホプキンス大の著名なパンデミック専門家、ジェニファー・ナゾ氏に聞きました。韓国は約20万の検査をして、感染が広がる場所を特定し、対策をとったことで「大きく感染数を減らしている」と高く評価。日本の検査人数は少ないと指摘し、検査拡大を求めました(続 asahi.com/articles/ASN3G…
トランプ大統領が新型コロナウイルスの検査をした結果、陰性だったと米メディアが一斉に速報し始めました。 陰性だったのは朗報ですが、米大統領が検査を余儀なくされること自体が、このウイルスの広がりを示していると思います。
進行中のトランプ大統領の会見。グーグル、大手ドラッグストア、検査を行う民間研究会社、検査キットを提供する大手薬品会社などとの幅広い連携が打ち出されています。米国内では、対応の遅れが強く批判されてきましたが、国や企業が総がかりで対応する姿勢が今日の会見では鮮明になっています。
米国が新型コロナウイルスの検査拡大に本腰を入れ始めました。韓国に追随する動きです。米国で取材し、各地の報道も見ていると、関係主要国の中で、いつまでたっても検査を真剣に拡大しようとしないのは、日本ぐらいのように感じます。米専門家の意見は、検査拡大が必要、という見方で一致しています twitter.com/ToshihikoOgata…
進行中のトランプ大統領の新型コロナウイルスの記者会見。トランプ氏は、ドライブスルー式の検査を米国各地で導入する、とも発表しました。米国内の検査の遅れは、トランプ政権への大きな批判になっています。トランプ政権は検査の拡大を急いでおり、検査で先行する韓国を真似る形です。
トランプ大統領。新型コロナウイルスを巡り、たったいま米国全土に緊急事態を宣言しました。「今日、私は国家緊急事態を正式に宣言する」