1201
騙しや脅しなどの手段で、自己都合退職の書類に署名させるという卑怯なやり方。途上国への技術移転という制度の建前は失われ、調整可能で安価な労働力の供給源となっている。コロナ禍で一番最初に解雇されるのは、こうした立場の弱い労働者である。この社会の歪みが、コロナによって炙り出されている。 twitter.com/nhk_news/statu…
1202
中絶に配偶者の同意がいるのかという問題は、「女性側の意思だけで中絶が出来るかどうか」問題ではなくて、「女性側の意志を欠いている状態で出産をさせられるのか」問題ですよね。産む側の意志に反して産むことを強いられる現状では、女性の身体は「産む機械」としてしか見られていませんよね。
1203
健常者が当たり前にできていることを、障害者も自力でできるような社会を目指すべきであり、バリアフリー化が進まないことで障害者ができないでいることを健常者個人の「優しさ」で補い、障害者は「ありがとう」という言葉でもってその優しさに応える、なんていうあり方は全く健全とは言えない。
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昨今の「芸人」とやらについては、空気を読みまくって勝ち組にしがみつき、力を持たない側の人間を体制側の高みから冷笑するような仕草ばかり目につく気がする。日本の「芸人」たちこそ、コミュニケーション能力を重視し、コミュ力が低い者を見下す日本社会を象徴するような存在になってきている。
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そもそも、何のメリットがあるのかよくわからない。エリートと非エリートを早期に選別しよう、とでもいうのだろうか。例えば、不登校の履歴など、児童にとって知られたくない過去が履歴として残り続けるのは、当事者にとっても不安だろう。頼むから余計なことはするな。 www3.nhk.or.jp/news/html/2022…
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麻生太郎などには、10万円の給付金すら使わず、貯金に回す「下々の皆さん」の不安な気持ちなど理解できるはずがない。それほどに皆、将来が不安だからである。国も社会も、いざ困っても助けてくれるどころか、困窮者を自己責任論で切り捨てることを知っているからである。 asahi.com/articles/ASNBS…
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実際、こういう記事を書くと、書いたメディアも猛烈な攻撃にさらされる。しかし、メディアが陰湿な攻撃者たちを恐れて、中立を気取って沈黙するようになれば、一部の個人への集中砲火が止まなくなるだけだ。メディアこそ、「声上げる」者の盾となって戦うべきだと思う。 mainichi.jp/articles/20230…
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八木秀次なんてアレな人を性的マイノリティに関する会合に呼ぶ時点で、このトピックに対する自民党の態度が良くわかるというものだけど、仮に「同性愛が治癒可能だ」などというなら、異性愛だってきっと「治癒可能」なんじゃないのかね。自民党の差別と偏見と謬見は、もはや治癒不能かもしれませんが。
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漫画家としての実績を踏まえれば、漫画家を続けていくという選択は合理的だろう。これまでのキャリアを否定しなければ生活保護の申請をできない、などというのはおかしい。政治やメディアによる生活保護バッシングが、制度の利用の前にまず「自己否定」をしなければいけない異様な社会を作り出した。 twitter.com/tokyonewsroom/…
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陰湿な政権のことだから、これに参加しなかった新聞社は今後、ネタを与えないなどの嫌がらせを受けるだろう。しかし、政府と懇意にしてネタをもらって他社より少しばかり早く記事を出したところで意味はない。政府が書かれたくないことを書くことこそ、価値ある報道だと思う。 huffingtonpost.jp/entry/eggsnthi…
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自宅、宿泊療養施設、病院を「3つの柱」として、病院を逼迫させるな、自宅でなんとかしろ、的な方向に持っていく手法、既視感があるなと思いましたが、「自助、共助、公助」とかいうやつですよ。政治の不作為で「公助」が脆弱化していることに対する批判を受け流す手法です。 tokyo-np.co.jp/article/119947
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一般市民に対してはたいした補償もなく自粛しろ、酒は出さずに時短営業しろ、などと言っておいて、スポンサーに逸失利益を支払わなければいけないから聖火リレーは強行する。市民の生活や経済活動よりも、いわば「電通的なもの」が優先される社会になってきているな。 tokyo-np.co.jp/article/102034
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市民の生活や生命を守るために福祉を充実しろ、みたいなことをいうと、財源をどうするのか、財源がない、などといって反論してくる人たちも、防衛力増強だのといった話にはそういう反論はしませんよね。軍事力に対して軍事力で対抗する以上、軍拡競争による財政負担も膨張し続けるんですけどね。 twitter.com/mainichijpnews…
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別に亀井静香が細石が巌になって苔むした究極の石頭で、みんな天皇の子だからと夫婦別姓を否定しようが、そんなことはどうでもいいわけで、一番滑稽なのは多くの人が望んでいるにもかかわらず選択的夫婦別姓が未だ制度化すらされず、化石化したトンチキ保守の意図に即した社会が続いていることです。
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「こんにちは。ガースーです」という発言の、一国の総理大臣とは思えぬ情けなさに嘆息する書き込みを見るが、その情けない人物を総理大臣に担いでいるのは我々自身ですし、本当は我々が菅義偉から、あの程度でも何とかなる愚かな大衆であるとバカにされているのですよ。
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マイナンバーカードにせよ「ふるさと納税」にせよ、制度そのものの不公正や不公平については問われることがなく、その制度の枠内でいかに得をするか、いかに損をしないか、ばかりが強調され、アメとムチをちらつかせることで容易く全体主義を実現することができるような社会になってきていると思う。
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我々が「議論」しなければならないのは核保有でも核共有でもなく、最も困難な課題である核の廃絶をいかにして実現するか、核兵器のない世界を作るかということであり、「現実」などという賢しらな言葉の響きに酔い痴れるのは、核のない世界を未来につなぐという我々の使命から逃避することでしかない。
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感染拡大しようが聖火リレーを強行し、人が何人死のうがオリンピック開催を既定路線とする政府を見ていると、「アスリートファースト」というのは「アスリート様が一番で、一般市民の生命や安全や生活なんぞは二の次、三の次だ」という意味のスローガンだったのか、などと暗澹たる思いに駆られる。
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異性間の婚姻は合意のみにより成立するものであり、誰からも「承認」される必要などないはずなのに、どうして同性間だと「社会的承認」などというものが必要になるのだろうか。国は単に性的マイノリティに対し、「君たちは社会的に承認されていない」という呪いの言葉をかけたいだけなのではないか。
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別に、意見が分かれていてもよい。同姓にしたい人は同姓を、別姓を選択したい人は別姓を選択できるようにすればよい。「意見が分かれているから慎重に」などといいながら、政府は別姓推進の意見を実質的には完全に無視してきた。菅義偉はそれを踏襲するというわけである。 mainichi.jp/articles/20200…
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「表現の自由」とは名ばかりで、本当は「自由を放棄」したいんじゃないか、という人をたまに見かけます。「自由になんでも表現できる立場でありながら、何故、あえてそれを表現したのか」を問うな、ということは要するに、その表現を選択したことに主体性などない、と言っているようなものだから。
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生活に困窮したら生活保護制度を利用すればいい、という意識は市民レベルでは広がらず、長年のバッシングでむしろ制度利用に対する忌避感情が広がる中、菅義偉のような権力者がコロナ対策のための所得再分配の施策の必要性を否定するときにだけ、「最終的には生活保護がある」という言葉が口を突く。
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住所記述で“-”と書いても、リコール署名は無効になどならない。しかも、デマだけでなく、何を指しているのか不明な「特定勢力」という曖昧な敵の存在を匂わせ、「特定勢力がスパイを送り込み、不正署名をした」など陰謀論を煽る。これで本人は「リアリスト」のつもりなのだから、やばすぎる。 twitter.com/KadotaRyusho/s…
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ロシアのウクライナ侵攻をキッカケに憲法改正をしてロシアの核兵器配備を可能にしようと画策するベラルーシの政治家と、ロシアの侵攻を奇貨として憲法改正や核共有を目論む日本の改憲勢力が奇妙に被って見える。戦争に便乗して力を誇示したがる国家。我々も他人事ではない。 reut.rs/3tlGUs2
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首相による任命拒否問題について、学術会議にも問題がある、的な論があるが、問題があるならその問題を任命を拒否した首相が説明すべきであり、それを説明することもなく、「勘ぐる」ことを要求するような忖度政治と、それを忖度して学術会議側の問題を論う従者的態度の横行こそが問題なのである。