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バナナで死ぬ、みたいな話は、昔からあった(例えば、焦げを食べると癌になる、みたいな話)。むしろ注意すべきは、ユーチューバーの冷笑動画を見て、「バカにされる所にだけは行きたくない」と語る高校三年生の方だと思う。ある意味、ネットの冷笑文化に毒されていると思う。 yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/…
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左翼過激派がムニャムニャ、みたいな意味不明なざわめきが聞こえてきますが、過激派であろうがなかろうが、暴動を起こしたわけでもなく普通にデモをしている相手を、こんなふうに暴力的に制圧していいはずはない。これをやったら日本は、自由の弾圧の文脈で中国やロシアを非難できませんよ。 twitter.com/bbcworld/statu…
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議員定数を削減したら、少数者が議会に代表を送れなくなり、多数者の専制が進む。そして、まさに少数者から代表を取り上げ、異論を排除し議会の同質性を高めることこそ維新の目的なのだが、議員の立場でそれを批判すれば維新はすかさず、それを「保身」と批判するのである。
asahi.com/articles/ASR5J…
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死者や支援者の名誉に関わる悪質な虚偽を「免責特権」で守られている国会で一方的に垂れ流すあたり、梅村みずほは本当に卑怯です。議員特権により守られた一番安全な場所から嘘や憶測を連発するだけの愚劣な行為を、「タブーに挑戦している」などといって自己陶酔に浸る。 newsdig.tbs.co.jp/articles/-/489…
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「そういう可能性も否定できない」という屁理屈で虚偽を拡散し、事実を改変するのは歴史修正主義者の常套手段ですが、たった2年前の事件ですら歴史の改変を始める国会議員と、それを明確に否定しないで言いっ放しにさせる政府…。日本は完全にダークサイドに堕ちましたね。 newsdig.tbs.co.jp/articles/-/489…
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責任を問うなら「何に対する責任か」を、罪を問うなら「何に対する罪か」を明白化しなければならない。それをせずして、「みんなに責任があり、みんなに罪があった」などとというのは、責任も罪も問わない態度と本質的には変わらない。「一億総懺悔」で一等の戦争責任者を免責したのと同じである。
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報道機関が「伝えてこなかった私たちの責任」を問うならば、まずは徹底的に報じることであるし、なぜ「伝えてこなかったのか」をも含めて、事実を徹底的に明らかにしていくことでしか、その責任は果たせない。ただ、「私たちにも責任がある」というだけでは、責任を分散させているだけである。
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ジャニーズ性加害の件で、一部メディアの報道関係者から「伝えてこなかった私たちの責任」といった話が出てきているが、そうした殊勝そうなフレーズが結果的には、所属タレントを含むジャニーズ事務所とその関係者や、それを起用していたエンタメ部門の免責(減責)につながる可能性もあるように思う。
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こういう「日本は人権後進国です」という事実を言いふらす発言こそ、日本の価値を貶めているのですが、多分、こういう発言を持ち上げる一部の自称愛国者たちは気付いていない。日本を貶めるな、と喚いている側が日本を貶めているのだから、バカとしか言いようがありません。
asahi.com/articles/ASR5D…
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西田昌司にとって、差別が告発されることこそが「分断」であり、差別される側が差別を受忍することこそが「寛容」なのでだろう。彼らが求めるのは、差別してしまう自分を受容し、差別をやめられない自分をまるごと包摂してくれる社会なのだろう。なんという幼稚で甘えたマザコン保守だろう。 twitter.com/tbsradio_news/…
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「人民」がそんなに嫌なら、「下々の皆さん」とでも呼べばいいじゃないか。公文書管理の問題には目もくれずに、ネットで誰かが吹いた犬笛に真っ先に飛びつき、ただただ一途に「人民」の2文字に吠えつきつつ、飼い主の方にチラチラと目配せをする売文家業、楽しいですか? smart-flash.jp/sociopolitics/…
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貧困、介護、子育てなどのリスクを丸ごと家族に押し込める怠惰な国家が、「国家のために死ぬ国民」を育成するという図々しい欲望を果たすために作動させるのが、国家を家族の延長に置くような思想なのでしょう。「家族のため、そして祖国のため」的に、家族への愛着を愛国心へと収斂しようとする。
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そういう意味では、給付型奨学金はやらないとか、生活保護世帯の子供は進学させないとか、そういう数々の仕打ちを貧しい人たちに対ししている政府が、国を愛せだの国を守れだの社会貢献しろだの、挙句は国のために命を捨てよだのとのたまうのは、どうにもこうにも虫がいい図々しい話ではありますね。
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貧しい家庭に育った子供が成人後に成功して富を得た時に、納税義務を果たそうとするか脱税などで負担を逃れようとするか、社会貢献するか自分本位で蓄財するかは、貧しかった時期に国の給付や社会の恩恵を受けるなど、国家や社会から何かをしてもらった記憶と関係がある、という話を聞いたことがある。
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超重要な指摘RT “国家が直接子供たちに育英資金を与えてしまうと、親の援助が不要になるので、親に恩義を感じて老後の面倒を見るというようなことがなくなってしまうかも知れない。貸与型の奨学金制度は(中略)家父長制を温存するために導入されたという源流を持っていました”news.yahoo.co.jp/byline/konnoha…
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右派によるポリティカル・コレクトネスというものがあるそうで、パトリオティック・コレクトネス(愛国的正しさ)と呼ばれているらしいのですが、これなんかはまさに、それなのかも知れませんね。 twitter.com/itaru1964/stat…
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これを翻訳すると、「教育の無償化をやって欲しかったら、憲法改正に反省しろよ」ということです。別に教育無償化は憲法改正なくしても個別法で実現可能ですが、維新は「他の項目(←本当はこっちが大事)も一括で改正する改憲案案を呑まない限り、教育無償化はやらないからな」と宣言しているのです。 twitter.com/toru_azuma/sta…
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あいつら邪魔だ腹が立つという「感情」を端緒として、その衝動性を持ち前の口の達者さでラッピングしているのが彼の「カイカク」とやらなのだと思う。自民党という強者の組織に寄生し、宿主に適度にカネや権力を供給しつつ、自分にとって邪魔なモノ、腹が立つヒトを排除しようとしているのだと思う。
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渋滞に巻き込まれて、自分もその渋滞の一部であることも忘れて、「車が多すぎる」と腹を立て、もっと車を減らせと激高する金持ちみたいなのが権力を握ったら、竹中平蔵みたいになるのだと思う。多分、彼は、自分に近い一部の人間以外の全てが邪魔で、頭に来て、腹が立って仕方がないのではないか。
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羽田の税関の検査で待たされて頭に来たらしき竹中平蔵が、税関なんて人員の無駄、などとツイッターで怒りをあらわにしていたが、彼の基調にあるのはこういう「感情」なのでしょうね。頭に来たからからクビにしろ、ほとんど辻斬りみたいなものですが、まあ、あんなバカ殿様を重用する自民党の問題です。
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むろん、そのように世論を収束させるように、権力の側が仕向けるわけだが。
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マイナンバーカードを巡るインシデントに対する世論も、インシデントをインシデントと考える側の問題にすげかえられ、他人の住民票が発行されるくらいなら大した問題ではない、莫大なカネをかけて導入したシステムをその程度の問題で停止するわけにはいかない、という方向に収束していくかも知れない。
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本来、エラーが頻繁に起こるなら、システムそのものに重大な問題があると考えるべきだが、エラーの発生に慣れてしまうと、逆にエラーをエラーと認識することの方が問題視されるようになり、その程度のエラーはなんてことはない、エラーのないシステムを求める方が問題だ、という考え方が支配的になる。
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それこそ、いずれは、「戸籍が誤って発行されるくらいでマイナンバーカードを批判するような人は、自分の戸籍が他人に見られたら困る理由でもあるんでしょうか?」みたいな「見覚えのある」言説すら、登場するかも知れない。そのようにして、社会のシステムを批判する側が社会から排除されていくのだ。
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現実問題として今後、「別人の戸籍が発行される事故があるくらいで、マイナンバーカードの便利さは捨てられない」的な言説、個人のプライバシーや安全、安心よりも、経済的合理性や技術の導入が優先すべきだ、何事もゼロリスクはない、などと居直るような言説は、いずれ出てくる可能性があると思う。