普段はお粥なんか作らない人に一年後には忘れてしまうであろう知識をお伝えしますが茶碗いっぱいのご飯を五、六倍の水とともにフタ付きの鍋に入れ薄ーい味の塩と鶏スープの顆粒を加えて蓋をしたまま火にかけて吹きこぼれる寸前に止め一晩おいておくと米の粒が程よく開いたサラサラのお粥ができます。
これを熱々にして一晩醤油につけた刺身とか牛肉の薄切りとか茹で鳥とかに注ぎゴマ油と千切りにしたネギと生姜を加えれば中華圏の屋台で食べる粥と十分に太刀打ちできる一椀になる。コリアンダーは好みで。
@a_iijimaa1 初めてヨーロッパに紹介された時の驚きと蒐集や品種改良への熱意は大変なものだったそうですね。シャネルのセンスはツバキが希少で高価だった当時の意識を踏襲しているようで日本で展開すると逆に身近なイメージになってしまうのではないかと他人事ながら気になります。
特定第二種国内希少野生動物種へのサンショウウオなどの追加指定、いよいよ本日から施行。トウキョウサンショウウオなどが指定されてからほぼ2年。捕獲した野生動物のインターネットなどでの売買防止のために施策として定着しそうだな。これまでの経過から仕方がないだろう。 env.go.jp/press/110345.h…
いきものフェスの中止、ちょうどサンショウウオ類の特定第二種追加指定で普及啓蒙にはいいタイミングだったんだが今の状況では仕方ない。まぁ人生は長いから作り続けるけど。(オオサンショウウオは在庫切れなのでまた作るのはちょっと大変 #まだ見ぬいきもの作家 #いきものフェス
韓国の地方都市のオサレな住宅地のど真ん中にある遊水池は希少なジムグリガエルの生息地と位置づけられていた。近くの公民館には生物多様性についての展示もある。こうした自然の豊かな地域の不動産価値は他と比較して高いそうだ。すでに保全についても後進国になってるな。 twitter.com/supericiliosus…
石原都政の環境保全の成果みたいに歴史改竄されるとまずいので言っておくが、都で初の里山保全地域・横沢入に計画されていた開発を中止させたのは知事の英断じゃないからね。市民団体の地道な調査と巧みな交渉により断念せざるを得ない状況に追い込まれていた。とくにヤマトセンブリの再発見がトドメ。
環境保全は金持ちの道楽という意見があったが、環境保全をしないとウナギのように生物多様性の恵みが金持ちの道楽になることは確か。
ビオトープが異常なくらいブームだったのは20年ちょっと前で子供向けの解説書の仕事もだいぶ回ってきた。しかし外来種導入や設置前後のモニタリング、経年変化の記録といった点への配慮はほとんどなく、みんなで楽しく体を動かして作った場所に生き物が増えればバンザイという内容が少なくなかった。
んなわけでウンザリしてたので、2003年に自分の書いた図書館向けの本にはこんな記述を入れたんだけど、盛り上がっているのに水をかけるようなことして売れるわけないんだわ(笑)。まあブームはさっさと廃れてくれたので腰の据わっている人だけが取り組んでいるようなのは何より。
うちの近所の川は下流から改修を進めて来ているが、30年以上前の工事は見事なまでのコンクリート三面張なのに比べ、上流へ遡るに従って生物への配慮を感じる。改修後もカヤネズミが生息しているので成果は出ている。もちろん市民が粘り強く要望した結果で、嘆いているだけで生物多様性は維持できない。
ノラネコ擁護主義者にとって不都合な真実。 交通事故死のネコ、1年で29万匹 殺処分の10倍の「ロードキル」 #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/31362…
工房うむきが造っているのは、食器として日常的に使われてナンボの作品だと思っているので、好きな生物は無理矢理にでも機能を持たせた形へと落とし込むのです。どうか割れるまで使い倒してほしい!
29年続けている場所でのトウキョウサンショウウオの調査。維持するために人手を入れているところは存続していたが、自然を楽しむ公園の名のもとに整備されたにも関わらず保全について何の努力もしていない所はほとんど絶滅。明日は30年目となるフィールドでの調査だ。
30年目のトウキョウサンショウウオ調査。開発に対抗するために始めたものだが保全の対象にしたかったエリアの計画は市民による圧倒的な調査力で全て潰した。見回したら最初からの参加者は一人もいなくなっていたが、子供や若者が大勢参加してくれているのでバトンは渡せそうだ。これこそ生物屋の誉れ。
地域固有の遺伝子を台無しにしてしまえば天然記念物指定の根拠を崩せるだろうと他地域のものを放蝶するという頭のおかしな行為によって蝶の愛好家が社会的信用を著しく失ったという記念碑的な生息地。 twitter.com/mushioka_daiki…
アライグマ対策、都内の最大の激戦地がトウキョウサンショウウオの分布とほぼ重なっているためか、地元の保全についてのやる気度を表しているように見えるな。23区内は初動で叩くことが重要。ここで手を緩めたら東京の両生類はほぼ終わる。 twitter.com/satoyamanagain…
こんなのが群れをなして石狩川を遡ってくる雄大な光景を二度と見られなくしたのは我々の先祖。 twitter.com/JGnuman197/sta…
関心が高そうなので詳細情報を(画像は別種) ミカドチョウザメ Acipenser medirostris 体長200cm(最大270cm)。毎年4〜5月に北海道の石狩川・天塩川・十勝川・釧路川に産卵のため遡上。河川改修と乱獲が絶滅の原因らしい。性成熟に15年を要し3年毎に産卵。戦後一度だけ幼魚が確認されたのが最後。
ちなみにかつての石狩川は蛇行を繰り返しており、周辺は釧路湿原を上回るような湿原が広がってタンチョウやカワウソが棲んでいたが、流路の延長を100kmも縮めるほどの直線化が行われ、周辺は排水されて農耕地になった。もちろん多くの生物が絶滅した。江戸まで渡っていたらしいタンチョウの個体群も。
奥多摩で深夜に一人でライトトラップをしていたら、仲間とドライブに来て喧嘩になり財布とケータイを取り上げられて道端に置き去りにされた黒服パツキンのホストが、闇の中から「助けてください…」と現れたこと。 #虫さがしの恐怖体験
じわじわと怖かった話。 中央道の某SAが拡張されるだいぶ前、そこの南斜面でウラキンシジミの卵を探していたら、ちょうど下の集落をはるかに見下ろすような斜面に「疫病乃碑」と掘られた大きな石が置かれていたこと。しばらく考えて理解した瞬間に全身から血の気が引いた。 #虫さがしの恐怖体験
人口の水路もこれくらい馴染んでくれればいいな。都心近くまで続く生物の回廊として重要。まぁ出来たのは360年以上前だけど。
玉川上水の関心が高いようなので続き。こうした緑のベルトは、タヌキをはじめとする里山の生き物を都内の緑地へとつなぐ経路になっているわけだが、都心部に残された貴重な自然である崖線はマンションなどの再開発でどんどん壊されているというのが現状。
数年前に遺伝子解析に協力した科博付属自然教育園のゲンジボタルは、東京23区内で最後の生息地という可能性が高いが、環境を維持するための予算すら苦しいらしい。都内の水辺をリノベーションとかするのより、はるかに有意義な金の使い道だと思うのだが。 ご賛同いただけたらご協力お願いします。