都内の緑地は増えていて森林性の生物も分布を広げている。維持管理に手間のかかる草地が嫌われているだけ。 それにしても社会の木鐸たる新聞記者が公園で生物を捕まえて飼おうとするのはいかがなものかな。 「小恐竜」ニホンカナヘビ、行き場失ったか…東京23区で絶滅危機 news.yahoo.co.jp/articles/85b65…
300万だそうだが人件費を考えたらめちゃくちゃ安い。さらに除草剤散布やコンクリート化によって失われる生物多様性を換算したら実質タダ。それとも昔のように学校から帰って来た子供に毎日草刈りをやらせるのか? twitter.com/mizube_tomiyam…
あの環境がわずか三年でこれかよ…。 井の頭池で外来種が2.6倍大繁殖 希少種の水草をほぼ駆逐 「モネの池」の景色一変 都は対策検討 tokyo-np.co.jp/article/189843
前はよく来た新興宗教 「神様について興味はありますか? 」 「いいえ!全然ありませんが貴方は里山での生物の棲み家整備に興味はありますか?」 「…?」 「年8回ニュースが届いて会費2000円ですが如何でしょう? 」 「い、いえ…」 「それじゃお互い様ですね!」 「はい…」 最近は来なくなったなー
東京23区内で継続されて来た最後のゲンジボタルと考えられる国立科学博物館付属自然教育園に生息する個体群。 生息環境の水路整備のため500万円を目標に募金をお願いしていましたが、7月6日現在で510,003円が集まったそうです。 引き続き募金は行なっていますので是非ご協力を!! (方法については続く
ところでちょうど今の季節は小麦の刈取り脱穀のシーズンだが例年は梅雨時と重なって晴れ間が勝負なので収量の多い家では大ぜい人を頼み東京近郊では「麦打ち歌」で調子を合わせて作業をしていたという。戦前の日本には小麦がなかったとかいう説は寝ながら言うと良いかと思う。
昭和30年代に東京周辺の農村で民謡の聞き取りをしていた人の記録を読んでいたら、昭和の初期にはモーターや発動機がそこそこ普及していたが戦時中に供出したため、明治以来の農法に戻るしかなかったが、技術も道具も残っていたので大きな問題はなかったという記述を読んで現代への教訓かと思った。
記事の人物がオオムラサキの養殖放蝶をはじめたのは30年前とあるが、当時すでに放蝶が保全につながらないことの認識は蝶の愛好家研究者の間に広まりつつあった。一方でメディアの理解が非常に遅れているのは、保護のイメージを振りまく素材としてうってつけだったからだろう。というのが経緯と構造。 twitter.com/seikai_bunko/s…
ゲンジボタルの発光パターンの違いから地域個体群について注目されたのは1980年代前半で、すでにアロザイム解析による遺伝的距離も明らかになっていた。1990年代には他地域からのホタル放流は遺伝子撹乱という視点から問題視されており、指摘によって放流増殖を中止した活動もある。歴史は正しく認識。 twitter.com/seikai_bunko/s…
こうした行為が環境保全だと思って美談として報道するいメディアが存在する限り、日本の生物多様性は著しく損なわれていくだろう。卵を各地に配るとかまさにテロ行為。 準絶滅危惧種のチョウ、100匹羽化進む 30年飼育の愛好家 #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/656da…
かつて今の時期に行われた刈敷は「里山は自然と共存していた」という説にとっては不都合な真実。チョウやガの幼虫が食樹として利用する時期に彼らごと刈り取って泥田へと踏み込むのだから。おそらく行われなくなった農業革命の時代から数年〜十数年の間は昆虫にとって最も棲みやすかったに違いない。 twitter.com/morinosophia/s…
隅田川ではLEDの偽ボタルを川に浮かべて環境との共生に想いを馳せるとかいうグロテスクな事業がコンサルへの支払いを含めて潤沢な予算で行われたのに、東京23区最後の生きているゲンジボタルに対してはわずか500万円の予算も出ないとは、国も都も自然と共生なんて口が裂けても言える立場ではない。
[ 朗報 ]東京都23区内最後とも考えられるゲンジボタルの個体群を保全する復活プロジェクトについては、6月30日までだった募金寄付の期限を延長してもらえることになりました。引き続きご協力をお願いします。 お問合せは国立科学博物館附属自然教育園 Tel.03-3441-7176 twitter.com/kobo_umuki/sta…
伸びているようなので宣伝。こんな生物多様性陶器と江戸風博物画手ぬぐいなどを作っています。通販も対応していますが、出展していたデザフェスが終わったばかりなので在庫がすっからかんです。次回出展はワンダーフェスティバル7月24日の予定。
筒は縦からの荷重には非常に強いので詰め込む緩衝材は動かない程度でよい。むしろ横からの力が伝わらないようにするのが重要。緩衝材は紙の卵ケースとか6本入りビールの紙ケースや厚めのチラシを丸めたものとか。もちろんプチプチや新聞紙でも構わない。蓋も底と同様に二重にして完了。
次に外部からの衝撃を直接受けないように箱を加工。サイズは筒の上下左右に空間が開くくらい。まず底を二重にする。底板の両側の折り目は段ボールの目に対して直角にすると縦の力に強い。緩衝材として折りたたんだ段ボールを動かないように貼り付ける。
ダンボールは厚さや硬さが多様なので用途に応じて種類を使い分ける。 まずは曲げやすいダンボールで作品を筒状に包む。上下に空間ができるようにするのが肝。折れやすそうな部分は二重にする。動かないよう上下から洋梨状に切った蓋をする。 ここまでが下ごしらえ。
梱包が話題のようなので、ほとんど無事故なうえに安上がりで後始末も楽な工房うむき式陶器の送り方。原則的にスーパーからもらって来たダンボールなどの再利用。ヘビのワインカップを例にするけど、高価な作品で梱包代も載せられる人とか見かけにこだわる人は真似する必要はありません。
数年前に遺伝子解析に協力した科博付属自然教育園のゲンジボタルは、東京23区内で最後の生息地という可能性が高いが、環境を維持するための予算すら苦しいらしい。都内の水辺をリノベーションとかするのより、はるかに有意義な金の使い道だと思うのだが。 ご賛同いただけたらご協力お願いします。
玉川上水の関心が高いようなので続き。こうした緑のベルトは、タヌキをはじめとする里山の生き物を都内の緑地へとつなぐ経路になっているわけだが、都心部に残された貴重な自然である崖線はマンションなどの再開発でどんどん壊されているというのが現状。
人口の水路もこれくらい馴染んでくれればいいな。都心近くまで続く生物の回廊として重要。まぁ出来たのは360年以上前だけど。
じわじわと怖かった話。 中央道の某SAが拡張されるだいぶ前、そこの南斜面でウラキンシジミの卵を探していたら、ちょうど下の集落をはるかに見下ろすような斜面に「疫病乃碑」と掘られた大きな石が置かれていたこと。しばらく考えて理解した瞬間に全身から血の気が引いた。 #虫さがしの恐怖体験
奥多摩で深夜に一人でライトトラップをしていたら、仲間とドライブに来て喧嘩になり財布とケータイを取り上げられて道端に置き去りにされた黒服パツキンのホストが、闇の中から「助けてください…」と現れたこと。 #虫さがしの恐怖体験
ちなみにかつての石狩川は蛇行を繰り返しており、周辺は釧路湿原を上回るような湿原が広がってタンチョウやカワウソが棲んでいたが、流路の延長を100kmも縮めるほどの直線化が行われ、周辺は排水されて農耕地になった。もちろん多くの生物が絶滅した。江戸まで渡っていたらしいタンチョウの個体群も。
関心が高そうなので詳細情報を(画像は別種) ミカドチョウザメ Acipenser medirostris 体長200cm(最大270cm)。毎年4〜5月に北海道の石狩川・天塩川・十勝川・釧路川に産卵のため遡上。河川改修と乱獲が絶滅の原因らしい。性成熟に15年を要し3年毎に産卵。戦後一度だけ幼魚が確認されたのが最後。