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読んで衝撃だった読み物として、思想 2020年1月号に入ってる姫岡とし子「ジェンダーの視点からみたヨーロッパ近代の時代区分」があるんですが、オンラインで入手できないものですかね。授業でも読んだのですが、「常識を覆された」と学生からも評判でした。多くの人に読んでほしいです。
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イギリス人の仕事を守れ!との大号令でEU離脱したイギリスだけど、今やトラックドライバーもガソリン・スタンドのスタッフも足りなくなってジョンソン首相は結局移民が増えるように規制緩和しろとの指示を出したようだ。離脱に反対していたスコットランドを代表するスタージョン氏はそりゃ怒るよ。 twitter.com/NicolaSturgeon…
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「華麗な引用をキメろ」ってめちゃくちゃ面白いですけど、実はこれは400年前のヨーロッパでも相当流行っていたんですよね。例えばシェークスピアとかベン・ジョンソンの劇作から華麗な引用を披露して話し相手をビビらせるのが流行っていたことが知られています。
omocoro.jp/kiji/310038/
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自己啓発書ばかりを百冊並べた読書案内を見かけました。ショーペンハウエル『読書について』の一節を思い出します。『良書を読むための条件は、悪書を読まぬことである。人生は短く、時間と力には限りがあるからである。』
ショーペンハウエル『読書について 他二篇』岩波文庫、134頁
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政府の提灯持ち的アカウントが法人だったみたいだけど、氷山の一角なのでは。 世論喚起の一環として結構な規模のビジネスになっていると想像します。
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権力による世論コントロールって、活版印刷の発明以来メディアの発展と並行して試みられているはず。シェークスピアの時代に商業劇場が発展した時も、劇団が政治的に重要な媒体としてコントロールや支援の対象となっていた。
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これはすごいね。「1度でもdappi2019のツイートをリツイートした全アカウントですと,17.6%がプロフィールが空白のアカウントでした.これが,10回以上リツイート,100回以上リツイートしたアカウントになると,20.5%,25.8%がプロフィールが空白のアカウントとなります.」 twitter.com/Ryosuke_Nishid…
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無駄のないクリアな文体であっという間に読むことができました! 多くの方にお薦めできる良書です。本書の特徴と面白かった/知らなかった点についてメモしておきます。 twitter.com/Koji_hist/stat…
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男性は「よくばり」とは言われないのだから、女性が両立を目指すことが「よくばり」であるかのような表現は、公的メッセージとしてはやめてほしい。
それと、女性を応援というよりは「女性を応援したい男性のためのハンドブック」があるといいのでは(自分も読みたい)。 twitter.com/hiroshima_pref…
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>運営側が個別に本人確認をするのが適切ではないでしょうか?
運営側はそれぞれが仕事を持つ方たちです。「お客様相談室」を持つ企業ならまだしも、まとまった運営母体などないのではないですから、その趣旨に見合った対応が何かを呼びかけの方々が考えるのが適切でしょう。 t.co/zc1cfqV21X
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ある政治家の言動はヒトラーと似ているのか。その比較が適切かどうかは毎回批評すればいいけれど「ヒトラーとの比較自体が不謹慎」という批判はちょっと的外れではないでしょうか。そもそも民主主義的制度を持つ社会からヒトラーが台頭したのだし、
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近世イギリスのステレオタイプについて研究して来た結果、以下のような「見取り図」は全面的に修正すべきだという結論がえられました。
1) 近世イギリス社会に生きた人々は人種や宗教や性差や社会秩序についての様々な偏見にまみれていて、当時の社会はしばしば集合的パニック状態に陥っていた。
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オックスフォード大学で抗議行動があった模様。すごい人! twitter.com/katrinamarina9…
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グレゴワール・シャマユー『人間狩り― 狩猟権力の歴史と哲学』を同僚に薦めてもらって読んでいる。 西洋社会において黒人や貧民やユダヤ人がどのように尊厳を奪われ排除と「狩り」が正当化されたかを通史的に論ずる。ジェンダーの観点からも注目学ぶべきことの多い一冊。amazon.co.jp/dp/4750352322/…
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昨年以来ジェンダーの視点からイギリス史を再訪してみてわかったことの一つに、女性の経験とスキルが男性に都合の良い形で「女性あるある」的なステレオタイプで置き換えられてしまう、という問題があります。例えば男性が普段行かない魚屋で刺身を買ってくるシナリオを考えてみてください。
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ひと昔前の日本では、食事の支度と買い物の多くは家庭の女性が担っていたとします。材料の調達、品定め、価格交渉などのほとんどを女性たちが行っていて、魚屋では新鮮な魚の選び方、良い部位を売ってもらうためのコツ、値引きの仕方等について女性たちは経験とノウハウを共有しているとします。
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そこで一家の男性が、仕事帰りに通りがかった魚屋で刺身を買って帰って来ました。本人は、自分が「せっかく買ってきた」のだから、家族に喜んでもらえるだろうと思います。 しかし、普段から刺身を買っていないので、売れ残りを割高でつかまされてしまいます。帰ってきて自慢げに刺身を見せる男性は、
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女性(妻でしょうか)に問い詰められます。「で、そんなものにいくら払ったの?」
さて、男性はこうした経験をどのように理解し、記録するでしょうか。「ああ、口うるさいヤツだ」「女は不平ばかり言う」などと、言う。そんな事例が過去のケースから出てきたのです。
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つまり、この事例では、刺身の品質や購入に関わる暗黙知を持たずその知識の蓄積にも無自覚な男性が、低品質の商品を高価格で買った、ということになります。しかし、自分の失策を責められた男性は、女性たちの賢い判断やその背後にある暗黙知について語る代わりに、女性の言動に問題を見出します。
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そして「あたかも」女性達が男性の親切心を理解しないことこそが問題であるかのようなことを語ったりするのです。さて、記録の大半が男性たちによって残された社会でこの事例のような「置き換え」が繰り返されたとしたら、その場合、どんなことが起こるでしょうか。
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一言でいえば、女性たちの経験や暗黙知はあまり記録に残らず、「女ってこういうもの」というステレオタイプ的な記述ばかりが残されていくのです。
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本来はそこに存在したはずの女性たちの知見や経験が、男性たちに都合の良いステレオタイプによって「塗りつぶされて」いく。そんな社会の力学が、段々とみえて来ました。
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これって本当に過去の産物なんだろうか? そんな風に思います。 今でもさまざまな紋切り型があふれていますよね。 SNSはそういった乱雑なものの見方の宝庫です。 そういうレッテルが貼られる時に「ぬりぶされている」経験はないか。そう問いかける必要がありそうです。
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以上は過去の社会に深くダイブして、その視点から現代を見渡した時に見えて来たことです。 この視点は、僕がやっている二つの研究テーマを組み合わせることで、見えて来た頃です。一つには、昨年夏に始めた1630年ごろのロンドンの洗濯婦の事例研究
twitter.com/Koji_hist/stat…