記事を書いている記者に小一時間問い詰めたい。 「財政悪化と言うが、財政悪化の定義とは?」 「国債が増加するとどんな問題があるのか?」 多分、どちらも答えられないはず。 テンプレートで記事を書くのはやめてほしい。 国債発行、経済対策で22兆円増 財政悪化止まらず nikkei.com/article/DGXZQO…
今さらですが、矢野事務次官の寄稿を精読したところ、面白いことがわかりました。 ・財政破綻の定義を明らかにしていない ・財政規律を守らなければいけない! なぜなら財政規律だから! と強弁 基本、内容としてはこれだけ。 財政破綻の定義も明らかにせず「財政破綻する!」とか頭おかしい。
期待はずれ感がすごいんだそう。 看護師の賃上げはわずか1%で月に4000円。 フルタイム(150h)で計算して、時給26円アップ。 そりゃ、期待はずれと怒りの声も出ます。 岸田首相「看護師の賃上げ」明言もわずか1%…「期待はずれ」と怒りの声(女性自身) #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/0f4bf…
貸付だとこうなることは明白だったはず。 なぜ、給付ではいけなかったのか。 自己破産や返済困難が5000人 コロナ特例貸付金は20億円(共同通信) #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/766a0…
生活保護=パチンコ三昧というデマがあります。 生活保護受給者は200万人。 2016年にギャンブルを巡り、自治体が受給者に助言・指導した件数は3000件でした。 うち、2400件がパチンコだそうです。 200万人中わずか2400件/年が実態。 生活保護者=パチンコは作られたイメージでデマに近い。
本来、日本は四半世紀デフレなので、減税などで需要刺激策をとらなければなりませんでした。 しかし、真逆の政策を敢行。 デフレにもかかわらず、国民負担率を徐々に引き上げていったのです。 これでデフレから脱却できたら奇跡。 案の定、日本は四半世紀以上デフレです。 デフレは政治の経済失策!
自国通貨建て国債で破綻することはない。 当たり前です。 円を刷れる政府が、円で借りているだけ。 破綻のしようがありません。 この単純な事実がなぜわからないのか? 不勉強だと思います。 日本の財政は大丈夫? 債務のGDP比、第二次世界大戦直後より高く asahi.com/articles/ASPCV…
日本の主要データの推移。 【GDP】 1997年 543兆円 2020年 539兆円 【1人あたりのGDP】 1997年 431万円 2020年 428万円 【日本の人口】 1997年 1億2610万人 2020年 1億2622万人 【労働人口】 1997年 6787万人 2020年 6868万人 日本の経済成長の低迷は人口のせいじゃありません。
日本の国民負担率は徐々に上がっています。 1996年 35.2% 2006年 37% 2016年 42.7% 2021年 44.3% 租税負担 社会保障負担ともに上昇傾向です。 四半世紀前と比べて国民負担率は10%近く増加し、1.25倍となっています。 デフレなのに重税化すれば、国民は貧困化するばかりです。
財政破綻論がフィクションである理由。 ①日本国債はすべて円建て ②日本政府は通貨発行権(円)を持っている ③原理的に日本政府は円建て国債で破綻できない 財政破綻論は論理的に間違いであり、現実的にも起こってきませんでした。 PBや緊縮財政をやめ、積極財政に転換して経済成長を目指すべき。
1人当たりのGDPの各国比較。 日本 1997年 431万円 2017年 436万円 イギリス 1997年 1万6300ポンド 2017年 3万1300ポンド アメリカ 1997年 3万1400ドル 2017年 6万100ドル フランス 1997年 2万2200ユーロ 2017年 3万5500ユーロ 日本の1人当たりのGDPの伸び率がいかにヤバいかわかります。
フランスやイタリアでは、業務時間外に電話やメールに出ない「つながらない権利」が保障されているそう。 日本でも法制化を検討する必要があります。 休日連絡NG、つながらない権利どこまで主張可能? 時間外に残業代なしの電話・メール対応はダメ toyokeizai.net/articles/-/477…
マスメディアは、日本だけが国債残高が増えているかのように報じます。 しかし、それは事実ではありません。 以下は、各国の政府総債務残高(国・地方自治体)の推移。 イギリス 2001年 3800億ポンド 2020年 2兆2000億ポンド アメリカ 2001年 5兆6000億ドル 2020年 27兆9000億ドル
税金は、じつは財源ではありません。 たとえば、2020年の確定申告は2021年の3月に行われます。 では、2020年の予算は2021年3月まで執行されなかったでしょうか? そんなわけはありません。 このように、「税を取っていないのに予算は執行されている」のが実情。 不思議ですが本当のこと。
<クーポンで家賃払えるのか、光熱費払えるのかって何度言えばいいんだ> <議員給も議員年金もクーポンにしたれ> 本来、困窮している人を助けるための給付金。小手先の小技で怒りを買ったようです。 給付金がまさかのクーポンに広がる怒り…「議員給もクーポンに」と揶揄も news.yahoo.co.jp/articles/e22f7…
2021年度のコアコアCPIは以下の推移。 1月 0.0 2月 0.0 3月 0.0 4月 -0.9 5月 -0.9 6月 -0.9 7月 -0.6 8月 -0.5 9月 -0.5 10月 -0.7 何をどう見てもデフレ、ないしデフレ気味。 2020年度予算175兆円を執行してもこの状況ですから、さらなる財政出動が必要です。 stat.go.jp/data/cpi/sokuh…
財務省によれば、日本国債は破綻しません。 <日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。デフォルトとして如何なる事態を想定しているのか。> こう財務相自身が述べています。 財務省は日本国債が破綻しないのを知りつつ、増税のためにプロパガンダを垂れ流してきたのです。
「最低賃金を上げよう!」と主張すると、必ず「中小企業がつぶれる!」「上げられる状況まで待つべき!」との反論がなされます。 しかし、最低賃金で働いている人は生活がカツカツ。 生きていくだけで精一杯の状況です。 最低賃金が上げられないなら、国から給付してでもどうにかするべき。
財政破綻の定義は2種類です。 ①デフォルト(債務不履行) ②ハイパーインフレ ①は日本で原理的に起きようがありません。 円を刷れる政府が、円で借りているからです。 ②も起きないことがわかっています。 そもそも、デフレなのにハイパーインフレの心配をするのが間違いです。
日本で財政破綻論が出てきた1995年です。 国債発行残高(普通国債)はわずか225兆円でした。 そこから四半世紀が経ちました。 2022年現在の国債発行残高は990兆円。 4倍以上に増加していますが、長期金利は0.2%程度。 この事実だけでも、財政破綻論が真っ赤な嘘だったことがわかります。
1990年代後半をピークに公共事業を半減以下にしておいて「老朽化が止まらない!」って……。 当たり前ですよね。 予算が割り当てられてないのですから。 老朽化解消には、今からでも公共事業の予算増額が必要。 インフラ、とまらぬ高齢化 トンネルの4割に寿命迫る nikkei.com/article/DGXZQO…
日本の家計貯蓄率の推移。 1995年 10.52% 2000年 7.39% 2005年 2.49% 2010年 3.24% 2015年 0.15% 2015年以降は平均して1~2%台をうろうろしています。 1999年の家計貯蓄率は10.32%だったため、大きく下落しはじめたのは2000年代に入ってから。 つまり、デフレが家計貯蓄率を押し下げました。
生活困窮者の3人に1人が、扶養照会があるため生活保護を利用しません。 扶養照会とは、生活保護申請のときに親族、親、兄弟、子供に「扶養できませんか?」と照会すること。 扶養照会の効果はわずか0.3%というデータも。 扶養照会が生活保護の受給を妨げています。 扶養照会を廃止すべき。
「積極財政で円安になる!」が真なら、アメリカはドル安になるはず。 なにせ、200兆円の財政出動を行っています。 しかし、ドル安になる気配はなし。 むしろ、なぜか円安気配です。 為替は「積極財政で円安、緊縮財政で円高」みたいな単純なものではありません。 宮沢洋一発言は嘘。
浜田宏一は日本経済界の重鎮ですが、最近はMMTに改宗(?)したり、矢野論文を批判したりと八面六臂の活躍です。 日本でも均衡財政主義から転換が始まっています。 「日本は『世界最悪の財政赤字国』ではない」アベノミクスの提唱者・浜田宏一が“矢野論文”に反論 bunshun.jp/articles/-/498…