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「あのTAROMANで特撮美術を担当した」が売り文句として成立するの、2週間で世界が変わりすぎだろ。
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ウルトラマンブレーザー「俺は平成の実在都市で作戦展開する怪獣映画が好きなんじゃい!!!!!」を全力で振りかざす1話だった。
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マリオ映画、感覚的には「スーファミで性能上がったならこういうマリオ」「64で3Dになるならこういうマリオ」「Wiiでリモコン使うならこういうマリオ」というマリオの方法論から外れずに「映画として1時間半にするならこういうマリオ」って考え方で作られたスーパーマリオマリオ本編という感触がある。
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第二次怪獣ブームの70年代、岡本太郎の独創性を怪獣にすれば独自の個性を出せるという視点で生まれたタローマン、しかし操演中心の奇獣はごっこ遊びに向かず、また明確な変身者を用意しなかった事で仮面ライダー発の変身ブーム需要を逃した事が今作をカルト人気止まりとさせた要因と言われている。
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東映の過剰労働もマーベルのVFX労働環境問題もエンタメ業界で長く続くやりがい搾取で、関連作品で横に展開しすぎたり膨れ上がった物が爆発した感じも共通してて根深い物を感じるけど、どちらも曲がりなりにもジャンル物のトップランナーみたいな立場でなおこれというのがより厳しい気持ちになる。
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田口監督のウルトラ観、ちょっと面白いのはウルトラマンその物へのスタンスは震災後のメッセージやウルフェスといった部分で定まったっぽい所で、割と作家性として作品に出てると思う。
bigcomicbros.net/8102/
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マリオ映画の吸い込むドカンや浮いたブロックやファイアフラワーといった仕組みに説明ないの「マリオ遊んでたらわかるやろ」ではなく「マリオ達が迷い込んだのはブルックリンと常識の違う世界ですって事さえわかれば説明は十分完了してるのでそれより見せ場を詰め込めるだけ詰め込もう」の精神だと思う
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ロックマンゼロもしっかり完結したし、終わり時を見失ってグダグダになるか途中で打ち切りになるかの二択でお馴染みのロックマンシリーズが1ハードで完結まで走りきる特異点なんだよなGBA時代。
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「昔の日本のゲームは強かったが今や1000万本超えるゲームのほとんどが洋ゲー」って割と言葉のマジックで、そもそも昔の日本ゲームも言う程1000万本超えてなくて今の方が1000万本超えてるんだよな。。
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シン・ウルトラファイトとタローマンで「雑に地球が爆発するのはいつの時代も楽しい」という感情を思い知らされた2022年夏の始まりだったんだよな。
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昭和特撮風は数あれど「わざとピアノ線を見せる」とか「スタジオメタ視点」でなく「手前に建物が敷き詰められた市街地セットの映像こそ70年代巨大特撮」の部分から逃げずに挑戦したのが昭和特撮風としてタローマンが一線を画してる部分で、そこに功罪はあるんだけど「だから騙せた」んだよな。
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都会が舞台のドンキーコングでデビューしたマリオがスーマリ1でキノコ王国を救う英雄になるゲームキャラとしての「転身」を、「人間界を生きる配管工が恐竜異世界に迷い込み英雄となる」という形で1本の映画として纏めあげた魔界帝国の女神は立派な「マリオの映画」っすよ。
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一度も10億行ったことのない映画のウルトラマンが『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』より興収上回ったんだから十分でしょシンウ。
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「オタクの高齢化」という言葉自体が自分達がオタクとされる趣味思考の中心地であるという思い上がりって思っちゃうんだよな。
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ニュースでデッカーが褒められてはしゃいでたカナタの前に先代デッカーが登場=必要なのはウルトラマンの力でありカナタじゃないを突き付けて「それでも……」をやるであろう展開、同じ武居監督メイン作のR/Bで愛染マコトやツルちゃんを通して描こうとしてた事の再チャレンジにも見える。
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タローマン変身者のようで変身者じゃなかった人、しっかり見てないと彼が変身者しぐさしてた事に気付かないし、気付いてないと実は変身者じゃなかった梯子外しをしてるという事の認識が出来ない。メチャクチャ視聴者を信頼した仕込みネタという感じだ。
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モモンガがちいかわやハチワレの所作を真似するいつものやつを1コマペースで挟んでそれがいかに空虚であるかを示す助走にして「眩しい」になる一連の迫力が凄いんだよな今回。