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本日公開『チェチェンへようこそ ーゲイの粛清ー』、試写で観たけど絶句ものの一作。ロシア支配下のチェチェン共和国で、国家ぐるみで同性愛者を文字通り「狩る」暴挙が加熱。プーチンが侵略を始めた直後という凄いタイミングでの公開となったが、だからこそ今見るべき映画。
madegood.com/welcome-to-che…
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2013年のウクライナの混乱と抵抗を映し取っていた『ウィンター・オン・ファイヤー』見て、今回の侵攻のような(教科書に載る級の)本当に深刻な事態は"いきなり起きる"わけではないと思い知る。希望のあるラストも今見ると辛いが、今に繋がる不穏さも確かに映し出している…。
netflix.com/title/80031666
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チェルノブイリ原発があったウクライナの地域が、人がいなくなった今は野生動物の「楽園」のようになっているのは有名な話なのだが、異常な迷妄に取り憑かれた独裁者が再びその「楽園」に乗り込んで無意味な攻撃を繰り広げていると知り、なんというか、言葉を失ってしまう…。
natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/0…
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ロシア軍がチェルノブイリ原発を占拠し、戦闘が激化した際は生態系災害の懸念も…。ソ連崩壊を受け入れないプーチンにとって、その契機となったチェルノブイリの占拠は象徴的な意味をもつのかも、と聞いてクラクラしてくる。狂った権力者の暴走はどんな災害も上回るほど有害。
bbc.com/japanese/60518…
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NYタイムズ「プーチンは歴史的な過ちを犯している」。戦争被害はもちろん甚大だがそれ以上に、こんなことをすれば(長期的には)ロシア自身に重大な惨禍を引き起こすのは明らかだろうと。『国家はなぜ衰退するのか』の記述通り、国自身にとっても独裁者は有害で危険な存在…。
nytimes.com/2022/02/23/opi…
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『国家はなぜ衰退するのか』は収奪的・搾取的・独裁的な政治制度がいかに国を破滅に導くかをじっくり解説する本だが、独裁者に権力を集中させ続けると何が起きるのかが現実世界で(本よりもずっと明快に)リアタイ進行している今、目に焼き付けておく必要があるかもしれない。
twitter.com/numagasa/statu…
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「2022年2月22日は800年ぶりとなるスーパー猫の日だから宇宙の巡り合わせと全てのネコ科に感謝を捧げたいのに、宇宙とネコ科を兼ね備えたスタンプなどあろうはずもない…!あと200年待つしかないのか…?」とお嘆きの皆さんへ。あるよ
store.line.me/stickershop/pr…
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ヴィーガニズム、動物倫理だけでなく環境や健康などの複合的な問題への対処策としての面も大きく、実践が難しいにしても(ネットのノリを間に受けて)安易にバカにしてると「こうした問題に全く関心ありません」表明に等しくなり、どこかで思わぬ火傷を負う率が高まっていくと思うのでオススメしない。
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「サイゼリヤに苦情言うヴィーガン」とかは露骨に釣りでマジしょうもね〜なと思う一方、植物ベース食品の技術はどんどん上がっていることだし、実際にサイゼとかの大手が(コメダやモスみたいに)植物性100%メニュー推し進めてくれたらぜひ試したいけどね。イタリア料理は実はかなり相性いいと思う。
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コアラ、ついに絶滅危惧種に指定される。火災の被害が深刻だったニューサウスウェールズ州では40%〜70%も減少した、という絶望的な推計もあったので無理もない。元から深刻だった感染症などの問題もさらに悪化した。気候変動の被害を真正面から受けてしまった動物といえる。
www3.nhk.or.jp/news/html/2022…
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今年は(新刊作業に忙殺されて)遅くなってしまいましたが毎年恒例 #2021年映画ベスト10 イラストです。未曾有の危機の中で劇場公開してくれた、ありがたき映画たち(鑑賞数108本)から「これぞ」と思う10本+1を厳選したのでチェックしてね。(今は見る手段ない作品もあるけどいずれ配信などでぜひ!)
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「生物学的」という言葉を振り回せばどんな屁理屈ももっともらしく聞こえると考えているのかもしれないが、論理的な破綻は隠しようもなく、要は(アメリカでいう宗教保守過激派の日本版みたいな)科学の精神から最もかけ離れた層に向けた目配せなのは明らかだし、「生物学的」が聞いて呆れるんですわ。
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「生物学的」、あらゆる「◯◯学」の中でもおそらく最も頻繁に差別を正当化するためにインチキ利用されてきたワードであり、その人類の悲惨な歴史から学ぶこともせず、むしろ現役バリバリでインチキ利用していらっしゃる権力者の皆さんを見ると、生物学を愛する民としては怒りも格別というわけですわ。
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"自然"にも生物学にも一切関心なさそうな権力側が、特定のマイノリティへの差別を維持したい時にだけ「生物学的な自然生殖可能性」などという言葉を都合よく使って無限に屁理屈をこねる様、見飽きたとはいえ心底ウンザリさせられる。闘っている方々は立派だし心から応援する。
news.yahoo.co.jp/byline/matsuok…
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『プロジェクト・ヘイル・メアリー』読了。絶賛の評判も頷くしかない凄まじい面白さで、心に響く宇宙SF小説。不可解で壮絶な幕開けから始まり、「一難去ってまた一難」にもほどがある危機を打開する唯一の鍵は科学、そして…。ネタバレを全力で排して何も知らず読んでほしい。
amazon.co.jp/dp/B09NBZLC7J/…
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ポーランドとベラルーシの政治対立の激化で、世界遺産の森を破壊・分断する長大なフェンスが建設開始。貴重なヨーロッパバイソンやオオカミ、絶滅危惧種のオオヤマネコなど多くの生物の移動ルートが遮断され、悪影響が危惧される。人間社会の問題に動物は常に巻き込まれる…。
natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/22/0…
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この中でも特に『ゴーストバスターズ(2016)』は(その後のエンタメの潮流を考えても)やっぱ凄く重要な映画だったのでは…?と思えてならず、いまだに(公式にさえ)軽視される現状が悲しいし怒りなのだが、なんらかのスピリットを受け継いだような『355』にわりと癒された。
twitter.com/numagasa/statu…
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『355』、最近あまり見かけないほど気軽に楽しめる世界旅行アクションスパイ映画で、主要キャラみんな女性でこの軽さ(良い意味で)がむしろフレッシュだし、『ゴーストバスターズ(2016)』『オーシャンズ8』『チャーリーズ・エンジェル(2019)』とかの娯楽作が切り開いてきたものに思いを馳せたくなる。
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