想起したのは下記研究 cdc.gov/mmwr/volumes/7… ワクチン接種者が、未接種の人よりも、新型コロナ「ではない」死亡率が低いと示唆されたもの 未接種を1とするとコロナでない死亡のリスクが ファイザー 0.34 モデルナ  0.31 と低かった(2回接種) 続発した他疾患による致死を抑制した可能性もある
新型コロナ罹患後1年間に心血管疾患等が増える事を示した研究 気になるのは外来患者(=より軽い)でも下記リスク 【対照群を1とし罹患群で】 脳卒中 1.23 不整脈 1.33 心筋炎 3.47 心膜炎 1.38 心不全 1.37 心筋梗塞 1.08 肺塞栓症 2.01 と高い 軽い例でも心血管疾患等のリスク増加に注意必要
外来、入院、ICUを含めての分析だと下記 さすがに外来の患者はそこまでのリスクはないが、罹患による相対的なリスクの高さが示唆されている なお、新型コロナ患者(外来)の罹患後1年間の諸病のリスクについては下リンクの補足表8に記載がある ⬇️ static-content.springer.com/esm/art%3A10.1… twitter.com/shuichiotsu/st…
重要なのは後遺症がオミクロンでどうかまだ完全にわからない点 専門家の意見として ・炎症過程への影響は小さい可能性 ・接種の影響(後遺症を減らしうる) 等から発生率は低くなる可能性はあるが、当然罹患者が増えれば後遺症がある人も比例して増えることは示唆 注視される medicalnewstoday.com/articles/uk-da…
コロナ後遺症というがインフルエンザ等でものこるのでは?との頻出質問 COVID-19感染後6か月の後遺症リスクを他気道感染症後と比較した研究 インフルと同等が1(ハザード比) 頭蓋内出血  2.44 虚血性脳卒中 1.62 脳炎 1.70 認知症 2.33 同等ならこれだけ注目されない
コロナ後遺症というがインフルエンザ等でものこるのでは?との頻出質問 COVID-19感染後6か月の後遺症リスクを他気道感染症後と比較した研究 インフルと同等が1(ハザード比) 頭蓋内出血  2.44 虚血性脳卒中 1.62 脳炎 1.70 認知症 2.33 同等ならこれだけ注目されない
当該研究は下リンク thelancet.com/journals/lanps…… 以前から「インフルエンザやかぜでも後遺症が同じくらいある」との解釈が変わらず存在する しかし諸研究の結果から、そうではないとわかっていることは何度も紹介している 理解が深まることを願う twitter.com/shuichiotsu/st… twitter.com/shuichiotsu/st…
昨日紹介の論文では心血管疾患のリスクが増える可能性があるのを前提に、罹患者へ注意喚起すべきとしていた オミクロンでの頻度はまだ不明だが、用心は必要 不安を煽るというのでなく、事実は事実として把握し、適切な対応を行うことでさらなる健康被害を抑えたいもの twitter.com/shuichiotsu/st…
【補足】 頻度だけでなく ・期間 ・重さ の違いもある(今後研究も出るだろう) 例えばCDCもコロナとインフルの比較を次の様に掲載 ・インフル罹患者のほとんどは数日から2週間で自然回復 ・コロナ後遺症は感染してから数週間または数か月続くか,数週間後に現れる可能性がある cdc.gov/flu/symptoms/f…
新型コロナ罹患後の心血管病リスクが高いとの研究 ではなぜ高いか? ・心筋細胞への直接的ウイルス侵入 ・血管内皮細胞感染と内皮炎 ・補体活性化と凝固障害,微小血管障害 ・炎症性サイトカイン上昇 ・心組織の線維化 など原因は多様 コロナウイルスは心臓や血管に発現するACE2に結合し侵入するため
ワクチン接種するほど感染しやすい,ADE(抗体依存性感染増強)が起きているとの説が盛んに流布 だがそれを示唆する事実はない 例えば10万人あたりCOVID-19の発生(左)・死亡(右)は 未接種   347.8 7.8 追加接種無 87.7  0.6 追加接種有 25.0 0.1 接種で感染等がより増えるとの事実はない
ワクチン接種者の10代男性が新型コロナ罹患後にDIC(播種性血管内凝固症候群)を起こし死去されたことに関連し、接種が原因になった等の話が一部に流布 だがmRNAワクチンと血栓リスクは最近の研究でも否定的 未接種の場合と比較し同リスク上昇はなかった コロナ自体で生じたと解するのが一般的だろう
10代男性が新型コロナで亡くなったことをワクチンのADE(抗体依存性感染増強)と解釈する発信が多く驚いている ・COVID-19ワクチンがADEを起こす証拠はない ・科学者はADEを引き起こす可能性が最も低いSタンパク質を標的にした ・実際、接種者がより感染・重症化しやすいとの証拠はない 等から否定的
新型コロナへのイベルメクチンの効果を見たランダム化比較試験 重症への進行はイベ群21.6%, 対照群17.3%で有意差なく進行を防がないと結論 有害事象はイベ群13.7%, 対照群4.4%だったが, イベ群は下痢が5.8%(vs 1.6%)と多く, また241名中2件の心筋梗塞, 重度の下痢からの急性循環不全が1件あった
・ソーシャルメディアの力は、誤った主張をする比較的少数の医師のメッセージを増幅する ・この増幅により「医学界内でより多くの分裂があるように見えます(※実際はそれほどないのに) ・誤った情報はこの不確実性の中で盛んになる JAMAのニュースに掲載
イベルメクチンが新型コロナへ効果を示すことができなかった最近の研究 有害事象は"The notably higher incidence"とあり、低くないことが指摘、臨床試験外での使用に警鐘 最近、種々の後遺症へとして同薬が使用されているむきが散見され「自覚症状はどこからか」をわかりにくくすることも懸念される
興味深い研究 新型コロナのワクチン未接種者で調査 「新型コロナに自分は感染しただろう経験はあるが、検査をしたことがない」という人の抗体陽性率55% 「自分は新型コロナにかかったことがない」という人の抗体陽性率11% つまりなっていないと信じている人でも一定程度すでに罹患している可能性
最近また紹介が増えている重要研究 ワクチン接種者が未接種の人より新型コロナ「ではない」死亡率が低いと示唆されたもの 未接種を1とするとコロナでない死亡のリスクが ファイザー 0.34 モデルナ  0.31 と低かった(2回接種) 接種をした人が他の病気による死が多いというのは否定的と言える結果
新型コロナとマスク最新研究 濃厚接触の状況から分析した実世界のもの ・感染者、濃厚接触者または両方がマスクをしていない場合は、二次感染率は約26%に上昇 ・両方がマスクをしている場合は約13%に低下 さらに、感染者よりも接触者がマスクを着用した方が有益であることを示唆との興味深い結果
・研究の詳細は下記 wwwnc.cdc.gov/eid/article/28… ・JAMAのニュースの要約 jamanetwork.com/journals/jama/… サンプルサイズは少ないものの 【感染者/濃厚接触者】 ・マスクなし/マスクあり   二次感染率 10.0% ・マスクあり/マスクなし  二次感染率 29.1% と濃厚接触者のマスク着用がより有益だったと
さらに学齢期が含まれる5~18歳でも分析している 【5-18歳のマスク】 ・感染者あるいは濃厚接触者の片方もしくは両方がマスク着用なし  二次感染率 25.2% ・両方マスク着用  二次感染率 12.0% と、調査対象の集団全体の結果(25.6%, 12.5%)とほぼ同様の結果 双方の着用が有効と改めて示唆
もう一つ興味深いのは 【二次感染率】 ・屋内の接触 18% ・屋外の接触 25% と屋外の方が高くなっている点 屋外ではより頻繁に身体活動を伴う可能性があり、その結果として呼吸数がより多くなることによる影響や、社会的距離への遵守が一般に低下することへの関連等が可能性として分析されている
新型コロナワクチンの誤報につき医学誌JAMAのニュース ・新型コロナワクチンとヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンに関する誤った情報に著しい類似点がある ・既存のワクチン反対運動で使用された方法を再利用している ・誤情報はSNSに投稿されたインフルエンサーの動画を通じ広まる 世界共通の現象
「有志医師の会の共同声明」というものが流れてきた ただ記載をみると正確性において疑問な点が複数ある 列挙し指摘したい ①mRNAワクチンという人類に初めて使用される新しい機序の薬剤 →mRNAワクチンは今回が人類初でない 狂犬病へのmRNAワクチンが2013~2018年で研究され年単位の観察歴がある
オミクロンの致命率推定が日本で発表 ・約0.13% 一方、18/19のインフルエンザ関連超過死亡数を分子としたインフルの症例致命率 ・0.010%-0.052% 単純比較は難しいが2.5~13倍となる 「弱毒化」「かぜと同じ」等と一部で盛んに言われてきたが… 報告書に「さらに上昇傾向」とあるのも気になる点