私たちは、次の世代のことを考えずに、この地球の資源である木、水、鉱物などを搾取し続けてはなりません。 自然に逆らった行動をとれば、生き残ることができないのは当然のことです。 私たちは自然と調和して生きるということを学ばなければなりません。 #ダライ・ラマ
多くの人たちが、耐え忍ぶことのできる人はその人が弱いからだと考えているようです。しかし、これはおおきな間違いです。弱さのしるしは実は怒りであり、怒りっぽい人は寛容さという素晴らしい資質に欠けています。忍耐のできる人は、内面的な強さを持っている人なのです。
安倍晋三元首相の悲報を受け、ダライ・ラマ法王は昭恵夫人にお悔やみの書簡を送りました。 安倍氏はチベットの人々にとってかけがえのない友人であるとし、「他者への奉仕において、真に意義深い人生を送られたことと存じます」と述べられました。 bit.ly/3ypVZen dalailamajapanese.com/news/2022/2022…
ダラムサラの法王公邸でダライ・ラマ法王が、台湾、シンガポール、マレーシアのグループとのテレビ会議の中で、ご自身への最高の誕生日の贈り物は何かについて話されました。#ダライ・ラマ法王
苦しいのは、自分の悩みばかり考えているからです。他の人たちのことを気遣えば視野が広がって、自分の悩みが些細なものに思えてきます。あなたがすべてを失った時でさえ、人との絆は慰めの源泉になってくれるのです。
私はいつも、幸せな未来がやってくるかどうかは私たち自身の手の中にあると思っています。過去は過去であり、変えることはできません。しかし、未来はこれからやってくるのですから、今この時から若い世代の人々が努力するならば、より平和でより良い世界を構築することができるのです。 #ダライ・ラマ
2019年7月12日、インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州ダラムサラの法王公邸で行われた会見の中で、「他の人を傷つける人に対して、どうすれば慈悲の心を維持することができるか」という質問に対して、ダライ・ラマ法王が答えられました。
日々の暮らしにあたたかい心は欠かせません。お互いを思うあたたかい心があれば、そこには平和な空気があります。でも誰かが怒ると、それはすぐに消えてしまいます。おいしい食事や豪華な家に住んでいても、もうそこに平和な空気はありません。 『いのちの言葉』より #ダライ・ラマ法王
楽観的になりましょう。はじめはやる気があり、よかれと思ってやったことも、必ず障害が起きてうまくいかなくなる時があります。私自身、この数十年間、難しいことばかりでした。それでも楽観的な気持ちを持ち続けました。そしてもちろん、正直で誠実であるならば、必ず目的を遂げることができます。
時に人は、自分の幸せと満足を得るために他の人たちを苦しめたりします。しかし本当の幸せは、他者を兄弟姉妹のようにみなし、やさしさと思いやりを持つことから生じます。今、世界全体に広がる苦難の時こそ、私たちは互いのことを尊重し、この地球に対する普遍的な責任感を培なわなければなりません。
手と足は別の物です。しかし、足に何か不具合が生じたら、自然に手がおりて助けに行きます。これと同様に、この社会のどこかで不具合が生じたら、私たちは助けに行かなければなりません。なぜかって? それは私たちの身体の一部だからです。私たち自身の一部だからです。#ダライ・ラマ法王
いつも正直で誠実でいるならば、心の内側から偽りのない喜びと幸福感が湧いてきて、不安やストレス、不信感がなくなります。正直で誠実になれば、周りには穏やかな雰囲気が漂い、本物の友情が育つでしょう。たとえ問題が起きても、心はそれほど乱されなくなります。『ダライ・ラマ英語スピーチ集』より
心が穏やかで平和なら、やさしい行動につながります。そのような時は、肉体的な病気の苦しみさえ克服することができます。その逆に、心がかき乱されている時は、どんなに裕福で豪華な家に住んでいても、幸せを感じることはできません。精神的な体験は、肉体的な苦しみさえ克服できるものなのです。
私たちはみな、生まれたときから幸せを求めていて、苦しみを避けたいと願っています。ゆえに、命あるすべてのものたちが幸せに生きられるように、その苦しみを克服することができるように手を差し伸べることは、人類の共同の責任であると言えます。 bit.ly/2tRvyiQ
新型コロナウイルスの発生により、私たちは今大変な苦難の中にあります。しかし、どれほど大きな脅威に直面しようとも、人間は生き抜くために素晴らしい能力を発揮してきました。困難な状況であっても、私たちは科学技術と人智を尽くし、勇気をもって立ちはだかる問題を乗り越えなければなりません。
すべての世界は相互依存によって成り立っています。この恐ろしい新型コロナウイルスは、一人の身に起きたことが瞬く間にすべての人に影響を及ぼすことがわかりました。しかし、医療の現場で働くことも、ただ人混みを避けることも、建設的で思いやりのある行動であることを気づかせてくれました。
希望を失ってしまうのは心の問題です。たとえ希望を失って絶望しても、再び希望を持つことは必ずできます。私たちの心は無限の可能性を持っているのです。大切なことは、心の中で失われた希望を取り戻すことであり、外面世界の物質的なものによって心の希望を埋め合わせることではありません。
裕福な人も、貧しい人も、教養があっても、教育を受けたことがなくても、国籍・人種・地位・理念がなんであっても、人の生きる目的は幸せになることです。 『スピリチュアル・メッセージ』より #ダライ・ラマ法王
苦しいのは、自分の悩みのことばかり考えているからです。他の人たちのことを思いやり、気遣うならば、視野が広がって、自分の悩みが些細なものに思えてきます。あなたがすべてを失った時でさえ、他の人たちとの絆があれば、それが慰めの源泉になってくれるのです。
【お知らせ】本日5月1日12:30〜14:00 ダライ・ラマ法王が『般若心経』についてのオンライン法話会を行われ、続いて質疑に応じられます。この模様は、公式サイトおよびFBのダライ・ラマ法王14世公式ページから日本語でご視聴頂けます。 dalailamajapanese.com/live #ダライ・ラマ
7月6日は私の誕生日でした。新型コロナウイルスの世界的蔓延により、今年は大掛かりな祝賀会を開くことはできませんでしたが、私の誕生日を祝ってくださる方には観音菩薩の真言(オーム・マニ・ペーメ・フーム)を最小限千回唱えてくだされば嬉しいです。私は観音菩薩と特別な絆があるからです。
私たちはよい意味で疑うという心を持たなければなりません。そこから、吟味検討をすることができるからです。これは科学的方法論と同じであり、たとえ仏陀のお言葉でも、吟味して、確信を得てから従うことが必要です。『こころを学ぶ』より # ダライ・ラマ法王
もし、あなたが他の人たちを騙したり、裏切るようなことをしたならば、それが発覚したらと考えてあなたは不安になり、緊張してしまいます。しかし、毎日を正しく生きて、自分の仕事を偽りなく行うなら、満足感と自信を得ることができます。それがまた、内なる原動力につながるのです。
死後に阿弥陀仏の浄土に行けるようにと祈ることよりも、今、自分が生きている場所を浄土に変える努力をすることの方がよっぽど現実的でよいと思います。そのためには、自分のかき乱された心を鎮め、内なる心の平和を築くことが必要です。 #ダライ・ラマ法王
友人の皆さん、どうかやさしさと思いやりにあふれた雰囲気を作り出す努力をしてください。慈悲深い社会を築き、宗教間の調和を図るためのチベットの知識を一般教養として維持することがいかに重要かを、くの人たちに伝えてください。それこそ私にとって最高の誕生日プレゼントになるでしょう。