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多くの人たちが、耐え忍ぶことのできる人はその人が弱いからだと考えているようです。しかし、これはおおきな間違いです。弱さのしるしは実は怒りであり、怒りっぽい人は寛容さという素晴らしい資質に欠けています。忍耐のできる人は、内面的な強さを持っている人なのです。
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私たちはよい意味で疑うという心を持たなければなりません。そこから、吟味検討をすることができるからです。これは科学的方法論と同じであり、たとえ仏陀のお言葉でも、吟味して、確信を得てから従うことが必要です。『こころを学ぶ』より # ダライ・ラマ法王
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日本は、アジアで最も発展した国のひとつです。日本の皆さんは、他の国々と共有できるすぐれた技能や経験を持っています。ですから、国内にいて不平を言うのではなく、発展途上国に行って困っている人々を助け、あなた方の善意を届けてあげてください。そうすれば、自信や勇気も湧いてくるでしょう。
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私たちは人間はみな、本当の意味においての兄弟姉妹です。 私たちはみな同じような問題に直面しており、それらを克服する能力を持っています。 それは、人間のすばらしい知性と脳を有効に活用することであり、それに、他者に対する温かい気持ちを結び合わせることを意味しています。
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【お知らせ】法話会のネット中継を行います
ダライ・ラマ法王による『ブッダパーリタ註』についての法話会がダラムサラで行われます。期間は8月29日〜9月1日。下記URLのページから日本語通訳でご視聴いただけます。
bit.ly/2rtHJO6 #ダライ・ラマ法王
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希望を失ってしまうのは心の問題です。たとえ希望を失って絶望しても、再び希望を持つことは必ずできます。私たちの心は無限の可能性を持っているのです。大切なことは、心の中で失われた希望を取り戻すことであり、外面世界の物質的なものによって心の希望を埋め合わせることではありません。
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教育の目的は、平和な社会を構築する幸せな個人を養成することにあります。それにはあたたかい心が必要であり、何が起こっても対処できるような広い心と、包括的で先見の明のあるアプローチをとることが必要です。 そのためには一個人の利益より、社会全体の利益に焦点を当てなければなりません。
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【お知らせ】法話のネット中継を行います
2020年5月29日と30日の2日間、両日12時半〜14時に、ダライ・ラマ法王による観音菩薩の灌頂授与式の模様を中継します。下記URLのページから日本語通訳でご視聴頂けます。
dalailamajapanese.com/live #ダライ・ラマ法王
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ほとんどの人々にとって、私たちのお母さんは優しさと思いやりを教えてくれるの最初の先生です。 私の場合、思いやりの力を私に教えてくれたのは私の母でした。女性は特に思いやりが深いので、女性がよりやさしい社会を作るために主導権を握るとよいと思います。 #ダライ・ラマ
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人にやさしくするといいことがあるのかと言えば、やさしさや慈悲の心は、健康、幸福な家庭、幸せな人生を築く上で重要な鍵となっています。多くの科学者たちもこれに同意しており、脳の活性化や脳機能の発達のためにも、穏やかな心ややさしさはきわめて大切なものと言えるでしょう。# ダライ・ラマ法王
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【お知らせ】明日1月10日午後12時半〜、ダライ・ラマ法王が気候変動の悪循環について環境活動家のグレタ・トゥーンベリ氏、国連の気候変動に関する政府間パネルのウィリアム・ムーマウ氏らと対話をされます。この模様は公式サイトから日本語でご視聴頂けます。
dalailamajapanese.com/live #ダライ・ラマ
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2019年6月10日、ダラムサラの法王公邸で、ダライ・ラマ法王が少女からの質問に答え、あたたかい心と知性の重要性について説明されました。
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楽観的になりましょう。はじめはやる気があり、よかれと思ってやったことも、必ず障害が起きてうまくいかなくなる時があります。私自身、この数十年間、難しいことばかりでした。それでも楽観的な気持ちを持ち続けました。そしてもちろん、正直で誠実であるならば、必ず目的を遂げることができます。
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【お知らせ】ネット中継を行います
9月28日午後12時半〜、ダライ・ラマ法王がイスラム教徒と仏教徒のフォーラムの一部として、マレーシア国際イスラム大学のオスマン・バカール博士との対話を行われます。この模様は、公式サイトから日本語でご視聴頂けます。
dalailamajapanese.com/live #ダライ・ラマ
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自分が持っているもので満足することは、幸せになるために欠かすことのできない要素です。肉体的に健康であり、物質的なものに恵まれて、よき友人を得ていても、満足する気持ちがなければ幸せになることはできません。
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死後に阿弥陀仏の浄土に行けるようにと祈ることよりも、今、自分が生きている場所を浄土に変える努力をすることの方がよっぽど現実的でよいと思います。そのためには、自分のかき乱された心を鎮め、内なる心の平和を築くことが必要です。8月31日『ブッダパーリタ註』法話会のお言葉
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死について、前もって考えておくことは大切なことです。そうしておけば、いつ死が訪れても不安はないはずです。心がまえさえできていれば、死は大した問題ではありません。心配する必要はなく、死とは服を着替えるようなものなのです。#ダライ・ラマ法王
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私たちの人生は、他の人々に大きく依存しており、私たちの生存の源は、基本的に優しさと思いやりを必要としています。そこで、この苦難の時こそ、真摯な態度で自分の責任を果たし、他者の幸せを思い、人類の幸福のために働くことが大切です。それによって、まず、自分の心が平穏になれるからです。
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苦しみの源は、「知らない」という無知な心であり、幸せの源は、全てのもののありようを理解する智慧である、と言われています。教えを聞いて何か新しいことを学び、学んだことについて考えるという実践によって智慧を育むことが重要なのです。「心の平和」より #ダライ・ラマ法王
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煩悩を滅し、思いやりのある行動に努めるのは、来世のためでも涅槃に至るためでもありません。今、この場所においてより幸せに生きるためなのです。思いやりの心を培い、より良い自己を実現することで、個人や社会、人類全体がより幸せになれると私は信じています。『ニューヨーク・タイムス』より
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楽観的になりましょう。はじめはやる気があり、よかれと思ってやったことも、必ず障害が起きてうまくいかなくなる時があります。私自身、この数十年間、難しいことばかりでした。それでも楽観的な気持ちを持ち続けました。そしてもちろん、正直で誠実でいなければなりません。
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心が穏やかで平和なら、やさしい行動につながります。そのような時は、肉体的な病気の苦しみさえ克服することができます。その逆に、心がかき乱されている時は、どんなに裕福で豪華な家に住んでいても、幸せを感じることはできません。精神的な体験は、肉体的な苦しみさえ克服できるものなのです。
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両親や兄弟を失うことはとても悲しいことですが、私は死というものを哲学的にとらえています。古い友が去り、新しい友が来る。それは大切な1日が終わり、また新しい1日が始まるのと同じです。
『いのちの言葉』より
#ダライ・ラマ法王
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私からの人生の教訓です。私たちの生活の目的は幸せになることであり、可能な限り他者に親切にしてください。幸福は、祈りではなく行動によってもたらされます。私たちに必要なのは愛と思いやりであり、贅沢ではありません。思いやりのある心は幸福の大きな源です。#ダライ・ラマ法王
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【お知らせ】法話会のネット中継を行います。
3月2日午前11:45〜 ダラムサラでのダライ・ラマ法王による『ジャータカ』(本生譚)およびジェ・ツォンカパの『縁起讃』の法話会を中継します。下記URLより日本語通訳にてご視聴いただけます。 sb.gl/2BPD8xM #ダライ・ラマ法王