26
成功とは意義ある人生を送ることです。できるだけ人の役に立ち、少なくとも相手を傷つけないこと、それが意義ある人生です。富や権力に恵まれても、人に疑いと恐れをもたらすような人生は成功とは言えません。貧しくても多くの友人がいて、友人との信頼関係があれば、それは成功した人生だと言えます。
27
心が穏やかで平和なら、やさしい行動につながります。そのような時は、肉体的な病気の苦しみさえ克服することができます。その逆に、心がかき乱されている時は、どんなに裕福で豪華な家に住んでいても、幸せを感じることはできません。精神的な体験は、肉体的な苦しみさえ克服できるものなのです。
28
楽観的になりましょう。はじめはやる気があり、よかれと思ってやったことも、必ず障害が起きてうまくいかなくなる時があります。私自身、この数十年間、難しいことばかりでした。それでも楽観的な気持ちを持ち続けました。そしてもちろん、正直で誠実でいなければなりません。#ダライ・ラマ法王
29
もし、あなたに清らかで真摯な心の動機があり、親切で、慈しみのある心と、他者に対する敬意があれば、たとえどんなに難しいと思われる仕事でも、勇気と自信を持って効果的にやり遂げることができるでしょう。他者の役に立ちたいという思いこそ、成功の原動力となるものなのです。
30
人生の目的は、幸せを実現することにあります。希望を失うということは、人生の目的を途中で放棄しようとしているのではないでしょうか。自分にも何かができるはずです。何かよい行いをするのです。そうすればわかるはずです。自分の人生の目的が何であったのかを。# ダライ・ラマ法王
31
私たちが生まれ、死んでいく様は王様から乞食に至るまで皆同じです。私はどこにいても、誰と会っていても、お互いの間にあるバリアをなくすため、人類はひとつであるという考えを推進する努力をしています。私が笑顔を見せれば、相手も笑顔を見せてくれるのであり、自分も相手も幸せになれるからです。
32
怒りはどんな感情よりも心の平和を乱すものです。現実を直視する力も奪ってしまいます。このことを忘れず、怒りは破壊的だということ、怒っても無駄だということ、それがはっきりと理解できたなら、怒りを遠ざけることができるでしょう。『ダライ・ラマ 英語スピーチ集』より # ダライ・ラマ法王
33
死について、前もって考えておくことは大切なことです。そうしておけば、いつ死が訪れても不安はないはずです。心がまえさえできていれば、死は大した問題ではありません。心配する必要はなく、死とは服を着替えるようなものなのです。#ダライ・ラマ法王
34
苦しいのは、自分の悩みばかり考えているからです。他の人たちのことを気遣えば視野が広がって、自分の悩みが些細なものに思えてきます。あなたがすべてを失った時でさえ、人との絆は慰めの源泉になってくれるのです。「いのちの言葉」より # ダライ・ラマ法王
35
私たちは皆、心に平和を育む方法を学ぶことができます。人間の知性を用いて慈悲深い心を高め、それを個人から家族、社会、世界全体へと広げていくことができるのです。私たちの心の本質は、優しさと思いやりであり、教育を通して、私たちは皆兄弟姉妹であることを理解することができるのです。
36
すべてのものと同様に、人生には始まりがあり、やがて終わりがやってきます。これらの2つの出来事の間になすべき重要なことは、できるだけ他の人に迷惑をかけないようにして、有意義に生きていくことです。 それができれば、死を迎えた時、安心して旅立つことができるのです。
37
私は一人の仏教僧に過ぎませんが、他の人々が幸せな生活を送れるように手助けし、心の安らぎを見つけることがどれほど重要であるかを学ぼうとしています。私の主な実践の1つは利他の心を育むことであり、それは、私が朝目覚めた瞬間に私が考えていることです。
38
すべてのものと同様に、人生には始まりがあり、やがて終わりがやってきます。これらの2つの出来事の間になすべき重要なことは、できるだけ他の人に迷惑をかけないようにして、有意義に生きていくことです。 それができれば、死を迎えた時、安心して旅立つことができるのです。
39
楽観的になりましょう。はじめはやる気があり、よかれと思ってやったことも、必ず障害が起きてうまくいかなくなる時があります。私自身、この数十年間、難しいことばかりでした。それでも楽観的な気持ちを持ち続けました。そしてもちろん、正直で誠実でいなければなりません。
40
誰かが問題を解決してくれることを望んでいてはいけません。私たちひとりひとりが、グローバルファミリーの一員として、この世界を正しい方向に導いて行く責任があるのです。祈願することだけでは十分ではなく、私たちひとりひとりが何か実用的な行動を起こさなければなりません。
41
すべてのものと同様に、人生には始まりがあり、やがて終わりがやってきます。これらの2つの出来事の間になすべき重要なことは、できるだけ他の人に迷惑をかけないようにして、有意義に生きていくことです。 それができれば、死を迎えた時、安心して旅立つことができるのです。
42
【お知らせ】本日1月10日午後12時半〜、ダライ・ラマ法王が気候変動の悪循環について環境活動家のグレタ・トゥーンベリ氏、国連の気候変動に関する政府間パネルのウィリアム・ムーマウ氏らと対話をされます。この模様は公式サイトから日本語でご視聴頂けます。
dalailamajapanese.com/live #ダライ・ラマ
43
チベット本土のチベット人には勇敢な精神と宗教、文化に対する揺るがぬ信心があります。世界中どこにいても、私たちがチベット人であるということを忘れたことは決してありません。それが私たちの血です。15万人の自由な亡命チベット人が、本土の兄弟姉妹たちの希望の源です。sb.gl/2ENqzSG
44
怒りはどんな感情よりも心の平和を乱すものです。現実を直視する力も奪ってしまいます。このことを忘れず、怒りは破壊的だということ、怒っても無駄だということ、それがはっきりと理解できたなら、怒りを遠ざけることができるでしょう。そうすれば、自分の心に平和が訪れるのです。
45
人生を幸せに生きるためには、友達を作るべきです。本物の友情は、信頼関係の上にしか成り立ちません。そして信頼のほとんどは、正直で裏表のない態度から生まれます。そういう態度が人を思いやる感覚や、他者の権利を尊重しようという気持ちにつながって、友情の土台となる信頼も育まれてくるのです。
46
全く違った意見を持った人に出会った時、違う角度から見れば違う意見が出て来るのは当たり前のことなのです。別の人が見たり、時間を置いて見たりすれば、すべてのものは違って見えるのだと考えることができれば、大きな問題が生じることはないでしょう。『思いやり』より
47
私たちには便利なものがたくさんあるけれど、時間はありません。学位はあっても、感性がありません。知識もあるけれど、判断力はありません。専門家も多いけれど、問題はたくさんあります。薬はいっぱいあるけれど、健康な人は多くはありません。「いのちの言葉」より # ダライ・ラマ法王
48
誰でも困難に直面することがありますが、そんな時、私はインドの偉大な導師のお言葉を思い起こすようにしています。「もし改善策があるならば、嘆く必要はなく、それを実行すればよい。もし何も改善策がなければ、嘆いて一体何の役に立つというのか」。これは役に立つ実用的なアドバイスだと思います。
49
様々な人の意見に耳を傾けましょう。そして聞いたことの意味をよく考えて、分析してみるのです。すると正しい考え方に確信が得られます。それを何度も思い描くことで自分の考え方となり、自分の人生の一部になるのです。すると、何か問題に直面しても理想とする考え方が自然に心に浮かんでくるのです。
50
私たちは気がつかないうちに、愛と思いやり、協力、いたわりなど人間にとって最も大切なものを忘れるほど、物質的なものを追いかけることに夢中になっていました。しかし、私たちはこの苦難の時こそ、自分や自分の家族だけのためにではなく、人類すべてのために、働くことを学ばなければなりません。