煩悩を滅し、思いやりのある行動をすることは、来世のためでも涅槃に至るためでもありません。今、この地球においてより幸せに生きるためなのです。他者への思いやりの心を培うことで、この困難な時代を生き延び、個人や社会、人類全体がより幸せになれると私は信じています。
私たちは皆、真の幸せを得たいと望んでいますが、それは穏やかな心によってのみもたらされものでます。そのような心の平穏は、やさしさと思いやりから生まれます。ですから私たちは、常に思いやりを培い、高めていく努力をする必要があるのです。#ダライ・ラマ法王
私たちはよい意味で疑うという心を持たなければなりません。そこから、吟味検討をすることができるからです。これは科学的方法論と同じであり、たとえ仏陀のお言葉でも、吟味して、確信を得てから従うことが必要です。『こころを学ぶ』より