時は刻々と移り変わります。時が変われば、現実も変わります。ですから新たな現実を受け入れる必要があります。新しい現実に向き合うための認識や思考方法が古いままでは、起きなくてもいい問題まで起きてしまいます。ですから、行動するときには新しい現実を踏まえて行動しましょう。
心が穏やかで平和なら、やさしい行動につながります。そのような時は、肉体的な病気の苦しみさえ克服することができます。その逆に、心がかき乱されている時は、どんなに裕福で豪華な家に住んでいても、幸せを感じることはできません。精神的な体験は、肉体的な苦しみさえ克服できるものなのです。
煩悩を滅し、思いやりのある行動に努めるのは、来世のためでも涅槃に至るためでもありません。今、この場所においてより幸せに生きるためなのです。思いやりの心を培い、より良い自己を実現することで、個人や社会、人類全体がより幸せになれると私は信じています。『ニューヨーク・タイムス』より
温かい心と思いやりは、私たちの肉体的および精神的な幸福を助長してくれます。怒りや憎しみ、恐れはそうではありません。 これが、今日、多くの科学者たちが、「健全な心と健康な体」を維持するために、温かい心について話している理由です。
他の人たちを幸せにするということは、自分を犠牲にすることではありません。常に成功するとは限りませんが、他者を幸せにしようと努力することは、大いなる満足の源です。怒りや憎しみは弱さのしるしであり、一方で、慈悲の心は強さのしるしです。#ダライ・ラマ法王
苦しみのない人など誰一人いません。これを肝に銘じて、身を護るための家や資金、家族がいない人たちに救いの手を差し延べるべきです。たとえ離れていても、私たちを隔てるものはないということを、この危機は教えてくれています。つまり私たち全員に、思いやりと助け合いを実行する責任があるのです。
心が穏やかで平和なら、やさしい行動につながります。そのような時は、肉体的な病気の苦しみさえ克服することができます。その逆に、心がかき乱されている時は、どんなに裕福で豪華な家に住んでいても、幸せを感じることはできません。精神的な体験は、肉体的な苦しみさえ克服できるものなのです。
時に困難な人生はとても役に立ちます。何の問題もない安易な人生では、考える機会がなくなってしまうからです。逆境に直面した時は、冷静にその状況を分析し、困難を克服するための方法を思索することで、どんなことにも負けない強い精神力を培うことができるのです。
【お知らせ】3月11〜13日午後12時半〜、ダライ・ラマ法王が仏教と科学についての講演と、『修行道の三要素』『ナーランダー僧院の十七人の成就者たちへの祈願文』についての法話を行われます。この模様は公式サイトから日本語でご視聴頂けます。 dalailamajapanese.com/live #ダライ・ラマ
心が穏やかで平和なら、やさしい行動につながります。そのような時は、肉体的な病気の苦しみさえ克服することができます。その逆に、心がかき乱されている時は、どんなに裕福で豪華な家に住んでいても、幸せを感じることはできません。精神的な体験は、肉体的な苦しみさえ克服できるものなのです。
自分が持っているものに満足することは、幸せになるために欠かすことのできない要素です。肉体的に健康であり、物質的なものに恵まれて、友人を得ていても、それに満足する気持ちがなければ、幸せになることはできません。 #ダライ・ラマ法王
人生を幸せに生きるためには、友達を作るべきです。本物の友情は、信頼関係の上にしか成り立ちません。そして信頼のほとんどは、正直で裏表のない態度から生まれます。そういう態度が人を思いやる感覚や、他者の権利を尊重しようという気持ちにつながって、友情の土台となる信頼も育まれてくるのです。
私もたまには怒ったり、腹を立てたりすることがあります。そういう時は、怒りの感情は放っておくことにしています。放っておけば、怒りの感情が長く心にとどまっていることはないからです。『ダライ・ラマ 希望の言葉』# ダライ・ラマ法王
友情は信頼の上に成り立っています。そして信頼の大部分は、正直な裏表のない態度から生まれます。そういう態度が、人を思いやる感覚や、他人の権利を尊重しようという気持ちにつながります。この態度を貫けば、堂々とした人生が送れます。友情の土台となる信頼もついてくるのです。
煩悩を滅し、思いやりのある行動に努めるのは、来世のためでも涅槃に至るためでもありません。今、この場所においてより幸せに生きるためなのです。思いやりの心を培い、より良い自己を実現することで、個人や社会、人類全体がより幸せになれると私は信じています。『ニューヨーク・タイムス』より
ダライ・ラマ法王が3月6日、ダラムサラのゾーナル・ホスピタルで新型コロナウイルスの一回目のワクチンを摂取された。法王は、このような深刻な病気を防止するためにはこの予防接種は大変有益であり、他の患者さんたちもこの接種をぜひ受けるべきであると語られた。 youtu.be/51ypzc5hqpc
私たちの人生は、他の人々に大きく依存しており、私たちの生存の源は、基本的に優しさと思いやりを必要としています。それゆえ、真摯な態度で自分の責任を果たし、他者の幸せを思い、人類の幸福のために働くことが大切です。それによって、まず、自分自身が幸せになれるからです。
【お知らせ】本日5日12:30〜13:30 ダライ・ラマ法王が科学的方法で瞑想をどう学ぶべきかについての対話と、僧院における瞑想の研究グループの質問に答えます。この模様は、公式サイトおよびFBのダライ・ラマ法王14世公式ページから日本語でご視聴頂けます。 dalailamajapanese.com/live #ダライ・ラマ
他の人たちを幸せにするということは、自分を犠牲にすることではありません。常に成功するとは限りませんが、他者を幸せにしようと努力することは、大いなる満足の源です。怒りや憎しみは弱さのしるしであり、一方で、慈悲の心は強さのしるしです。#ダライ・ラマ法王
新型コロナウイルスの発生により、私たちは今大変な苦難の中にあります。しかし、どれほど大きな脅威に直面しようとも、人間は生き抜くために素晴らしい能力を発揮してきました。困難な状況であっても、私たちは科学技術と人智を尽くし、勇気をもって立ちはだかる問題を乗り越えなければなりません。
もし、あなたに清らかで真摯な心の動機があり、親切で、慈しみのある心と、他者に対する敬意があれば、たとえどんなに難しいと思われる仕事でも、勇気と自信を持って効果的にやり遂げることができるでしょう。他者の役に立ちたいという思いこそ、成功の原動力となるものなのです。
私はいつも21世紀の仏教徒になるべきだとお話ししています。つまり、単なる信心に基づいて教えを鵜呑みにするのではなく、仏教の教えとはどういうものかを知った上で実践するべきなのです。私はそれをすべての仏教徒の皆さんに是非実行していただきたいと思っています。
誰もが幸せに暮らせる世界を築くことは可能です。理想を追い求める若者たちがこの世界を支えているからです。夢を持ってください。平和な世界、戦争のない世界、貧困のない世界を作りたいという夢を持ち続け、輝く星に手を伸ばしてください。そうすれば、世界はきっとより良い世界になるのです。
ダライラマからの人生の教訓:1.私たちの生活の目的は幸せになることです。2.可能な限り他者に親切にしてください。3.幸福は、祈りではなく行動によってもたらされます。4.私たちに必要なのは愛と思いやりであり、贅沢ではありません。5.思いやりのある心は幸福の大きな源です。
様々な人の意見に耳を傾けましょう。そして聞いたことの意味をよく考えて、分析してみるのです。すると正しい考え方に確信が得られます。それを何度も思い描くことで自分の考え方となり、自分の人生の一部になるのです。すると、何か問題に直面しても理想とする考え方が自然に心に浮かんでくるのです。