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日々の暮らしにあたたかい心は欠かせません。お互いを思うあたたかい心があれば、そこには平和な空気があります。でも誰かが怒ると、それはすぐに消えてしまいます。おいしい食事や豪華な家に住んでいても、もうそこに平和な空気はありません。 『いのちの言葉』より #ダライ・ラマ法王
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全く違った意見を持った人に出会った時、違う角度から見れば違う意見が出て来るのは当たり前のことなのです。別の人が見たり、時間を置いて見たりすれば、すべてのものは違って見えるのだと考えることができれば、大きな問題が生じることはないでしょう。『思いやり』より
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怒りはどんな感情よりも心の平和を乱すものです。現実を直視する力も奪ってしまいます。このことを忘れず、怒りは破壊的だということ、怒っても無駄だということ、それがはっきりと理解できたなら、怒りを遠ざけることができるでしょう。『ダライ・ラマ 英語スピーチ集』より # ダライ・ラマ法王
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他者への思いやりを育めば、個人の問題などさほど重要ではなくなります。逆に他者のことは考えず自分のことだけを考えていると、小さな問題であっても耐えがたく感じるでしょう。自分のことだけを考えると心は狭くなってしまいますが、他者のことを思いやれば、自然に心はオープンになるのです。
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人にやさしくするといいことがあるのかと言えば、やさしさや慈悲の心は、健康、幸福な家庭、幸せな人生を築く上で重要な鍵となっています。多くの科学者たちもこれに同意しており、脳の活性化や脳機能の発達のためにも、穏やかな心ややさしさはきわめて大切なものと言えるでしょう。
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私はいつも、幸せな未来がやってくるかどうかは私たち自身の手の中にあると思っています。過去は過去であり、変えることはできません。しかし、未来はこれからやってくるのですから、今この時から若い世代の人々が努力するならば、より平和でより良い世界を構築することができるのです。
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心に愛があふれている時は、世界は魅力的で美しく見えます。しかし、心がかき乱されて不幸な時は、自然や他の人たちまで不愉快なものに見えてしまいます。自分の心の状態によって同じものが全く違って見えるのであり、やさしさと思いやりがあれば、幸せを感じることができるのです。「思いやり」より
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全く違った意見を持った人に出会った時、違う角度から見れば違う意見が出て来るのは当たり前のことなのです。別の人が見たり、時間を置いて見たりすれば、すべてのものは違って見えるのだと考えることができれば、大きな問題が生じることはないでしょう。『思いやり』より
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いつも正直で誠実でいるならば、心の内側から偽りのない喜びと幸福感が湧いてきて、不安やストレス、不信感がなくなります。正直で誠実になれば、周りには穏やかな雰囲気が漂い、本物の友情が育つでしょう。たとえ問題が起きても、心はそれほど乱されなくなります。『ダライ・ラマ英語スピーチ集』より
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人生を幸せに生きるためには、友達を作るべきです。本物の友情は、信頼関係の上にしか成り立ちません。そして信頼のほとんどは、正直で裏表のない態度から生まれます。そういう態度が人を思いやる感覚や、他者の権利を尊重しようという気持ちにつながって、友情の土台となる信頼も育まれてくるのです。
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人にやさしくするといいことがあるのかと言えば、やさしさや慈悲の心は、健康、幸福な家庭、幸せな人生を築く上で重要な鍵となっています。多くの科学者たちもこれに同意しており、脳の活性化や脳機能の発達のためにも、穏やかな心ややさしさはきわめて大切なものと言えるでしょう。# ダライ・ラマ法王
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日本は、アジアで最も発展した国のひとつです。日本の皆さんは、他の国々と共有できるすぐれた技能や経験を持っています。ですから、国内にいて不平を言うのではなく、発展途上国に行って困っている人々を助け、あなた方の善意を届けてあげてください。そうすれば、自信や勇気も湧いてくるでしょう。
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様々な人の意見に耳を傾けましょう。そして聞いたことの意味をよく考えて分析してみるのです。すると正しい考え方が何かわかります。それを何度も思い描くことで自分の考え方となり、自分の人生の一部になるのです。すると、何か問題に直面してもよい考え方が自然に心に浮かんでくるのです。
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心が穏やかで平和なら、やさしい行動につながります。そのような時は、肉体的な病気の苦しみさえ克服することができます。その逆に、心がかき乱されている時は、どんなに裕福で豪華な家に住んでいても、幸せを感じることはできません。精神的な体験は、肉体的な苦しみさえ克服できるものなのです。
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怒りはどんな感情よりも心の平和を乱すものです。現実を直視する力も奪ってしまいます。このことを忘れず、怒りは破壊的だということ、怒っても無駄だということ、それがはっきりと理解できたなら、怒りを遠ざけることができるでしょう。『ダライ・ラマ 英語スピーチ集』より # ダライ・ラマ法王
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苦しいのは、自分の悩みばかり考えているからです。他の人たちのことを気遣えば視野が広がって、自分の悩みが些細なものに思えてきます。あなたがすべてを失った時でさえ、人との絆は慰めの源泉になってくれるのです。
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私たちには便利なものがたくさんあるけれど、時間はありません。学位はあっても、感性がありません。知識もあるけれど、判断力はありません。専門家も多いけれど、問題はたくさんあります。薬はいっぱいあるけれど、健康な人は多くはありません。「いのちの言葉」より
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死について、前もって考えておくことは大切なことです。そうしておけば、いつ死が訪れても不安はないはずです。心がまえさえできていれば、死は大した問題ではありません。心配する必要はなく、死とは服を着替えるようなものなのです。#ダライ・ラマ法王
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■お知らせ:来日特集 | 来日中のフォトニュースが始まります
ダライ・ラマ法王14世公式サイト日本語版だけでお楽しみいただける、来日特集が始まります。本日の来日初日から、日本を離れられる日まで、法王のご様子を連日お伝えします。どうぞお楽しみに。 sb.gl/2PUufum #ダライ・ラマ
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【お知らせ】2018年11月14日より22日までダライ・ラマ法王が来日され、横浜、東京、千葉、福岡で行われる法話と一般講演のネット中継を行います。下記URLより日本語通訳でご視聴いただけます。#ダライ・ラマ sb.gl/2PRGXKj
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【お知らせ】9月4日 - 7日までの4日間、連日午後12時半から、ダラムサラでのダライ・ラマ法王による『ブッダパーリタ註』の法話会の模様を中継します。下記URLより日本語通訳でご視聴いただけます。#ダライ・ラマ bit.ly/2w77OHq
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怒りはどんな感情よりも心の平和を乱すものです。現実を直視する力も奪ってしまいます。このことを忘れず、怒りは破壊的だということ、怒っても無駄だということ、それがはっきりと理解できたなら、怒りを遠ざけることができるでしょう。『ダライ・ラマ 英語スピーチ集』より # ダライ・ラマ法王
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心に愛があふれている時は、世界は魅力的で美しく見えます。しかし、心がかき乱されて不幸な時は、自然や他の人たちまで不愉快なものに見えてしまいます。自分の心の状態によって同じものが全く違って見えるのであり、やさしさと思いやりがあれば、幸せを感じることができるのです。『思いやり』より
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私たちはよい意味で疑うという心を持たなければなりません。そこから、吟味検討をすることができるからです。これは科学的方法論と同じであり、たとえ仏陀のお言葉でも、吟味して、確信を得てから従うことが必要です。『こころを学ぶ』より # ダライ・ラマ法王
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私はいつも、幸せな未来がやってくるかどうかは私たち自身の手の中にあると思っています。過去は過去であり、変えることはできません。しかし、未来はこれからやってくるのですから、今この時から若い世代の人々が努力するならば、より平和でより良い世界を構築することができるのです。