もし、あなたが他の人たちを騙したり、裏切るようなことをしたならば、それが発覚したらと考えてあなたは不安になり、緊張してしまいます。しかし、毎日を正しく生きて、自分の仕事を偽りなく行うなら、満足感と自信を得ることができます。それがまた、内なる原動力につながるのです。
チベット本土のチベット人には勇敢な精神と宗教、文化に対する揺るがぬ信心があります。世界中どこにいても、私たちがチベット人であるということを忘れたことは決してありません。それが私たちの血です。15万人の自由な亡命チベット人が、本土の兄弟姉妹たちの希望の源です。sb.gl/2ENqzSG
教育の目的は、平和な社会を築くために幸せな個人を育てることです。 そのためには、やさしい心と、何が起こっても対処できる広い心を持ち、全体的な見かたと先見の明のあるアプローチをとることが必要です。それは人間社会の利益に焦点を当てることになるからです。
私はいつも、幸せな未来がやってくるかどうかは私たち自身の手の中にあると思っています。過去は過去であり、変えることはできません。しかし、未来はこれからやってくるのですから、今この時から若い世代の人々が努力するならば、より平和でより良い世界を構築することができるのです。
私はいつも21世紀の仏教徒になるべきだとお話ししています。つまり、単なる信心に基づいて教えを鵜呑みにするのではなく、仏教の教えとはどういうものかを知った上で実践するべきなのです。私はそれをすべての仏教徒の皆さんに是非実行していただきたいと思っています。
両親や兄弟を失うことはとても悲しいことですが、私は死というものを哲学的にとらえています。古い友が去り、新しい友が来る。それは大切な1日が終わり、また新しい1日が始まるのと同じです。 『いのちの言葉』より #ダライ・ラマ法王
煩悩を滅し、思いやりのある行動に努めるのは、来世のためでも涅槃に至るためでもありません。今、この場所においてより幸せに生きるためなのです。思いやりの心を培い、より良い自己を実現することで、個人や社会、人類全体がより幸せになれると私は信じています。『ニューヨーク・タイムス』より
私は人類のために働く時、自分はチベット人だとか、仏教徒だなどと考えることはなく、ひとりの人間だと思っています。ひとりの人間であることが共通の基盤であり、それに基づいて、共により良い世界を築く努力をするべきなのです。私たちの生存は、他の人々に依存しているのですから。
怒りや攻撃は、時には特定の状況に耐えるエネルギーを与えてくれるように見えるので、自分を守るために役に立つような気がしますが、そのエネルギーは盲目的です。さまざまな角度や視点から物事を考えることができるようになるには、その土台として穏やかな心が必要です。
心が穏やかで平和なら、やさしい行動につながります。そのような時は、肉体的な病気の苦しみさえ克服することができます。その逆に、心がかき乱されている時は、どんなに裕福で豪華な家に住んでいても、幸せを感じることはできません。精神的な体験は、肉体的な苦しみさえ克服できるものなのです。
時に困難な人生はとても役に立ちます。何の問題もない安易な人生では、考える機会がなくなってしまうからです。逆境に直面した時は、冷静にその状況を分析し、困難を克服するための方法を思索することで、どんなことにも負けない強い精神力を培うことができるのです。
他の人たちを幸せにするということは、自分を犠牲にすることではありません。常に成功するとは限りませんが、他者を幸せにしようと努力することは、大いなる満足の源です。怒りや憎しみは弱さのしるしであり、一方で、慈悲の心は強さのしるしです。#ダライ・ラマ法王
煩悩を滅し、思いやりのある行動に努めるのは、来世のためでも涅槃に至るためでもありません。今、この場所においてより幸せに生きるためなのです。思いやりの心を培い、より良い自己を実現することで、個人や社会、人類全体がより幸せになれると私は信じています。『ニューヨーク・タイムス』より
誰もが幸せに暮らせる世界を築くことは可能です。理想を追い求める若者たちがこの世界を支えているからです。夢を持ってください。平和な世界、戦争のない世界、貧困のない世界を作りたいという夢を持ち続け、輝く星に手を伸ばしてください。そうすれば、世界はきっとより良い世界になるのです。
苦しみのない人など誰一人いません。これを肝に銘じて、身を護るための家や資金、家族がいない人たちに救いの手を差し延べるべきです。たとえ離れていても、私たちを隔てるものはないということを、この危機は教えてくれています。つまり私たち全員に、思いやりと助け合いを実行する責任があるのです。
苦しみの源は、「知らない」という無知な心であり、幸せの源は、全てのもののありようを理解する智慧である、と言われています。教えを聞いて何か新しいことを学び、学んだことについて考えるという実践によって智慧を育むことが重要なのです。「心の平和」より
【お知らせ】法話会のネット中継を行います 2020年1月2日から6日までの5日間、連日午後12時半〜14時に、ブッダガヤでのダライ・ラマ法王による『三十七の菩薩の実践』の法話などの模様を中継します。下記URLのページから日本語通訳でご視聴いただけます。 brew.social/mp5f #ダライ・ラマ法王
友情は信頼の上に成り立っています。そして信頼の大部分は、正直な裏表のない態度から生まれます。そういう態度が、人を思いやる感覚や、他人の権利を尊重しようという気持ちにつながります。この態度を貫けば、堂々とした人生が送れます。友情の土台となる信頼もついてくるのです。
誰もが幸せに暮らせる世界を築くことは可能です。理想を追い求める若者たちがこの世界を支えているからです。夢を持ってください。平和な世界、戦争のない世界、貧困のない世界を作りたいという夢を持ち続け、輝く星に手を伸ばしてください。そうすれば、世界はきっとより良い世界になるのです。
心が穏やかで平和なら、やさしい行動につながります。そのような時は、肉体的な病気の苦しみさえ克服することができます。その逆に、心がかき乱されている時は、どんなに裕福で豪華な家に住んでいても、幸せを感じることはできません。精神的な体験は、肉体的な苦しみさえ克服できるものなのです。
私の人生が成功だったかどうか?それは相対的です。誰でもそうでしょう?うまくいったことも、いかなかったこともある(笑)一つだけを取り上げて、「大成功だった!」とか「失敗だった」というのは正しくありません。物事はすべて相対的に存在しているのです。『ダライ・ラマ・英語スピーチ集』より
苦しみの源は、「知らない」という無知な心であり、幸せの源は、全てのもののありようを理解する智慧である、と言われています。教えを聞いて何か新しいことを学び、学んだことについて考えるという実践によって智慧を育むことが重要なのです。「心の平和」より #ダライ・ラマ法王
人にやさしくするといいことがあるのかと言えば、やさしさや慈悲の心は、健康、幸福な家庭、幸せな人生を築く上で重要な鍵となっています。多くの科学者たちもこれに同意しており、脳の活性化や脳機能の発達のためにも、穏やかな心ややさしさはきわめて大切なものと言えるでしょう。# ダライ・ラマ法王
私たちの人生は、他の人々に大きく依存しており、私たちの生存の源は、基本的に優しさと思いやりを必要としています。それゆえ、真摯な態度で自分の責任を果たし、他者の幸せを思い、人類の幸福のために働くことが大切です。それによって、まず、自分自身が幸せになれるからです。
時に人は、自分の幸せと満足を得るために他の人たちを苦しめたりします。しかし、本当の幸せは、他の人たちを兄弟姉妹のようにみなし、やさしさと思いやりを持つことから生じます。ですから私たちはお互いのことを尊重し、この地球に対する普遍的な責任感を培なわなければなりません。