福田雄介(ワニ研究者)(@GingaCrocodylus)さんの人気ツイート(リツイート順)

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このことは十年前の学会の会報誌に小さく紹介されただけで、今まで誰にも注目されることはなかった。先日、会長が本人に問い合わせたところ、未だに実験は継続中で今でも成果は出ているとのこと。本来なら移動させてもすぐに村々に戻って来てしまうため駆除となっていた多くのワニが救われている。
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庭に今まで見たことないくらいでかいイエアメガエルがいた。近所の放し飼いのネコがうろつく中(ほんとやめてほしい)、よくぞ生き延びてくれた。すばらしい
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先日の共食いをしそうだった巨大ワニ、4日ほど経って見に行ってみたら死体はもう食べカスだけになっていてお腹が超ふくらんでいた。胴体の膨らみがおまんじゅう君どころの騒ぎではない。ワニとしては最強クラスに強い個体なのだろうなあ。川の王者。
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しかもその内容がイリエワニかナイルワニ、もしくはオリノコワニの巨大個体を捕まえたいというものだった。野生のオリノコワニはIUCNのレッドリストでCR(絶滅の危険性が極めて高い)に指定されているのを知らないのだろうか?絶滅危惧種を外国のテレビ局が捕まえに来たら現地の人は何と言うだろうか?
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所用のため写真を少し整理しているのだが、これは去年見た中でも1~2位を争うくらいに美しかったワニ。4メートルを優に超えていた。木陰で寝そべっているところを船でギリギリまで近寄れた。木漏れ日がいい感じに当たっていて、金色に光る眼はじっとこちらを見据えていた。
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日本からの帰り道、シンガポールで打ち合わせついでに動物園でキュレーターさんが案内してくれるというので初訪問。世界的に有名な動物園だが、入っていきなりに5メートル近い超大型のマレーガビアルが悠々と泳いでいて度肝を抜かれた。動画じゃわかりにくいけど、これはでかい!
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ブーンするイリエワニ。ワニの手足は普段短く見えるが、伸ばすとけっこう長いのがわかる。水が濁っているので確証はないが、二番目の小さなワニはたぶん後ろ足も伸ばしている。ドローンかムササビみたいなポーズでプカプカ泳いでいるっぽい。
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【もはや恐竜】野生ではめったに出会えない5メートル超の大型個体。そのいかついながらも優しげな目をした美しい顔をご覧ください。たぶん年齢は50~60歳を軽く超えている。
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【このワニはちょっと怖かったシリーズ】2015年にカカドゥで見たこのワニ。普段どんなワニを見ても怖いとは思わないけど、この個体は別格。何をされたというわけではないけど、醸し出す雰囲気が確実にやばかった。姿を見つける前に「ああ、あの裏になんかヤバイのいる!」ってオーラでわかったもん笑
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それを、「苦しんでいる動物を放置してはならない」、「痛みの中にいる動物は一刻も早く楽にしてあげなければならない」という人間側からの愛護の精神を野生動物にまで適用するのはヒトのエゴであり、驕りであると僕は思う。人がわざわざ介入するまでもなく、自然の生態系はちゃんと回っている。
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【続報】豪政府と東ティモール政府からのCITESの許可証(取得に足掛け6年)は用意していたものの、別途にオーストラリア国内用の輸入許可が必要だったとのこと。それはすぐおりるとのことなので、それまで30日間検疫にお預けに。政府内の上司と学会会長がすぐに動いてくれて助かった。危ない危ない…
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昨日、ワニの顎のタプタプはむっちゃ柔らかいみたいなことを書きましたが、それを確かめた動画がこちらになります。これは3メートルほどの個体だけど大きくなればなるほどタプタプして柔らかくなります。皮膚表面のウロコは一つ一つがツルツルのザラザラで固いよ(健康サンダルみたいな感じ)。
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タスマニアタイガー(別名フクロオオカミ)が実は近年まで生き残っていたか今でもいるかも知れないという最新の研究。この論文を書いたのは若き頃ダーウィン大学にいた人で、その頃からnatureとかに論文出しまくって天才と呼ばれていた人なので、生存にはからずも期待してしまう news.mongabay.com/2021/02/study-…
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イリエワニは好奇心が強くてとてもかわいい。船を止めると、まれに若い個体が向こうの方から様子を見に近づいてくる。こちらと同じように向こうも興味津々で我々を観察している。こちらから何もしない限り、襲って来たりなんかしない。しげしげとこちらを見るだけ見て去っていく。とてもかわいい。
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僕はこの話をレンジャーから聞いてめまいがした。きびしい野生の世界で、ほとんどのワニが自然の摂理に則って早く死んでいく中で、このワニは年老いる最後まで奇跡的に生き抜いた。彼がこのまま自然下での死を迎えれば、即座に他のワニや動物の餌食となる。それが野生動物のサイクルなのだ。
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拙著がアマゾンで予約開始となりました。発売は6月29日だそうです。どなたにでも読んでいただけるようとにかくわかりやすく、かつ私自身がおもしろいと思ったことを中心にできるだけ幅広いトピックをまとめました。最新の研究結果以外にも雑学的な事も散りばめているのでぜひ amazon.co.jp/dp/4413232100/…
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先日の超大型マレーガビアルもすごかったが、シンガポール動物園にはさらにすごいのがいた!見た瞬間わけがわからずキュレーターさんに「これはなんていう恐竜ですか?笑」と聞いてしまった。こんな顔したマレーガビアル見たことない!高齢とのことだが普通こんな顔にならないでしょ、マレーガビアル!
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ワニをペットとして飼う事について、あくまで大型クロコダイル種についてという前提で、インタビューを受けました。ワニを飼いたいと思っている人には熟考と覚悟を、すでに飼っている人はできうる限りの環境リッチメントをお願いしたい一心で今回協力させていただきました。 repiew.jp/knowledge/base…
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夕闇の水辺でこんなかっこいいの見つけると脳汁がドバドバ出る。
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職業柄たまに動物園やワニ園での展示についてアドバイスを求められるが、僕はいつもできる限り生息地本来の環境に近づけるように提案している。そんなの当たり前と思うかも知れないが、生息地に限りなく近いワニの飼育状況というのはこのくらいが理想。ここもかつては狭いコンクリートのいけすだった。
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写真を整理していたらおもしろいものを見つけた。オウビキタキが自分の何倍もあるシロハラウミワシに飛び乗っている。ウミワシの方はちょっと驚いたような顔してるしどういう状況なんだ、これ…?
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しかも、会長からの問い合わせも英語がよくわからないからとスペイン語で返事が来た。研究資金や環境に恵まれていなくても、そこで暮らす現地の人や動物のために本当に役立つことをするというその研究者スピリッツに深く感動。お手本として見習っていきたい。
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4. 5メートルの巨大ワニの手スープ。サラワックやばし!
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野生動物が人と共生する以上ヒトからの影響は免れない。だからと言って、人間が生態系の何もかもを管理しなければならないというわけではない。人間がしなければならないのは、本来の生態をできる限り変えないよう努力工夫することである。そこに動物の自然死さえも奪ってしまうような管理は必要ない。
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【知床でヒグマに出会ったときにしてはいけない3つのこと】この動画が素晴らしい。マナーやルールを破って撮った動物写真に一体何の価値があるのだろうか。公式マスコット使って地元に密着してる日ハムの好感度が爆上がりした。観光船いいな〜。3000回くらい乗りたい。 twitter.com/bear_shiretoko…