勝利を目指すことで「自分と他人の実力がわかる」ことが得られます。これがなければ、いつまでも自分の本当の能力と、他人の能力の見極めがうまくいきません。もちろん勝負でなくても、何かを極めようとすることでも構わないと思います。ともかく労力を投下し、能力を開発し切ってみることです。
勝利は重要です。競争は疲れますし、誰もが勝てるとも限りません。条件は不公平で、そして勝利者が全てを手に入れることが苦々しくもあります。しかし、それでも勝利は重要です。勝てるなら勝った方がいいです。人生で一度でいいので、勝つために徹底的に努力した経験は必ず生きてきます。
客観的に見ると、一番大きな数字なのにそこには触れないのは不自然です。他の予算も大事ですが、130兆円と比較するといくら改善しても焼け石に水です。メディアもそこに対してどう継続可能なものにするか踏み込めないと、さほど違いはないと思います。
社会保障費について言及しない限りは、どの党も違いはないと思います。
私はいよいよ「この会社、またはこの仕事はなくなった方が社会が良くなるのではないか」ということを大っぴらに議論せざるを得なくなるではないかと思っています。自分の仕事が社会の役に立っているどころか、社会に悪をなしているのではないかと悩んだことがある人は少なくないのではないでしょうか
日本の国民負担率(税+社会保険料)はすでに44.3%になっており、国債の潜在的な国民負担を含めると、国民所得(GDPとは異なる)の56.5%になる。 agora-web.jp/archives/23010…
孤独は健康に良くないと言われていましたが、思考も蝕むのではないでしょうか。孤独でいることで情報の多様性が失われ、思考を修正する機会が減り、考えに固執しやすくなるように思います。観察するに、それはあらゆる層で起き、つまり社会を動かす力を持ったリーダーですら孤独に影響されると思います
ここ20年、団塊の世代、団塊ジュニアの世代で人気になったコンテンツや人が繰り返し登場しているように思います。高齢化社会とは未来を見るより過去を振り返る方が喜びが大きい社会なのではないかと思うようになりました。
高齢化社会ではあの頃を思い出す「思い出ビジネス」が盛んになります。
私と同世代の方、またお子さんをお持ちの方は読んだ方が良いです。私はこの世代間による不公平さが日本型分断の火種だと考えています。 過去最高の税収68兆円より社会保険料が多い理由(中嶋 よしふみ) agora-web.jp/archives/22122…
このような強制を行っている時、それに無自覚な人は全く罪の意識がありません。むしろ相手には自由を与え、相手が自らそれを選んでいると本当に思っています。そしてこの形の強制を無意識に行う人は、無意識にそのような環境で育ってきたという背景があることが
「俺の命令だ、やれ」は強権的です。しかし相手の内心の自由には踏み込みません。このやろういつかやってやるという反抗心をもつ自由があります。しかし、「あなたの自由にしていいんだよ」と言いながら行う強制は相手が自分の意思で選ぶ形を取るために、自分の意思で行うという履歴が残ります
「為末くんは優しい子だからわかるよね。戦争をするとたくさん人が傷ついて悲しい思いをするの。そんなことになったら悲しいよね」と言われました。暗に行われる強制はこのような優しさや思いやりの形で現れます。そしてこの強制の特徴は「あくまで相手の意思を尊重している形」をとるところです
小学生の頃、平和の授業がよくありました。私は偏屈でしたので普通は「戦争は良くない」と書くところ「自分たちでいくら努力しても、戦争せざるを得ない状況に追い込まれることもあるのではないか」と答えました。そうすると先生はにっこりと笑いながらこう私を諭しました。
強制とは何でしょうか。最もわかりやすい例では力の強いものが弱いものに対し命令をすることを思い浮かべます。しかし、相手がそれを断れないことを知っていて、明示的ではない形で暗に行動を促すような方法もあります。後者の強制は実際のところより相手の自由を奪う可能性があると考えています。
いいぞー 不安解消の無料検査 「廃止を」千葉県の熊谷知事 | 2022/12/23 - チバテレ+プラス nordot.app/97898603235265…
ルールを守ることは大事ですが、同時にルールを疑うこと、それが本当に必要か議論し変更することも同じぐらい重要です。後者がない社会ではひたすらにルールが増えいずれがんじがらめになり、窮屈になります。ルールを守ることそのものが目的になっていきます。
私たちは小学校のレベルから、あるルールのもとで生活することを経験します。社会全体にもルールがありますからルールを覚えてその範囲で生きていくことは社会生活を営む上で大事なことです。一方で、ルールそのものが時代と合わなくなることもあり、それは変更していく必要があります。
いいぞー 給食の「黙食」やめます 千葉知事「子どもだけ過度な制限、非合理」:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASQDQ…
強制されないということは、自分で自分を育ててくださいということでもあります。時代は独学です。 職場がホワイトすぎて辞めたい 若手、成長できず失望:日本経済新聞 nikkei.com/article/DGXZQO…
私の理解ではある人の評価を決めるのは ①能力-何ができるか ②印象-どんな印象を与えるか ③来歴-どこからきたか ④推薦者-誰が承認しているか ⑤並び-誰と一緒か ⑥世間-世間はどう評価しているか の六つだと思いました。上から順に揺らぎにくく確かだが獲得しがたいものです。
10年以上前の選手の頃、有名になりたくてマネジメント事務所に所属していました。よく考えたのは、権威を感じたり、好きになったり、人気になったりするのは何が決めているのかということです。すごい人がすごいと認められればいいですが、必ずしもすごい人が認められるとも限らないと思っていました。
同調性が高い社会では、こだわる人の才能は潰されやすいです。こだわる人はとにかく自分がダメだと思わず、自分を変えないままにうまくやれる場所探しをすることが大事です。こだわってしまうと思っているかもしれませんが、多くの人はそこまでこだわりきれません。こだわりは集中で、集中は才能です
ごく稀な人を除きこだわる人にとって大事なのは、 ・中心をかぎ分けてそこにだけ注意を向ける ・相手を絞り、その人の意見はきちんと聞く ・自分はいつか死ぬことを常に意識し、それは本当にこだわる価値があることなのかを問う ではないかと思います。
こだわりたい人はアートや文章など自分一人で完結し切れる世界を好みます。または集団を介してでも本当に細部にわたってこだわり切る例もあるかと思いますが、それには尋常ではない体力と、支配されてでもいいと思うぐらい他者を惹きつけ切る魅力が必要になります。