境目はこだわりの範囲ではないかと思います。中心と周辺の関係を理解し、中心だけに意識を向けられる人はうまく行っているのですが、周辺も含めてこだわってしまうとうまくいかない傾向にあります。全部にこだわると全部をコントロールしなければならなくなるので、本人が疲れますし周りも疲れます
私自身少しこだわりが強い子供だったので、こだわりが強い人を見るとなんとなく心の中のロジックがわかります。こだわりが強い人は自分を貫いて偉業を成し遂げる可能性がある一方で、妥協ができず他者とぶつかって孤立したり、こだわりすぎて何も成せないということもあります。
この国には社会がないというのは柳田國男の言葉です。 自分の価値観を知ることで軸ができる→違う価値観とのふれあいが必要→違う価値観は空気で抑制される→自分の価値観がわからない→自分の意見がないので世間に合わせる という順番だと理解しています。我が国が向き合わなければならないことです
我が国には「世間をお騒がせ罪」が存在します。このお騒がせ罪の背景には同調圧力の強さがあり、そこには三つの特徴があると思います。 ・ルールではないマナーの範囲が広い ・マナーを統一しようとする力が強い ・マナーに基準がなく空気で決まる 多様性もイノベーションもこれが阻害しています。
興味深いことに能力が高いのに劣等意識もまた高いということがあります。どうしてあれほどに優れているのに卑屈になる必要があるのか。私は魅力を認められなかったが故に、能力の証明によって社会の興味を獲得しようとしたプロセスが影響しているのではないかと考えています。
原さんのご意見です。 日本の社会全体に蔓延る「挫折不足」の大問題 #東洋経済オンライン @Toyokeizai toyokeizai.net/articles/-/637…
人間の心を軽視した取り組みはいずれ失敗します。
目の前の仕事もあり、家庭もあり、子育てもあり、地域の付き合いもあり、キャリアもあり、親の介護もあり、というなかでダイエットだけに注意を向け続けられる人はなかなかいません。その中で継続するには、妥協しまくってその中でもこれならなんとかという現実解を見つける必要があります。
私が選手だった時、栄養士の方が入って栄養指導をしたことがありました。素晴らしい栄養指導でした。しかし半年後、守れている人は誰もいませんでした。毎日食事を作り、タンパク質炭水化物ビタミン群などバランスをとり、酒は一切やめ、理想は4,5食で、コンビニは禁止が実現できなかったからです
英語を覚える方法も、ダイエットも、走り方を獲得する方法もある程度確立されています。知識も然りです。問題はそれをどうやり続けるかという心の話です。ライザップは見る人が見れば痩せる方法を見つけたのではなく心を扱う方法を見つけたように見えます。
お昼を抜く、歩く。この二点で結構変わるのでやってみてください。
運動はやった方がもちろん良いですが、日常を改善するとかなり変わると思います。特に、姿勢が悪い、食べる順番を間違えている、余計な我慢をし過ぎてもたなくなっている、の三つはよく見かけます。強すぎる抑圧を維持することはできません。これならいけるかなというペースを作り出すことが大事です。
「動く」は歩行が一番いいです。ランニングは期待しているほどの効果はなく、好きならやった方がいいぐらいです。 ・一日一万歩。大股。 ・何かやるならスクワット ・家事は案外運動量を稼げる ・階段は一段飛ばし ・良い姿勢は全てを効率化する ・歩きたくなる靴はいくら出しても安い。
「食べない」で大事なことは回数、量、順番です。コントロールしやすいのは回数と順番なのでおすすめは ・全部の量を減らすより普通に食べてお昼か朝を抜いて二食にする。できる時は一食。 ・豆腐か野菜を最初に食べる ・最初は蒸留酒にする 回数は慣れの問題です。慣れればお昼はいらなくなります
なし崩し的に友人のグループでダイエットの指導をしているのですが楽しくなってきたので、ここでシェアします。痩せるための理屈は簡単で「食べない」「動く」の二点だけです。問題はこれをやり続ける心の体力をどう維持するかです。心を抑圧しすぎるダイエットはいずれ破綻します。
常に時代は「やはりまじめに謙虚に倫理観を持ってやることで結果が出るのだ」と「賢く戦略的にたとえ人に嫌われようと貫くことで結果が出るのだ」の間を揺らぎます。
来年のキーワードは「ハメを外す」になると私は予測しています。抑圧の後は解放されるのが世の常です。
昭和型はずぶずぶなあなあですが、令和は貸し借りとテーマです。そして相手には自分の本心はだいたいバレていると思うのが第一歩です。その上で、正直に話し、相手にとってメリットがあることを提案することが大事だと思います。
まず判断軸で私たちが何で判断しているかというと ①ブランド ②金額 ③テーマ ④広がり ⑤思い ⑥貸し借り です。人によって優先順位が違いますが、私は③①⑤④⑥②です。だからテーマもない、ブランドもない、ただ誰でもいいからアサインしようとしているところからは受けません。
よく出演依頼が会社に来るのですが、わかっているなこの人という時と、この人わかってないなと思う時があるので、その差は何かを書いてみようと思います。これがわかれば思わぬ大物も落とせるかも?しれないということで、特に誰かをキャスティングする必要がある方は、ヒントになればと思います。
昨日は鍛えるが大事になると言いました。なぜこれが大事なのかというと、基本的な人間のメカニズムがそうなっているからです。 「負荷がかかる→負荷に対し適応する→強くなる」 となっています。筋肉が太くなるのも、漢字を覚えるのも、プレゼンが上手くなるのも基本これに従っています。
一番効率が良い鍛え方は何でしょうか。挑戦だと思います。挑戦とは自らの恐れている領域に踏み込むことです。恐れに踏み込んでそれを克服していくことで人は鍛えられます。スポーツ界で世界で活躍する人が増えたのは、挑戦が奨励されているからです。恐れに踏み込むことが許されているからです。
私はこれからの時代で大事になる概念が「鍛える」ということだと思っています。もうそんな気合と根性みたいな話は流行らないと思われるかもしれませんが、それでもこの鍛えることの重要性は時代を超えて普遍的だと思っています。なぜならこれが唯一の才能以外で自分を高められる方法だからです。