276
メンタルを病む人の特徴は「がんばりすぎ」「真面目すぎ」「優しすぎ」というけれど、どれも立派な"長所"であるはずなんだよな。おかしいのは、そんな繊細な人たちを都合のいいように扱って傷つけてくる世の中の方だと思う。
277
「うつは甘え」「休めていいな」「ただ寝てるだけでしょ?」みたいなことを言ってくる人、頼むからいちど精神疾患を経験してからものを言ってほしい。
279
うつになったことがない人に「昼夜逆転なおした方がいい」「もっと運動した方がいい」「ちゃんとお風呂はいった方がいい」などとアドバイスされるのは我慢ならない。頑張りたくても、頑張れないからつらいのに。
280
「他人を変えることはできない。自分が変われ」というけれど、嫌な思いをしている側ががんばらなきゃいけないのが解せないんだよな。
282
いちどメンタルを病むと、ふつうの生活に戻るのが困難になる。体力はなくなり、精神は不安定になりやすく、いつ体調が悪化するかわからない負の爆弾を背負わされる。だからこそ「我慢の先にあるものはうつ病」「無理をしないことがなによりも大事」だということを、もっと早くに知りたかった。
283
精神疾患の療養には「朝散歩」「筋トレ」「ジョギング」がいいというけれど、うつになるとそれらの運動をこなす体力がまったくなくなるの、どうすればいいのさ。
285
286
「休むなんて甘え」「体調管理は社会人の基本だろ」などと責め立てる人がいるせいで、限界をむかえるまで頑張りすぎてしまい、心身を病んでしまう人は多いと思う。
288
カウンセラーの人いわく、繊細で疲れやすい人にとって大切なのが『ボーっとすること』らしい。なにも考えず、むりに行動せず、ダラダラと過ごす。そんな虚無の時間こそが、疲弊した脳を回復してくれる。だから「なにもしない」とは"時間のムダ"などではなく、"心身のエネルギーを回復している"が正解。
289
病んでいるときに、『ポジティブ』を押しつけてくるのはやめてほしい。前を向きたくても前を向けない自分自身が、余計に惨めに思えてくる。これ、わかる人いない?
291
繊細な人が、人付き合いでつかれやすい理由。「他人の顔色に敏感」「会話を続けなきゃと焦る」「自分の話にオチがあるかを気にする」「相手を傷つけないようにと気をつかう」「人の不機嫌が伝染する」「相手からの些細なひとことを深読みする」だから誰にも干渉されず、1人になりたくなる瞬間がある。
292
「突然メンタルを病んだ」ではなく「ずっとストレスに耐え続けてきた」なんだよな。
294
うつ療養中「生活リズム整えた方がいい」「お風呂入った方がいい」といわれても、好きで自堕落な生活を送っているわけではないんだよな。頭で「どうすべきか」をわかっていても、心と体がそれについてこない。正論を押しつけられると、なにもできない自分が余計に惨めに思えてくるからやめてほしい。
296
うつで引きこもり生活を送っていると、どうしても普通の人からは「寝てるだけ」「遊んでるだけ」と思われてしまう。けれど実際は、働きたくても働けない。頑張りたくても頑張れない。「このままではダメだ」と、自分がいちばん焦ってる。その苦しみを理解してもらえないのが、余計にツラいんだよな。
297
うつあるある。「なにもする気力が起きない自分 vs なにもしていないことに自己嫌悪してしまう自分」が毎日のように繰り広げられ、メンタルを病む。
299
「いつまで休んでるの?」「収入はどうするの?」「働かないの?」「将来はどうするの?」
そんなの、こっちが聞きたい。