Cheeman M.D.,Ph.D.(@kakeashi_ashika)さんの人気ツイート(新しい順)

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水際対策が時間稼ぎに十分であったか否かが論じられている。 空港検疫が抗原であろうとPCRであろうと、14日間の厳密隔離を行うのなら大差はないが、それを行わない場合には僅かなLODの差による取りこぼしが指数関数的増幅を経て市民生活に大きな影響を与える。どうしてそういう議論にならないのか。
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空港検疫では捕捉できず、岐阜県で診断に至った例。 地方自治体で唯一、1億円かけてロシュのコバス8800を導入したことが実を結んだと言える。この全自動PCR機は高速大量処理ができるだけでなく、検出能力において他の追随を許さない圧倒的世界一である。 gifu-np.co.jp/news/20211211/…
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様子を見る余裕はない。即座に準鎖国状態にして、Panbioの国内在庫をかき集めて検疫に回して。理想的にはdual locusで使える製品が望ましいが次善としてCDC N2単独でも、該当するPCRキットを全力で検疫に持って行って。 侵入を許せば、ワクチンとロナプリ頼みの施策ではなすすべもない可能性がある。
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若年者へのワクチン過量問題。12歳から成人量のモデルナ100μgは論外だしファイザー30μgでも多すぎると先月から繰り返し書いてきた。心筋炎もさることながら長期作用が未知なのだから、人種差を考慮した必要最少量を模索して使うべきであった。 ついに台湾が若年者の接種中止 news.yahoo.co.jp/articles/d1f76…
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本日最初のほうで書いた和歌山のデータ、そしてロナプリーブの適応拡大、こうしたことを考え合わせると、接種後の無症状感染者を積極的に拾いにいくことは社会防疫にも個人の幸福(治療上利益と経済的救済)にも寄与すると考える。 無症状者検査は無駄だ無意味だと言う医療者が正しいとは思わない。
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>RT 感染成立にウイルス粒子がいくつ必要か、という話に新しい見解。 これまで1000個のオーダーとされていたが、1-3個と。whole bodyにその数で感染が成立するなら、rRT-PCRに掛かってくる段階では間違いなく感染していることになる。「細胞に入る前」「入ったけど増える前」ではないことになる。
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未接種の孫と接種済みの祖父母が会う場合、前者は若年ゆえに、後者はワクチンによる軽症シフトで、無症状感染している可能性があるので、事前に検査を受けていただくことを推奨する。
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手元でも2回接種者のブレイクスルー感染は発生しており、無症状の例もある。①高齢で免疫反応が弱い②量の少ないファイザーワクチン③先行接種で時間が経過、といった背景。 2回接種済みの無症状感染者から無防備な小児への感染が起こりうる。ワクチン普及前の「若者から高齢者」とは逆の構図だ。
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政治的な話題は避けたいところだが、医療がらみの話なのでお許しを。 大阪で維新が議席を占めたが、彼らの施策は最善からはほど遠いと思っている。公立のみならず民間病院をコロナ特化させたり、1000床の臨時施設を作ったり。火災に喩えるなら、防火の営みをせずして消火の準備に注力している。
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流行が去った理由を説明できぬまま、待ってましたとばかりに行動制限を緩めるのは科学立国を自称していた国の姿とは思えない。束の間の「抗体の春」が来ている今こそ、ゼロ制圧は無理にしても押さえ込んで、無免疫者を守るための時間稼ぎ(小児接種や治療薬開発)をするラストチャンスかもしれないのに
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1日5万人の新規感染者が出ているイギリス。10月25日のBBC。字幕は出るが英語も聞き取りやすい7分の動画を是非。 先行接種が今となっては仇。マスクだけでは不十分で屋内集会の制限が必要。インフル同時流行の懸念。接種頼みの戦略の再検討。論点がよく整理されている。 bbc.com/japanese/video…
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ここからが爆弾。過量投与が遠い将来に重大な不利益をもたらすようなことがあれば、メーカーと国のみならずオピニオンリーダーを含めて訴訟提起できるよう準備していると。数十名が日々、各種媒体やネットから言質を保存と聞いて戦慄。P/Mどちらでも可とにかく若年者も接種と実名で推した先生方は(略
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若年者モデルナ接種について、自衛隊による大規模接種の新規受付が終了するまで、敢えて言及を避けてきた。 私の周囲には【心筋炎にフォーカスするのではなく】、長期作用が明らかでないmRNAワクチンの、必要量を超える投与は避けるべきと考える者が多い。免疫レスポンスの良い若年者は少量で足る。
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救急隊がAEDを使おうとするも、数十匹の猫が次々と飼い主にまとわりついて、『離れて下さい(機械音声)』『にゃーん』『にゃーん』『にゃーん』みたいになった話は聞いたことがある。恐るべし猫屋敷。
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エキノコックスの本州定着が話題になっているが、2019年3月の国立感染研の月報を見るに愛知県では2014年に初検出され2018年には既に定着と認識。今に始まったことではない。 北海道の犬は感染率1.9%で、年間1万頭が本州以南へ移送される。それが要因と考察。 niid.go.jp/niid/ja/allart…
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医者を含めて、話がおかしな方向に行っているよう思う。『心筋炎の原因は感染>>M>PだからMでもいいから打て』とか。 一定数の被害者が出ることを織り込んだ施策を堂々と推し進めていることになる。マクロに見れば確率論だが、我が身に起こればn=1。それに当たった者の悲しみに思いが及ばないのか。
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大学の集団接種が職域扱いでMなのも、11歳は10μgのPで十分とされたのに12歳に100μgのM使うのも、未接種者が多い今なら考え直せると思うが、こんな重要なことすらも「一度決まったことだから」でスルーされていくのだろうか。
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若年者にMのリスク。つい数日前に北欧諸国で動きあり。 フィンランドは30歳以下男性はPに変更 スウェーデンは30歳以下男女ともM中止 デンマークは18歳未満男女ともM中止 ノルウェーは30歳未満男性P推奨 すべてに共通しているのは、18歳未満の男性にMを忌避していること。 jiji.com/jc/article?k=2…
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mRNA量はファイザー30μg、モデルナ100μgで、それが免疫原性と副反応にリンクするとは言われていたが、ファイザーの人が『敢えて減らした』と述べた記事。訴求点を安全性に置き換えた「後出し」と取れなくもないが、この量の違いは選択の余地を与えるという点では歓迎される。 businessinsider.com/pfizer-lower-d…
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ワクチン接種で得られる効果のうち「感染/発症防止」は期限付きと判明し、「重症化/死亡防止」だけが残った・・・ように見えて【期限内】の実態は中等症以上になるはずだった例がそれ以下になり、軽く発症するはずだった例が無症状になる【軽症シフト】。医療者はこれを意識して院内防疫に臨むべき。
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軽症シフトでBTクラスタは院内防疫の脅威 "打っている方が多くいるので症状が出なくて、どの時点で感染が起こったかを突き止めるのが難しい。知らない間に感染が広まる" "感染した25人のうち19人はワクチンの2回接種を終えていて、まだ1回も接種していない人は1人だけ" news.yahoo.co.jp/articles/41b50…
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今こそ地下に潜ってしまった無症状感染者を拾い上げてクラスタを追う「芋掘り」のチャンスだと思う。成功例台湾の踏襲でも社会は受け入れない? 科学を正しく理解しリソース配分やオペレーションまで総合的にコンダクトできるリーダーが彗星のように現れることを、前線で使い捨ての兵卒は願うのだった
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無症状・軽症・それ以上、に区分したときの分布が、ワクチン接種によって全体的に軽い方にシフトして多数の無症状感染者を生んでいる。確率は低いにしても、新たな感染源になる。 有症状者は行動が遠慮がちになる、という性善説に立てば、今は無症状者こそが拾い上げるべきメインターゲットである。
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ここから先が重要。自費で中和抗体を測定して、明らかに低い結果を得たスタッフが、COVIDに関わらなくてすむ職場に流出する動きが出そう。これには本人よりも家族の意志が強く働く。「疲弊によらない崩壊」も迫っている。
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2週間ぶりになる。第5波の消退は、関西では緩やかに見ええる。幸いにして今回は一切の診療制限なく乗り切り切った。 ある自治体では依然としてデルタ株スクリーニングを続けているが、無駄ではないかとの問いに「デルタでないものが出たら最優先で全配列読む」逆ビンゴ大会的戦略と聞いて感心した。