【週報】hayabusa2.jaxa.jp/en/news/status/ ★2018.12.10の週★ 今週は12.12の「合」の中心を挟んで、3パスの臼田局運用と2パスの海外局運用を行ないました。臼田局では「ビーコン運用」の後にテレメトリ運用を行いましたが、受信できたテレメトリデータはわずか3パケットだけでした。 (1/3)
【Web更新】MINERVA-II1ローバの命名について: MINERVA-II1ローバの名前が決まりました。 (MINERVA-IIチーム) hayabusa2.jaxa.jp/topics/2018121…
(実際には、コンピューターでも分析できるようにしています。)その結果、「はやぶさ2」が頑張って、「僕は大丈夫ですよ」と言っているのを読み取ることができました。これで準備万端、合を乗り越えることができます。 2018.12.12 T.I. (4/4)
…地球に届く間に、太陽表面近くのプラズマの影響を受けます。その結果、地球で受信する「はやぶさ2」の電波強度が大きく変動して、探査機の状態を監視するテレメトリが受信できなくなることがあります。そんな時に威力を発揮するのが「ビーコン運用」です。 (2/4)
【週報】hayabusa2.jaxa.jp/news/status/ ★2018.12.3の週★ 「はやぶさ2」では合運用が続いていますが、「ビーコン運用」が本格的に始まっていよいよ合が近づいてきていることが実感できました。地球から見た「はやぶさ2」と太陽の角度が3度以下になると、「はやぶさ2」が送信した電波が… (1/4)
【こちはや漫画版】Vol. 7: ミネルバII1着陸成功!! hayabusa2.jaxa.jp/topics/kochiha…
本日(12月12日)SEP角が0.47度以下という最も小さい角度になりました。SEP角とは太陽−地球−探査機がなす角で、地球から見たときに太陽から探査機がどのくらい離れているかを示す角度です。太陽の見かけの直径が約0.53度ですから、地球から見て「はやぶさ2」は太陽のすぐそばにいることになります。
【web更新】 小惑星Bennuに到着した米国の小惑星探査機OSIRIS-RExチームへ、JAXAおよび「はやぶさ2」プロジェクトから、到着お祝いのビデオレターを送りました。 hayabusa2.jaxa.jp/topics/2018121…
合運用の軌道の図です。これは、ヒル(Hill)座標系で描いたものですが、x軸負の方向に太陽があるような座標系だと思ってください。11月23日に高度20kmのホームポジションから出発した探査機は、明日(12月11日)にはリュウグウから最も離れた点を通過します。赤色の点は軌道制御を行う地点です。
合運用の軌道で、リュウグウからの距離が最も遠くなるところに近づいてきました。本日のリュウグウからの距離は約109kmです。秒速6mmくらいでリュウグウから遠ざかっていますが、もうすぐリュウグウに接近する方向に変わります。
【週報】hayabusa2.jaxa.jp/news/status/ ★2018.11.26の週★ 合期間を安全に過ごすため、先週(11月23日)の運用で探査機は「合軌道」へ投入されました。「合軌道」では12月11日に小惑星距離が約110kmで最大となり、12月29日に小惑星距離が20kmのホームポジションへ戻ります。 (1/5)
【こぼれ話】(続き) ・はやツー君人形(作者 @moffmiyazaki さん) 「はや2LEGOモデル」も「はやツー君人形」も飛びものが分離するギミックありです。 これ以外にも皆様からの贈り物や応援はプロジェクトメンバの力になっています。みなさまいつも応援ありがとうございます。 (IES兄)
【こぼれ話】『管制室の仲間たち』 前回のこぼれ話では、リュウグウノツカイのぬいぐるみを紹介しました。 twitter.com/haya2_jaxa/sta… 今日は他の仲間たちを紹介します。 ・はや2LEGOモデル(作者 @Kei_Kei_Twi さん) ・リュウグウ石膏モデル(作者 @HiroAAA さん) (続く)
現在のはやぶさ2は、深宇宙探査機の通過儀礼とも言うべき「合」の運用中です。 はやぶさ兄さんとイカロスにいさんから受け継いだ「ビーコン」による通信で、この期間を乗り切る予定です。 チームも探査機も、一つずつ石段を登っていきます。 (IES兄)
そして今日はNASAの小惑星探査機OSIRIS-RExが小惑星Bennuに到着する日でもあります。 彼らもまた、人類が見たことのない世界を見せてくれるでしょう。 今日は深宇宙の話題が多くていいですね:-) (IES兄)
はやぶさ2も深宇宙に飛び出して、今日でちょうど4年になりました。 4年前のあの日、H-IIA 26号機から送り出されたキミが初めて電波を送ってきた時のこと、ディスプレイを埋め尽くすのアスタリスクが「ぱっ」と数字に変わった瞬間の安堵と興奮は、今も忘れられません。 お誕生日おめでとう @haya2kun
中村先生からのエールが胸に響きます。 isas.jaxa.jp/outreach/isas_… 『惑星探査は一段ずつ歯を食いしばりながら石段を上がるようなものである。一足飛びに次のステップを飛ばして上に行けるわけでは無い。「あかつき」の後に続く日本の太陽系探査ミッションの成功と幸運を祈る。』 (IES兄)
100回めのターンと幾度かのステップ、あかつきくんと金星ちゃんのダンスも円熟の域に入ったことでしょう。 長生きしてね、あかつきくん。 (IES兄) @Akatsuki_JAXA
【週報】hayabusa2.jaxa.jp/news/status/ ★2018.11.19の週★ 「はやぶさ2」は、地球から見て太陽に非常に接近する合の期間に入りました。今週前半は、事前準備としてレンジ計測やDDORなどの軌道決定、および姿勢制御を行いました。 (1/3)
【合運用】ΔVは、昨日(11月22日)の軌道・航法チームによる合軌道評価会議で最終的にチューニングした軌道に基づいたものです。 計画どおりに飛行するかどうかは、太陽光圧、小惑星重力、太陽潮汐力を正確に読み切れるかどうかにかかっています。 11月30日頃に補正のΔVを行う予定です。
【合運用】本日(11月23日)、リュウグウから離れる方向へのΔV(加速)を行いました。合運用開始です。 探査機は、ホームポジションから秒速約12cmでリュウグウから離れる方向(太陽方向)に移動を開始し、最大で100kmほど離れて戻ってくる軌道に乗りました。
探査機は太陽の方向に居ますので、地球上で昼の国で「はやぶさ2」を追いかけることになります。まるで谷川俊太郎の詩『朝のリレー』のようです。 『ぼくらは朝をリレーするのだ  経度から経度へと  そうしていわば 交替で 探査機を守る』 2018.11.20 S.H. & M.A. (3/3)
【週報】hayabusa2.jaxa.jp/news/status/ ★2018.11.12の週★ 今週の「はやぶさ2」は、来週に迫りつつある合運用の準備をしながら、小惑星からの高度20kmを維持するためのレンジ計測とΔV運用を繰り返す運用を行いました。また、ONC、TIR、NIRS3のサイエンス観測と取得されたデータの再生や、… (1/3)
…わざと小惑星を視野から外すように姿勢を変更し、深宇宙の撮像を行なっています(ダーク観測と呼んでいます)。真っ暗な深宇宙を観測することにより、観測機器のノイズレベルの調査を行います。今回でリュウグウ到着後、3回目のダーク観測になります。 2018.11.13 N.S. (2/2)
【週報】hayabusa2.jaxa.jp/news/status/ ★2018.11.05の週★ TD1-R3, BOX-C2 などの重要な運用を終え、探査機は高度 20 km のホームポジションに戻りました。今週は光学航法カメラ ONC、中間赤外カメラ TIR、近赤外分光計 NIRS3 の健全性確認試験を行いました。いつもはリュウグウを撮像していますが… (1/2)