繻 鳳花(@shuhohka)さんの人気ツイート(リツイート順)

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遥か昔に絶滅したと思われる幻の食材「シルフィウム」に関するレポートをペタリ。これ、前からめっちゃ気になっていたんですが(断定はできないものの)、解析研究の一端になるだけでも有難い情報でございます。シルフィウムを使った古代ローマ料理検証もありますです。 natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/22/0…
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春から初夏にかけては、赤や黄色の花に加えて、青い色の花も次々に咲き始めます。「優雅」の花言葉を冠するヤグルマギクは生花はもちろん、ドライフラワーにしても鮮やかな青色が残ります。古代エジプトにはすでにあったとされ、後世まで絵画に描かれるなど多くの人々に親しまれた花といわれています。
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今年もやってきました「全力でサンタさんご一行をガチモードで追跡する」NORADサンタプログラム。こちら、50年以上前から毎年行っている由緒あるものでございます。カナダ空軍は今回もモリモリ準備中みたいですね(てかそのオフィス環境も最高っす (*´▽`*))↓。 twitter.com/RCAF_ARC/statu…
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古い時代に原点があったとされる万霊節の必須食材・ソウルケーキ(Soul cake)。ケーキとゆーてますが、今のふわふわ系じゃなくて、クッキー系のことを指します。十字の切れ目を入れるのと、芳ばしいスパイスやレーズンを加えるのが特徴です。多くの魂に祈りを捧げるために必要でございます。
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西洋の歴史料理にご興味を持たれる方が少しずつ増えているようで大歓喜なんですが、心の片隅に留めて頂けると嬉しいナー、と思っているのが「時代の味覚の変化」。現代人が好む味と数百年前の人々が好む味はかなり異なります。今は不味くても、昔の人々にとってはご馳走だったものも多かったんです。
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ウルム博物館の公式ツイートから引用ペタリ。例えば、ポマンダーという昔の香りつき魔除けを描いた絵画があるんですが、そのポマンダーの香りを当時の記録を元に調合再現して、当時こうであったと推測される香りを嗅ぎながら作品を鑑賞するといったもののようです。 twitter.com/museum_ulm/sta…
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5月の初日、フランスでは白いスズランを贈る風習があります。中世ヨーロッパでは森の中に咲く野草の一種でしたが、後世になって香水の材料などとして栽培が本格化したそうです。スズランは北欧フィンランドの国花でもあります。ベリーの果実と純白のスズランの組み合わせはなんとなく素敵な感じです。
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以前「修道院の回廊や中庭を何周すれば、院内の台所にある窯に入れたタルトが焼きあがるか?」の検証をしたいと提案したら、知人にめっちゃ笑われたんですが、だいぶ本気モードでやる気満々だった顔。確証はなくとも、焼き加減のおおよその目安にはしていたかもしれなくもなく。記録とってみたいっす。
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春のわずかな時期のみ咲くニオイスミレ。小さいながらも高貴な香りを纏い、遥か古の時代から多くの王侯貴族に愛されました。精油や香水の精製には、莫大な数の花を摘まなければならないので、現代でも天然香料の場合、とても高価な値段となります。「淡い紫の色は王の色」というのも分かる気がします。
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りんごの種類は圧倒的にヨーロッパの方が多いもんでして、料理用のりんご(酸味多い)と、すぐ食べられるりんご(甘味あり)に分かれていることが普通、というところも少なくありません。りんごを使った中世ヨーロッパ料理は専ら酸味が強い品種を探すんですが、現地だと楽でいいですね(羨ましい)。
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中世ヨーロッパの料理指南書によく登場する果物はなんじゃらほい?な疑問ですが、ダントツトップなのが全時代において万能選手(たぶん)のりんご、ついでマルメロ(西洋かりん)・洋梨あたりかと思われます。いちごやぶどうも当時ありましたが、料理の食材としての利用は少なかった気がします。
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以前から何度かお伝えしているんですが、料理たるもの、現代と数百年前では食材の質も異なれば人々が好む味もかなり違います。現代では受け入れがたい味でも、昔の人々にとってはまたとないご馳走だったこともあるというのは、ほんのちょっとばかし気にかけて頂けると嬉しいなー、と思います。
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次の同人誌新作「修道院のお菓子食べ比べ本(めっちゃ仮題)」の資料集めや実物試作に少しずつ着手中。修道院のお菓子は、材料や作り方は昔からほぼ変わらずなんですが、作り手によって食感などが変わってきます。お国毎に好みの味もあるので、そのあたりもうまく比較できればいいなーと考えてます。
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「海の雫」という名前を持つローズマリーは、古来より魔除けの他に、弔いの際に捧げるハーブとしても使われました。「記憶と思い出」の象徴でもあるため、『現世から旅立つ大事な人を忘れない』という意味を込めて、一人一枝ずつ棺に入れていたそうです。姿はなけれど、心の中には生き続けています。
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とある図録を読んでたら、大好きな「貴婦人と一角獣」のタペストリーに使われた色の解説がありました。不思議と引き寄せられるような淡い赤色は「西洋茜(せいようあかね)」を染めた毛糸を使っているそうです。茜は日本でも古来から使われていた色なので、なんとなく親近感が湧いてきます。
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魔を退けるローズマリー、一途の愛の象徴マートル、古の神木といわれるオーク。他の花々も含め、永遠の旅路にふさわしい、大変美しいリースだと思いました。 twitter.com/RoyalFamily/st…
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イギリス・チャールズ国王の戴冠式が5/6(土)と迫っているんですが、その式で採用されるかも?しれない花について、国王が愛してやまないデルフィニウムと、王室に代々好まれてきたスズランが登場する可能性があるとのこと。いずれも5月を代表する色鮮やかな花。当日の式典の彩りが今から楽しみです。
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クリスマスから数えて40日後にあたる2/2は、キャンドルマス(聖燭祭)というカトリックの祝日で、家中のすべてのキャンドルを灯す風習がありますが、同日にクレープを美味しく頂戴する「クレープの日」でもあります。太陽のように黄金色に焼けた小麦の賜物、この日に頂いてみるのはいかがでしょう?
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個人的にはこっちの投稿が好きなのでついでにペタリ。撮影には扇風機、大事っすよね!(きっと暑いし) twitter.com/museecluny/sta…
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おはようございます。本日より8月、THE 夏です!(だいぶあっちぃですが)この月はケルトのお祭り「ルーナサ」、中世ヨーロッパでも「ラマス祭」という、いずれも大地の豊穣を祝うお祭りがございました。大地から得られし麦や多くの収穫物への感謝は常日頃から大事ですねん。今月もよしなにどうぞ。
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なんで行かない方がいいの?という理由のひとつはフェアリードクターが解説しておりますのでこちらもご参照下さいませ。美しい花たるもの、遠くからそっと愛でるのが一番よきかと存じます('▽')。 twitter.com/bardoffairyhil…
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9/22は「国際ホビットデー」なる記念日がございます。ニュージーランドのホビット村では、久しぶりにリアルイベントとして今年度のお祭りが復活するようです。公式サイトをご参照頂ければわかるんですが、全力ホビットワールドなので見ているだけでも楽しいっす(*´▽`*)↓。 hobbitontours.com/en/experiences…
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今回の新作同人誌『中世欧州の魚料理』でも少し触れている「ガルム」という調味料に関する記事をこれペタリ。古代ローマ料理には欠かせない逸品だったんですが、中世ヨーロッパの料理指南書にはほぼ登場しません。歴史的背景が色濃く影響しているのも要因だったりしますです。 natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/0…
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ここ最近、出先で中世ヨーロッパ的なタルトなどを作る機会を多く頂いておりますが、「現代のパイのイメージを持たないように」と、事前に必ずお伝えしています。昔と今の食材も違えば、食感も味も想像以上に異なります。当時の諸事情を前もって説明するのも、作り手の責務だと個人的には思っています。
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ゲームやファンタジー小説などの作品で、世界観のモデルにしている国としてアイルランドがよく挙げられます(個人的に聞いた限りでは)。他の欧州の国々とは少し違う、壮大な自然と緑豊かな風景、古の歴史がそのまま残っている建造物などが、全体的に描きやすいのかな?と思っています。