繻 鳳花(@shuhohka)さんの人気ツイート(新しい順)

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以前、「神書籍キター!」と叫びまくっていた1冊。すでに手元にあるんですが、原稿編集で手一杯のため、1日数ページずつ拝読しております。おススメポイントなどは後日また改めて書きますが、中世ヨーロッパの食に関する挿絵の収録数や説明、レシピ集のラインナップはまじっこ素晴らしいと思います。
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【新刊同人誌情報】 8月頒布予定『中世ヨーロッパの食文化レシピ』シリーズのおまとめ集、サンプルができたので取り急ぎご紹介。商業本の実質的な続編となります。未公開分を含む約70品の中世欧州アレンジ料理を全部フルカラー写真つきで再編&うんちくコラム集も多数追加。ご興味ありましたらぜひ♪
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明日6/21は太陽の力が最も強くなるといわれる夏至。イギリス・ストーンヘンジでは、毎度恒例夏至のお祭り(?)として、多くの人がパワーをもらうべく訪れます。一部ヒャッハーな方もいると思いますが、日本時間の12:00頃からライブ配信もしますのでご興味あればぜひ。晴れるといいんですけどねー。 twitter.com/EnglishHeritag…
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5/6の戴冠式で使われる植物一式が届いたそうで、素敵なお写真ツイートを引用ペタリ。イギリス国内で採集したものがメインだそうですが、北アイルランドやスコットランドのスカイ島から採った植物もあるのは意外でした。戴冠式を飾った花々は、終了後すべて慈善施設へ寄付されるそうです。 twitter.com/RMRussell29/st…
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5月は、多くの人々が喜んで迎え入れることができる季節です。眩しいほどの緑の森の姿が再び現れ森の果実や豊富な水が多く得られます。現在でもヨーロッパでは新緑の豊穣と春の訪れを称える「五月祭」が祝われていますが、昔から待ちわびた季節であったことは間違いないかなと思います。
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戴冠式の招待状。改めてよぉーく見ると、5月を象徴するグリーンマンや野いちご・矢車菊・テューダーローズ・アザミ・ブルーベル・魔を退けるオークやサンザシ、ローズマリーの枝などがギュギュッと詰められていて、ほぼ中世にもあったシリーズやーん!と、1人でテンションダダ上がり中です(//∇//)。 twitter.com/royalfamily/st…
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イギリス・チャールズ国王の戴冠式が5/6(土)と迫っているんですが、その式で採用されるかも?しれない花について、国王が愛してやまないデルフィニウムと、王室に代々好まれてきたスズランが登場する可能性があるとのこと。いずれも5月を代表する色鮮やかな花。当日の式典の彩りが今から楽しみです。
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中世ヨーロッパの料理食材を買いに大きな街のお店に行ったら「古代ローマ風ガルム焼きのタレ」が爆誕していたので、ほっこりしながら即ゲット('▽')。原料単体が入手難でも、今後こういったのがあると興味ひかれてよきっすね。原材料もほどほどによきなラインナップなので、味も楽しみでっす(涎)。
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海外のファンタジー系料理レシピ集で、めっさオススメ&内容秀逸なのがこちらの2冊。それぞれの世界観を保ちつつ、日本でも比較的ゲットできる食材構成となっております。左のご本はどちらかというとファンタジー飯寄り、右のご本は中世ヨーロッパ料理寄りな感じかなー?と思いまっす( ・∇・)。
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今年も早い時期からバラの開花が始まりました。中世ヨーロッパでも一応バラそのものはあったんですが、古代ローマの滅亡と共に「贅沢の象徴」とされ、一般人の目に触れないよう修道院の庭などでひっそりと咲き続けていたようです。中世後期になって、少しずつ花の女王としての地位が回復しました。
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春から初夏にかけては、赤や黄色の花に加えて、青い色の花も次々に咲き始めます。「優雅」の花言葉を冠するヤグルマギクは生花はもちろん、ドライフラワーにしても鮮やかな青色が残ります。古代エジプトにはすでにあったとされ、後世まで絵画に描かれるなど多くの人々に親しまれた花といわれています。
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中世ヨーロッパ料理の特徴の一つとして、野菜や果物は「くったくたに煮込むか焼くか」、いずれかの調理方法がほとんどであることが挙げられます。当時は「生野菜や生果物を食すると病気になる」と信じられていたようでして、実際ほとんどの料理指南集には、煮込むか焼くかの指示が入っています。
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「桜の花が散る頃、淡紫色の藤の花の息吹が聞こえ始める」といいますが、今年もかなり早いペースで咲き始めています。ヨーロッパでも大変人気のある花で、家や教会、修道院の壁の横で育てることが比較的多いようです。天から垂れ下がる美しい光景を、天国の情景と重ねる方が未だに多いのも頷けます。
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りんごの種類は圧倒的にヨーロッパの方が多いもんでして、料理用のりんご(酸味多い)と、すぐ食べられるりんご(甘味あり)に分かれていることが普通、というところも少なくありません。りんごを使った中世ヨーロッパ料理は専ら酸味が強い品種を探すんですが、現地だと楽でいいですね(羨ましい)。
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以前、イギリス某地方のスーパーで見つけたりんごのちっこさ+酸味の強さに、顎が外れるほど驚いたことがあります。日本の大きめ&甘いりんごが世界基準だと思っていたので、それまで違和感があった「中世ヨーロッパ料理のりんごの使い方」の一つの回答が導かれた時の感動は、今でもよく覚えています。
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以前から何度かお伝えしているんですが、料理たるもの、現代と数百年前では食材の質も異なれば人々が好む味もかなり違います。現代では受け入れがたい味でも、昔の人々にとってはまたとないご馳走だったこともあるというのは、ほんのちょっとばかし気にかけて頂けると嬉しいなー、と思います。
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ヨーロッパ各国でよくお見かけする旧市街のほそーい小路。場所によっては車も通れない小さな道も少なからずあります。地元の人が普通に住みつつも、ところどころに見える石造りの箇所は、もしかしたら数百年前となんら変わりない風景だったのかもしれないと思うと、一瞬時が巻き戻った感覚になります。
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似たような事例として「日の入後の森には立ち入るな」という決まり事が昔の農村などではあったようでして、明かりなんぞそう容易く手にできなかった時代、何度も森に入っている人でも一度漆黒の森に入れば戻ってこれないのは確実だったので、警告として言い伝えられていたんじゃないかなと思います。
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可愛らしい春の花々について、「妖精がいるかもしれないから、近づいたり触れてはダメよ」という話を稀に耳にします。花を大事にするというのもあるんですが、そんな話がくっついてくる花は大方有毒だったりするので、オブラートに包まれた話でも、言いつけは素直に守った方がよいかと思います。
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5月頃になると、真っ白なエルダーフラワーを使った中世ヨーロッパ版チーズケーキ「サンボケード」を焼く機会が増えていきます。エルダーフラワーの花とリコッタチーズを焼き上げたもので、今でも十分お出しできる、ほんわか甘い味が特徴です。今年も焼ければいいなー、と白花の成長を見守っています。
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なんで行かない方がいいの?という理由のひとつはフェアリードクターが解説しておりますのでこちらもご参照下さいませ。美しい花たるもの、遠くからそっと愛でるのが一番よきかと存じます('▽')。 twitter.com/bardoffairyhil…
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「奥深い森に突然青い絨毯が現れたら、それは春の精霊の到来だ。」こんな伝承が今でもどこかで残っているかもしれないと思うほど美しいブルーベルの花。4月頃から一気に花開くため、「春の使者」ともいわれます。写真映えにはもってこいなんですが、見つけても立ち入りは控えた方がよいでしょう。
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近所の果樹園にあるモクレンの花がほぼ満開になっていました。地面に咲く春の花々に目が行きがちですが、花をつける樹々も負けじと美しい姿に変わります。中でも純白のハクモクレンは春の到来を告げる木のひとつで、モクレンの種類の中でも「気高さ」という花言葉はハクモクレンだけが持つそうです。
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春を感じる植物というと、ちいさなちいさな野生のイチゴ。現在のイチゴは大きくてジューシー、あまり季節を問わずにゲットできますが、野生のイチゴの最盛期は春から初夏頃です。中世ヨーロッパでも小さなイチゴを使った料理はあったので、昔は世間話をしながらたくさん摘んでいたのかもしれませんね。
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とある図録を読んでたら、大好きな「貴婦人と一角獣」のタペストリーに使われた色の解説がありました。不思議と引き寄せられるような淡い赤色は「西洋茜(せいようあかね)」を染めた毛糸を使っているそうです。茜は日本でも古来から使われていた色なので、なんとなく親近感が湧いてきます。