繻 鳳花(@shuhohka)さんの人気ツイート(古い順)

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イギリス各地のなだらかな丘陵地帯は、今では憧れー♪な雰囲気ですが、中世ヨーロッパでは「数々の戦争の舞台」でもあったところも多かったと思います。高い山がなく、見晴らしがよい地帯にかつて数千人の兵士達が闊歩していたかと思うと、少し不思議な気分になります。静けさの中に歴史ありかなーと。
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図書館というと、本が書棚にずららーっとあるイメージですが、昔は「知を共有せし場」として記録物を保管するだけではなく、様々な情報交換や交流の場としても使われたそうです。時には来賓を迎えたり、研究発表の場にしたり。形は変われど、現在でも同様の光景がみられるのはいいなー、と思いました。
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高貴な香りを纏うニオイスミレ。中世ヨーロッパではスープ類に入るポタージュのメニューとして、当時の記録が残るほど珍重されました。スミレの花の精油も大変人気が高かったんですが、いかんせん大量の花を摘んでも僅かしか精製できず、現在でもめっちゃ高価(&希少)。多くの偉人に愛された花です。
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小さい頃に見た「積みあがったお菓子のショーケース」にめっちゃ憧れたことがありまして、大人になってからも海外のお店巡りの際はふらっと立ち寄っちゃうクセが抜けず。一見雑多な置き方をしてますが、ある意味すごい技術かと。昔もこんな「魅せる売り方」をしていたのかも?です(涎 (*''▽''))。
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妖精は昔も今も日常のどこかにいて、人の目には見えなくてもその痕跡を残すことがあるんだ、と思うようにしています。木の幹に苔が突然生えたり、一粒だけベリーがあったり、いつもの散歩道に見ない花が突然咲いていたり。今日はソコにいるんかのー?と、なんとなく思い描くのも、またよきな感じです。
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朝晩ひんやーりな時期、こんな時は中世ヨーロッパのホットドリンク「ラムズウール」はいかがでしょう?りんごサイダーかシードルを温めて、ざっくりと切ったリンゴを加え、ショウガと生クリームを入れれば身体もポッカポカ。拙著「中世ヨーロッパのレシピ(新紀元社)」に作り方ございます。ぜひぜひ。
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世界はアレなコレで大変ですが、今年もガッツリやりますこの「行事」。超絶本気モードで「例のご一行様」をレーダーで追跡していきます。現在おうちを出て北欧の上、北グリーンランド海あたりにいるみたいでっす。「使用年数」なんぞ、もう歴史クラスタ歓喜じゃないかとコレ(*^-^*)↓ twitter.com/shuhohka/statu…
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中世ヨーロッパを生きた騎士たちは、永遠の忠誠を誓った貴婦人が身に着けた装飾品をしのばせながら戦いに赴いたという話をよく聞きます。必ず主の元に戻る保証がなかった時代、今も発掘される当時の遺品には、最後まで忠誠を貫いた「名も知れぬ騎士たち」の思いが今も刻まれているように見えます。
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西洋ファンタジーの世界でも多く描写されるコトコト煮込んだスープの項。中世ヨーロッパでもスープ(シチュー)は主だった料理のひとつですが、再現的にお出しするものは塩気がほぼなく、野菜の甘味が強い質素な味がほとんどです。これは塩の入手が当時難しかったことが主な背景に挙げられます。
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眠りから目覚めた春の花たちが一斉に咲き誇る季節ですが、「触れてはならない花」というのが一部言い伝えで残っていることがあります。その理由はさまざまですが、昔から『花を摘むこと』は時に幸せを運び、時に不幸をもたらす行為であることは、ほんの少しだけ気にした方がいいかもしれません。
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大きな不安を抱えると、無意識に生活に対する意欲が低下しがちになります。古の時代、治癒に携わった人々は「邪悪な精霊の仕業」として、闇の力に屈しないよう少しでも食事をとること、夜が訪れる前に寝床に向かうことが必要であると諭していました。コレ現在でも十分通用する事でございます(真顔)。
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春のわずかな時期のみ咲くニオイスミレ。小さいながらも高貴な香りを纏い、遥か古の時代から多くの王侯貴族に愛されました。精油や香水の精製には、莫大な数の花を摘まなければならないので、現代でも天然香料の場合、とても高価な値段となります。「淡い紫の色は王の色」というのも分かる気がします。
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中世ヨーロッパの生活文化のご本は、ここ最近すこーしずつ増えておりますが、ゆづか正成先生の「騎士譚は城壁の中に花ひらく」シリーズは、中世ヨーロッパなお料理をお勉強している者としては超絶優秀作品のひとつでして、本文がめっちゃよいのに加えてプチコラムも大変分かりやすいのでございます。
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「海の雫」という名前を持つローズマリーは、古来より魔除けの他に、弔いの際に捧げるハーブとしても使われました。「記憶と思い出」の象徴でもあるため、『現世から旅立つ大事な人を忘れない』という意味を込めて、一人一枝ずつ棺に入れていたそうです。姿はなけれど、心の中には生き続けています。
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中世ヨーロッパの修道院などで使われていた「蜜ロウキャンドルの光量」を簡単にご紹介。これ7~8年ぐらい前の自作蜜ロウキャンドルなんですが、中心は光が強い一方、30cmほど離れただけで暗闇に呑まれます。これぐらいの光量だったのであれば、ある意味写本書きの方は大変だったんでしょうねぇ(震)。
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5月の初日、フランスでは白いスズランを贈る風習があります。中世ヨーロッパでは森の中に咲く野草の一種でしたが、後世になって香水の材料などとして栽培が本格化したそうです。スズランは北欧フィンランドの国花でもあります。ベリーの果実と純白のスズランの組み合わせはなんとなく素敵な感じです。
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中世ヨーロッパの肉の消費に関する項。「比較的裕福な人々は多くの肉を食べる」というイメージがありますが、現代におけるDNA鑑定等の科学的調査で、この説が一部覆る傾向にあります。時代によっては偏った食事ではなく、豆やチーズ、野菜などバランスよく食していた分析結果もでているようです。
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毎度お世話様の羊皮紙のスペシャリスト・羊皮紙工房さんの公式サイトは、所蔵羊皮紙コレクションなどの紹介以外にも、パピルス紙の作り方を実際に写真つきで紹介されているので、ご興味ある方は下記サイトからポチっとどうぞ。先にパピルス草の用意が必要ですけど(白目)↓。 youhishi.com/papyrus.html
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タペストリー集「貴婦人と一角獣」が所蔵されているフランス・クリュニー中世美術館が、改装工事などのながーいお休みを経て5/12から再開するそうです(超絶行きたい)。公式アカウントの賑やかさもすんごいんですけど、一角獣とかもウエーイって感じで、なんか見ていて楽しいです(*^_^*)↓。 twitter.com/museecluny/sta…
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個人的にはこっちの投稿が好きなのでついでにペタリ。撮影には扇風機、大事っすよね!(きっと暑いし) twitter.com/museecluny/sta…
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9/22は「国際ホビットデー」なる記念日がございます。ニュージーランドのホビット村では、久しぶりにリアルイベントとして今年度のお祭りが復活するようです。公式サイトをご参照頂ければわかるんですが、全力ホビットワールドなので見ているだけでも楽しいっす(*´▽`*)↓。 hobbitontours.com/en/experiences…
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今年の夏至は6/21(火)。イギリスのストーンヘンジでは、夏至と冬至に特別なお祝いをするんですが、昨今のアレコレ事情で急遽導入したライブ配信が今年もございます(今は現地参加も可能)。ここ数年は小雨か曇り気味なので、今年はよき日の出が見られるといいっすね。日本時間ではお昼頃~でっす。 twitter.com/EH_Stonehenge/…
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イギリスのストーンヘンジ、夏至前の日の入りライブなう。普段は立ち入りが禁止されておりますが、夏至は特別にOK。そういう意味でも神聖な場所なんです。てか、めっちゃ人いるしいい感じで晴れてるし(嬉)。メインとなる日の出は、日本時間の本日お昼12時頃でございますー( ・∇・)。
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以前「修道院の回廊や中庭を何周すれば、院内の台所にある窯に入れたタルトが焼きあがるか?」の検証をしたいと提案したら、知人にめっちゃ笑われたんですが、だいぶ本気モードでやる気満々だった顔。確証はなくとも、焼き加減のおおよその目安にはしていたかもしれなくもなく。記録とってみたいっす。
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ゲームやファンタジー小説などの作品で、世界観のモデルにしている国としてアイルランドがよく挙げられます(個人的に聞いた限りでは)。他の欧州の国々とは少し違う、壮大な自然と緑豊かな風景、古の歴史がそのまま残っている建造物などが、全体的に描きやすいのかな?と思っています。