繻 鳳花(@shuhohka)さんの人気ツイート(新しい順)

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次の同人誌新作「修道院のお菓子食べ比べ本(めっちゃ仮題)」の資料集めや実物試作に少しずつ着手中。修道院のお菓子は、材料や作り方は昔からほぼ変わらずなんですが、作り手によって食感などが変わってきます。お国毎に好みの味もあるので、そのあたりもうまく比較できればいいなーと考えてます。
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西洋ファンタジー小説や漫画などで、こういうごっつい本の描写シーンをある程度お見かけするんですが、そもそも「羊皮紙が湿気次第でぐんにょり曲がってしまう恐れがあるため」、それらを抑えるための役割もあるんです。詳しい説明は新作のご本にも書いているそうなので、そちらも読んで頂ければ。
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こちらは今年2月に開催した羊皮紙工房さんの展示会のコレクション群なんですが、ド乾燥していたこともあって、軒並み羊皮紙製の写本がウネウネ&パキパキしておりました(加湿器最大にしてコレ)。ある程度湿気があればほぼまっすぐに戻るので、羊皮紙の取扱いは当時もけっこう大変だったと思います。
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毎度お世話様の羊皮紙工房さんが今月末にご出版される新作ご本、「マジっこ羊皮紙」がおまけでついてくるんですが、<山羊皮>をお付けしているそうです(ご本人談)。完本で残っている彩色写本は高級な仔牛が多いんですが、山羊皮もけっこうな頻度で使われています。触り心地も若干異なるんですよん。
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同人誌新刊『中世欧州の魚料理』から、15世紀イングランド方面の魚料理・白身魚のソテー&ローズアーモンドソースをチラっとご紹介。中世ヨーロッパの料理指南集は高確率でバラを使った料理が登場するんですが、これもそのうちのひとつです。当時のソースって甘いのが主流でして、もちこれも甘いっす。
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今回の新作同人誌『中世欧州の魚料理』でも少し触れている「ガルム」という調味料に関する記事をこれペタリ。古代ローマ料理には欠かせない逸品だったんですが、中世ヨーロッパの料理指南書にはほぼ登場しません。歴史的背景が色濃く影響しているのも要因だったりしますです。 natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/0…
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以前少し触れた「黒の時禱書」という魅惑ある羊皮紙の書物。15世紀頃にブルゴーニュ公国で作られたんですが、羊皮紙工房さんがレプリカを作られていました(相変わらずしゅげー)。羊皮紙工房さんによるこちらの解説は、フリーペーパー「四季便り」の最新号に載せる予定でございますー('▽')//。
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おはようございます。本日より8月、THE 夏です!(だいぶあっちぃですが)この月はケルトのお祭り「ルーナサ」、中世ヨーロッパでも「ラマス祭」という、いずれも大地の豊穣を祝うお祭りがございました。大地から得られし麦や多くの収穫物への感謝は常日頃から大事ですねん。今月もよしなにどうぞ。
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#C100 新刊のご案内】 今のところ参加予定の夏コミ新刊「中世欧州のお魚本」、なんとか発行できそうです。お魚文化圏は意外と範囲が広いので、中世前後の時代モノも一部取り扱います。レシピはパイ・ソテー・スープなど。8/1(月)~期間限定で自前通販も行います。ご興味ございましたらぜひにどぞ♪
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のどかな農村で「この土地は立入不可」な看板を見かけることがあります。写真映えする風景が好まれる現代では、外部の人がなかなかその掟を守らない傾向が見受けられます。先祖たちから伝えられた「土地の掟」は、今昔を問わず遵守すべきですし、なによりも荒らしてはいけない領域とも思っています。
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中世ヨーロッパなどの歴史料理に触れる際、「昔の食材は粗末なものが多いし、あんまり美味しくなさそう」というご意見を頂くんですが、時代が変われば各々の味覚も異なります。昔の人々にとって、記録に残る料理は最高のご馳走であったことに変わりはないので、その事実は大切にすべきだと思います。
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ローズマリーの花は、中世ヨーロッパにおける「魔除けの花」であると共に「弔いの花」でもありました。火にくべた時の森林を纏う香りは、長い時間が過ぎても薄らぐことはそうありません。現世に残された人々に『過去の栄光を忘れないでほしい』というメッセージをつづっているように思えます。
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【代理でお知らせ】 毎度お世話様の羊皮紙研究のスペシャリスト・羊皮紙工房さんが新刊を出されます。8月末刊行予定ですが、内容としては羊皮紙づくりのノウハウ、中世欧州の彩色写本から歴史上における羊皮紙の辞め時(ってナニ?)など、だいぶ分かりやすい感じっぽいです。ガチ羊皮紙のおまけつき♪
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ゲームやファンタジー小説などの作品で、世界観のモデルにしている国としてアイルランドがよく挙げられます(個人的に聞いた限りでは)。他の欧州の国々とは少し違う、壮大な自然と緑豊かな風景、古の歴史がそのまま残っている建造物などが、全体的に描きやすいのかな?と思っています。
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以前「修道院の回廊や中庭を何周すれば、院内の台所にある窯に入れたタルトが焼きあがるか?」の検証をしたいと提案したら、知人にめっちゃ笑われたんですが、だいぶ本気モードでやる気満々だった顔。確証はなくとも、焼き加減のおおよその目安にはしていたかもしれなくもなく。記録とってみたいっす。
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イギリスのストーンヘンジ、夏至前の日の入りライブなう。普段は立ち入りが禁止されておりますが、夏至は特別にOK。そういう意味でも神聖な場所なんです。てか、めっちゃ人いるしいい感じで晴れてるし(嬉)。メインとなる日の出は、日本時間の本日お昼12時頃でございますー( ・∇・)。
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今年の夏至は6/21(火)。イギリスのストーンヘンジでは、夏至と冬至に特別なお祝いをするんですが、昨今のアレコレ事情で急遽導入したライブ配信が今年もございます(今は現地参加も可能)。ここ数年は小雨か曇り気味なので、今年はよき日の出が見られるといいっすね。日本時間ではお昼頃~でっす。 twitter.com/EH_Stonehenge/…
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9/22は「国際ホビットデー」なる記念日がございます。ニュージーランドのホビット村では、久しぶりにリアルイベントとして今年度のお祭りが復活するようです。公式サイトをご参照頂ければわかるんですが、全力ホビットワールドなので見ているだけでも楽しいっす(*´▽`*)↓。 hobbitontours.com/en/experiences…
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個人的にはこっちの投稿が好きなのでついでにペタリ。撮影には扇風機、大事っすよね!(きっと暑いし) twitter.com/museecluny/sta…
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タペストリー集「貴婦人と一角獣」が所蔵されているフランス・クリュニー中世美術館が、改装工事などのながーいお休みを経て5/12から再開するそうです(超絶行きたい)。公式アカウントの賑やかさもすんごいんですけど、一角獣とかもウエーイって感じで、なんか見ていて楽しいです(*^_^*)↓。 twitter.com/museecluny/sta…
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毎度お世話様の羊皮紙のスペシャリスト・羊皮紙工房さんの公式サイトは、所蔵羊皮紙コレクションなどの紹介以外にも、パピルス紙の作り方を実際に写真つきで紹介されているので、ご興味ある方は下記サイトからポチっとどうぞ。先にパピルス草の用意が必要ですけど(白目)↓。 youhishi.com/papyrus.html
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中世ヨーロッパの肉の消費に関する項。「比較的裕福な人々は多くの肉を食べる」というイメージがありますが、現代におけるDNA鑑定等の科学的調査で、この説が一部覆る傾向にあります。時代によっては偏った食事ではなく、豆やチーズ、野菜などバランスよく食していた分析結果もでているようです。
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5月の初日、フランスでは白いスズランを贈る風習があります。中世ヨーロッパでは森の中に咲く野草の一種でしたが、後世になって香水の材料などとして栽培が本格化したそうです。スズランは北欧フィンランドの国花でもあります。ベリーの果実と純白のスズランの組み合わせはなんとなく素敵な感じです。
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中世ヨーロッパの修道院などで使われていた「蜜ロウキャンドルの光量」を簡単にご紹介。これ7~8年ぐらい前の自作蜜ロウキャンドルなんですが、中心は光が強い一方、30cmほど離れただけで暗闇に呑まれます。これぐらいの光量だったのであれば、ある意味写本書きの方は大変だったんでしょうねぇ(震)。
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「海の雫」という名前を持つローズマリーは、古来より魔除けの他に、弔いの際に捧げるハーブとしても使われました。「記憶と思い出」の象徴でもあるため、『現世から旅立つ大事な人を忘れない』という意味を込めて、一人一枝ずつ棺に入れていたそうです。姿はなけれど、心の中には生き続けています。