戦いでは全滅して負けるパターンは滅多になく、たいてい敗北の予感を感じ取った部下が、指揮官の命令に反して勝手に逃げ出すことで敗走が始まります。 会社でも同じで、例えば、遅刻や時間ギリギリに出勤するのが多い部下は、仕事が嫌で逃げ出したがっている可能性があります。
戦争で最も面倒で、最も困難で、最も重要な事は、”兵に補給と報酬を与える事”であり、日本人は歴史上しばしばこれを無視して、餓死者を出したり、安い報酬で戦わせたりしました。 権威主義が行き過ぎると上の者が現場軽視となりやすく、払いは少なく、要求は高い状況になりがちです。
戦いは滅多にすべきではなく、攻撃された時にすべきです。それも本当に自分に害が及ぶ場合にのみすべきであり、害の無い相手に煽られて突っかけていくのは、労力の無駄です。害虫は家の周りのみ駆除すべきであって、害虫が憎いからと言って、わざわざ遠くの山まで駆除しに行くのは無意味な行為です。
電子決済、オンライン化は絶対に電力が必要なので、災害で停電になったら機能しないってのは、前から言われてましたね。 戦いでも、強い戦法が破られた時の腹案を常に用意してないといけません。 bunshun.jp/articles/-/480…
ソ連はシベリア抑留の日本兵に対して「成績の良い者は早く帰す」と甘言で釣った結果、日本兵は自分だけは先に帰ろうと仲間割れを始めました。 これを「囲師必闕(いしひっけつ)」と言い、 逃げられないと思うと団結しますが、ワザと逃げ道を開けると、自分だけは先に逃げようと思い仲間割れを始めます
戦いにおける強者に共通する事があります。それは「粘り強い」という事です。強者は負ける時でも、敗北するまでの時間をなるべく稼ぎ、簡単にやられるような行動をとりません。ぎりぎりまで生き残る努力をすることが重要であり、勝機が少ないのに簡単に突っ込むのは、相手を助けている事に他なりません
古来地政学では、アフガニスタンを制する者は世界を制するといわれます。それはアフガニスタンが地理的に、アジアの東西南北の結節点ともいえるからです。 戦場においても地政学と同様、押さえると自由に行動可能になる地形を「緊要地形」といい、まずこれを確保するのが重要となります
ゲームなどでは、例えば100の兵力がいてそのうち30減っても、あと70あるなという算段がつきますが、実際の戦いでは兵力が減ると味方はビビってしまい、なんとか自分だけは逃げられないかを考え、そして他の者が逃げると、遅れてなるかと我先に逃亡し始め、まだ戦える部隊が崩壊する事がよくあります
昔の剣者に伝えられる事として、戦いの際にしてはいけないと言われる以下の事があります。 「驚、怒、憎、憤、傲、焦、怯、欲、悔」
戦いで負ける原因は、大きく分けて4つです。 1.裏切られた 2.ツイてなかった 3.最初から無謀だった 4.慢心してた このうち1~3は100%防げず、仕方ない部分もありますが、4で負けると万死に値するので注意しましょう。
こんなにゲームBGMが使われるという事は、開会式のフィナーレは菅首相がルイージのコスプレして土管から上がってくるんだろう?
国家の戦力で一番大事なのは、領土でも軍事でもなく、国民にあります。国民を攻めずに領土だけ攻めても、反攻をくらいます。逆に国民の心を攻め、「あんな○○諸島なんて必要ないよ、それより友好の方が大事さ」という心理状態にせしめれば、目的の領土は自然と手に入ります。
軍では以外に文書処理能力が重要です。源頼朝に重用された梶原景時はこれが上手く、他の諸将が「大勝利にございます」みたいな報告ばかりするのに比べて、景時は討ち取ったり捕虜にした人数を細かく記した報告書を送って頼朝を感心させたから、重要な役職についたと言われています。
よく「なぜ現場の情報が、きちんと自分の所に伝わってこないんだ!」と怒る上司がいますが、たいていは情報の要求をしていない事に原因があります。軍隊では、指揮官が「この情報が欲しい」と具体的な情報要求(EEI)をするのが常であり、まず上の者がこれを示さないと必要な情報は上がってはきません
家族の情より強い戦友の絆、これに愛が加われば無敵なのでは?という事で結成されたのが、古代ギリシャのテーバイに存在した「神聖隊」です。全員男同士のカップルで構成された隊はギリシャ最強とうたわれ、少年は愛するお兄様のために戦い、お兄様は少年の前で無様な姿を見せないように戦ったとか。
軍では、命令が下される場合「新しい命令が下されたら、以前の命令は自動的に取り消す」のが原則となります。そして前命を取り消さない場合は、必ず前命が生きてる事を、後命に付け加えます。 上官は、命令を出しっぱなしで後は放置するのではなく、きちんと自分が出した命令を管理するのが重要です。
戦いにおいて敵を撃破する行為は、ただ単に相手に対して攻撃をするのではなく、具体的に次の7つの行動に順序だてて分けられます。
戦いでは相手の戦意を無くすのが重要ですが、戦意を無くさせる手法の一つに、”自責の念を生じさせる”というのがあります。 逆に言うと、相手の痛みをあまり気にしなかったり、起こしてしまったことを後悔しないタイプの人間は、戦いに非常に向いている性格といえます。
他人の意見に反応して自ら噛みついていく人達がいますが、必要のないバトル、メリットの無い戦いはなるべく避けて無視するのが大事です。 どんな人も勝ち続ける事はできず、勝利というものは限界があるので、どうでもいい戦いに勝つのは、敗北よりもたちが悪いと言えます。
たとえ無茶苦茶な主張でも、大勢の人が何回も言ったならば、第3者にとっては「大勢の人が言っているから、おそらく本当だろう」となってしまいます。 戦いで大軍が有利であるのと同じく、謀略を広めるには数が多いほど有利となります。
戦いを回避する事は非常に合理的で正しいですが、回避ばかりしていると、戦いを知らず経験が乏しくなって弱体化してしまい、いざという時に負けてしまいます。 戦いとは矛盾したものであり、自然界のバランスと同じく、周囲の状況とのバランスによって、戦いの要素は決まります。
ワクチン接種の混乱を見ていると、昔読んだ名著『日本はなぜ敗れるのか』を思い出します。
銃口を向けられた時に言う各国ごとの言葉。 兵士に銃を向けられた場合にご活用ください。
戦わずして勝つ場合、戦わないから実力はいらないと思うのは間違いであり、相手が戦わずして屈するのは、戦った場合の損害を予想した結果です。 この策は実力で勝ってる裏付けが無ければ成功せず、実力が無いのに、あるように見せてもすぐバレます。力は必要であり、ただ発動させないだけなのです
ブラック企業の特徴の一つとして「過度の叱責」、「たまに褒める」を繰り返す事があり、これをすると新人は感覚がマヒして抵抗する力が弱くなります。これは外交でも有効で、武力で脅してる時にいきなり和平を持ち掛ければ、相手の将兵は闘う意思が弱くなり、そのスキにこちらの兵を進めやすくなります