477
自分を褒める習慣は大事だなと思う。
誰も見てなくても、認められなくても、
少しでも前に進めたら自分を褒めていい。
自分を嫌うよりも好きでいたい。
だから自分に甘くてもいい。
そんな風にして明日、頑張れることもある。
478
何年経っても変わらないものはこの世界には多くない。
人の心も環境も変わってしまう。
それでも変わらない愛情や、想いがあるなら本物で宝物。
そんな気持ちを誇りに思おう。
変わっていく世界の中で、変わらない愛があってもいい。
480
自分で自分を守るためには、嫌だなと思ったことに無理に立ち向かう必要はない。
立ち向かうことが強さではあるけれど、そんなに強くなれない。
離れること、逃げることは弱さではなく、自分を守ること。
距離をおくことは必要だ。
482
自分のためより大切な人のために頑張れることがある。
「もう駄目かも」と思うときにも、その人がいるだけでもう少し頑張れることがある。
「あなたがいてくれて良かった」と何度も思う人が本当に大切な人。
487
「好きだな」という気持ちから、
「落ち着くな」に変わったなら、
その恋愛は長く続くと思う。
好きだけど一緒にいて疲れてしまう人もいるし、気を遣い過ぎて苦しくなる人もいる。
「一緒にいて落ち着く」って最強だ。
489
一日の中で良いことなんて、そう多くない。大概生きていくことで必死で、つらくて、苦しくて、しんどい。
それでも嬉しい言葉や、出会いがあって、救われたり笑顔になることもある。
ほんの少しの良いことが、しんどい日々を乗り越える力になる。
491
「遠回りだった」と思うことも
それは自分にとって、
必要な遠回りかもしれない。
ズルをして近道を行くより、
自分が思う道を歩く方が
よっぽど自分らしくいられる。
493
自分が我慢をして言い出せなかったことに本当の気持ちがある。
いい関係を保つために我慢をすることはどこかで自分を押し殺している。
壊れてもかまわないと、本当の自分を見せた先に、相手と自分の本当の繋がりが分かる。
494
普通であることは尊いなと思う。
普通に健康で、普通にご飯が美味しくて、普通に働いたり勉強ができることは、あたりまえのようで凄いことだと思う。
普通の一日が終わる日は自分を褒めていい。
「よくやってるね」「お疲れ様」って。
495
会えない日の切なさ。
「またね」と手を振る切なさ。
ひとり誰かを想う切なさ。
次会うまでの切なさ。
相手を想えば想うほど切なさは増し、消えることはない。
だから切ない気持ちは悪くない。
それほど深い気持ちがある証拠。
寄り添う気持ちがそこにある。
496
何かを手放すときは本当に大事なものだけを残すこと。
毎日生きているといつの間にか重荷になっているものがある。
たとえば人からの悪口や陰口。
覚えていてもどうしようもないものは捨てていい。
本当に大事なものだけ大事にすればいい。
498
苦手な人や合わない人は必ずいて、無理に自分から合わせる必要はない。
何か言われても自分が気にしなければいい。
「自分とは考え方が違う」と思えば気持ちが楽。
折り合わないからと怒ったり嫌な気持ちになるだけ損。
499
人の本当の心はわからない。
どれだけ傷ついているのかわからない。
笑った顔でいても泣いている心もある。
それでも「何もできない」と思っても、寄り添う心があればいい。
誰かに「救われた」と思うとき、
いつも灯りのような優しい心がある。
500
会いたい人に会いに行けることは幸せなことだと思う。
会いに行きたいけれど会えない人もいる。
会いたいと思って会いに行けるなら、
会ったほうがいい。
「いつか」や「また今度」じゃなく。