「自動車産業を革新し、宇宙旅行に新しい時代を導入しようとしている男がTwitterではあんな調子だ」みたいな話 economist.com/united-states/… “イーロン・マスクはTwitterがいかに時間の無駄かを見せてくれた” 知ってる
中国が作り出した多年性イネ smithsonianmag.com/smart-news/per… イネは部分的に多年性(普通のイネの田んぼでも稲刈り後にまた伸びてくる)。イネの野生種と交配して品種改良し、十分品質の高い米が穫れる品種を作出したという話。 5年くらいで収穫量落ちるけどその間は田植え不要(稲作農家の労働力を激減)
フィリピンで出荷されるゴールデンライス theprint.in/world/after-in… トウモロコシ遺伝子を組み込みベータカロチンを多く含む米。東南アジア諸国でのビタミンA欠乏で死亡する子供が多いことから開発。1999年には開発は終了していたけどGM反対派の声に押されて本格的な作付と出荷まで22年かかった
経済的な理由でレーザー兵器が普及 spectrum.ieee.org/ray-gun 民生用の改造みたいな安いドローンがこれほど使われるようになると1発が安いレーザーがお得。 「高価な迎撃ミサイルを使って空からドローンを駆逐できても、それは“ピュロスの勝利”だ」(古代ギリシアの故事:経済的に割に合わない)
多くの言葉では罵倒語はp t kなどの破裂音を含むという研究 theconversation.com/swear-words-we… 関連性のない言語にもあって、相手を強くののしる時にはインパクトあるからじゃないかと(f×ckとか)。 言語学では音と意味に相関はないってのが通説なので目新しいらしい
チベットの温泉ヘビ(hot-spring snake) science.org/content/articl… 高地の寒い地域ながら地熱で暖かい場所に住むヘビなのだそうだ。 温泉環境に適応進化していて、 熱感知器官が発達(暖かい場所を探す)、 熱ダメージ修復タンパク質が発達(熱すぎるのに耐える)。 凍死と火傷の境界で生きている
銀河の四面体配置の非対称性 quantamagazine.org/asymmetry-dete… 銀河を4つ繋いだ四面体の配列、統計をとってみると(銀河の回転方向から)右向きとの数と左向きの数に明確な差がある。 (なにそれ…) 宇宙論的パリティ違反。初期宇宙の配置とか空間の成り立ちに起因するかもしれないという
パクチーの好き嫌いはDNAに原因がある 因theconversation.com/picky-eater-re… 食べ物の嗜好の多くはただの好き嫌い(家庭環境)だけど、いくつか遺伝子要因だとわかったという話。 コリアンダー(パクチー)苦手な人は嗅覚受容体の遺伝子に変異があり、あの独特の風味を出す物質にとくに敏感なのだとか
「核融合で投入エネルギーよりも多くのエネルギー放出」の解説 sciencenews.org/article/nuclea… 核融合の技術的マイルストーンではあるが、実用への道のりはまだこれから。 「投入エネルギーはターゲット照射した光のエネルギー量、その光を作るのに使ったエネルギーじゃない」
NATO演習にドイツのプーマ歩兵戦闘車18両が参加したが、どれも故障していて1台も作戦運用できなかったのだそうだ theguardian.com/world/2022/dec… 国防予算削減が長らく続いて、整備できていない現状
チームラボ、3D人体解剖学アプリ「teamLabBody Pro」を開発prtimes.jp/main/html/rd/p… 生きた人間での骨関節3次元動態を解析、それらをもとに骨関節の立体的な動きを世界で始めて可視化しました。医学書などでは、直感的に分かりずらい人体の動きをアニメーションで確認できます。
動物の時間知覚 britishecologicalsociety.org/research-revea… 100種以上の時間分解能を調べたのだそうだ。 最速がトンボで300Hzを知覚できる。高機動飛行に必要な反応速度(鳥類もかなり速い)。 人間は65Hz程度(144Hz以上のゲーミングモニターもあるけど)。 オニヒトデ0.7Hz。速いものを認識する必要ない生き方をしてる
イカは自分でRNA編集して環境変化に対応 sciencenews.org/article/squid-… モータータンパク質が水温によって特性が違っていて、RNAを書き換えて異なるタンパク質を合成するようになっているらしい
ヨーロッパの作られた伝統料理 economist.com/europe/2022/12… チェコの串焼きパン「トルデルニーク」。プラハ名物みたいな扱いだけど10年前は誰も見たことない(本来はルーマニア産、名物として普及させた)。 スイスの「フォンデュ」は1930年代にチーズ消費を増やすための普及だったといった話
もともと食べる文化なくてもマーケティングで普及するという話。 1980年代にノルウェーのサケ養殖が国内消費を超え、輸出先として日本に目を付けたが生サーモン食べる文化なかったので~(がんばって売り込んだ甲斐あって普及)とか紹介してて、伝統が本物かどうか関係なく美味しければ根付く的な話に
「19世紀後半に各国が料理本を出すのが流行し、その頃に“お国の料理”という共通認識が形成された」 みたいなこと書いてて、つまり 「ボルシチやピロシキはソ連が成立した後に各地の料理を集めて“これがロシア料理”として各国にソ連国民という共同意識を高めた」だ bbc.com/travel/article…
「愚かな政治家を“道化師”と呼ぶのは、本物の道化に悪いぞ」という話 theconversation.com/calling-politi… 政治の場における道化(昔の宮廷道化師)は王様を楽しませるだけでなく、直接的な進言で(単なる家来では発言しにくい事実を発言して)王を諫める役割があったし、実際に無謀な行為が止めた歴史がある
1型糖尿病治療のためのインプラントデバイス houstonmethodist.org/newsroom/wafer… インスリン投与かと思ったら脾臓細胞が入っているのだそうだ。 1型糖尿病は自己免疫でベータ細胞がやられるので免疫抑制剤と一緒にカートリッジ化されているとか。要交換、今は月1回くらいだけど年1回とかまで延ばせるらしい
新年を迎えられない人々 theguardian.com/australia-news… ロサンゼルス-シドニー便がトラブルで米領サモアに着陸したのだそうだ。問題なく代替便は出るけど、そのフライトは日付変更線またぐから1月1日0時0分を体験できない
そういえばしばらく前に古典SF『最後の地球船』を掘り出したのだけど、読み直してみてちょっと驚いた。 たまに話題になる「昔のSFは携帯電話を予測できなかった」というアレはまるきり的外れな戯言だけど、1969年の作品の中で単に生活の一部として出てきて、さらにそう呼ばれてた(そのうえ翻訳まで)
イヌのしっぽ機動性向上に寄与していない theguardian.com/science/2023/j… ネコなどは尾を振ることで走行時のバランスや空中姿勢制御に使ってるけど、イヌのサイズだと尾の動きによる身体全体の運動量変化へはごくわずか。おもにコミュニケーション手段に使ってる
今年パブリックドメインになる作品 smithsonianmag.com/arts-culture/t… 『ジャズ・シンガー』『メトロポリス』『つばさ』『失われた時を求めて』など。 シャーロック・ホームズ、米国では裁判で「最後の10作品がまだ切れてないからシリーズ全編に対しても著作権及ぶ」判決で2022年まで切れていなかった
省エネなパスタの茹で方 theconversation.com/italys-pasta-r… 物理学者ジョルジョ・パリージ(2021ノーベル物理学賞)が「途中で火を止めても茹で上がる」と提案し、シェフをはじめイタリア人たちが猛反発したのだそうだ。 イタリア人の怒りはもっともだが、実際にエネルギーの多くが水の沸騰に浪費されている計算
2万年前の洞窟壁画にあるドットは動物の繁殖期を月の数(太陰暦)で記録したもの bbc.com/news/uk-englan… アマチュアの研究家が発見したのを大学の考古学者が協力して考古学論文誌に載ったのだそうだ
ニューヨークにある街路樹などの樹木はものすごい量のCO2を吸収しているという調査結果 news.climate.columbia.edu/2023/01/05/new… 大都市にある自動車すべての排出量を超えるCO2量を光合成で大気から回収している。都市はコンクリに覆われてると思われがちだけどCO2回収に都市の緑化も重要ではないかと