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例えば街で
すれ違った人の
髪の香りに
記憶が蘇る時がある
歌にもそんな力がある
五感に繋がっているような
そんな歌を作りたい
体温や彩や
ただ聴覚だけに
留まるのではない言葉を
つかまえたい
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1985年横浜スタジアム
1986年神宮球場
あの頃と変わらない
たくさんのオーディエンス
安全地帯 IN 甲子園球場
「さよならゲーム」
そこにいてよかった
wowow.co.jp/detail/116421
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労わり合い
譲り合い
励まし合い
慰め合い
互いにそう
し合う気持ちを
人はいつどんな風に
覚えるのだろう
ここに一杯の水
自分の喉の渇きを
半分だけ満たし
後半分で
他者の渇きを
潤せるとしたら…
自分だけ10日生きるか
誰かと共に5日を生きるか
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誰もいない路上 誰もいないカフェ
誰もいない広場 誰もいない劇場
それでも 空に鳥の羽音
花に彩は巡り 木洩れ日に
風は吹き抜ける
電話の声に SNSの文字に
いまは体温を感じる
人が未来を 選択しようとしても
未来は人を 選択するのだろうか…
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SONGS
陽水さんと
安全地帯
神宮のライブから31年
いろんな人の顔が浮かぶ
やっぱり二人の歌は特別
年を重ねるのも
悪くないな
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夢は続く!! twitter.com/nep_nintama/st…
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久しぶりに
ASKAの
書き下ろし詩集を
読んだ
出逢った時から
感じている
尊敬と嫉妬
おそらく
僕らは
正反対に近い
ロジックの違いがある
それでいての共作
快楽と重圧
脳が沸騰した
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歌が一番
さみしいのは
歌ってくれる
オリジナルの
アーティストを
失うことかな
葛城ユキさん
ASKAが書いた
「ボヘミアン」
耳に残ってる
ご冥福を
お祈りいたします
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もう11年
まだ11年
心が
憶えている
ことを
思い出す
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外での
打ち合わせや
ライブで
出かける機会が
減ったので
ここ数日
ひたすら
作品を
書き続けてる
明るいNewsは
少ないけれど
いま書き終えた
この歌も
いつかライブで
聴いてもらえる日が
来ると信じたい
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僕らが出逢った
1980年代は
ギミックの強い歌詞も
色々書かせてもらった
それはとても
想像力と創造力を
鍛えられた
Chageとの新作
Liveが楽しみ!!
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窓の向こう
一度静まった空から
また散らかる雨の彩
昨日の玉置浩二ショー
再放送を観ていた
安全地帯5人が元気な姿
ちょっと胸にくる
はじめて逢った
あの頃から
田中君は
いつも笑ってた
その笑顔に
救われてたんだと
今頃気づいた
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月は
そう見えるだけで
欠けても
満ちてもいない
幸せも
もしかして…
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与えられることに
慣れると
ないものに
気づかなくなる
自分から
探しにいく力が衰えると
見つからないものばかり
世界を
変えるには
自分を
変えなければならない
時がある
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松井×玉置作品で
カバーの申請が
一番多いのは
「悲しみにさよなら」
ただアジア圏の歌手には
少し哀愁のある旋律が
好まれる傾向がある
自国語の歌詞に
変わってしまうが
これがなかなか面白い。
「痴情意外」
「沉默的眼睛」
「藍月亮」
さて、なんの曲か?
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「碧い瞳のエリス」は
二人称だが ただ
男と女の歌ではない
この場合のあなたと私は
ひとつの魂が内包する
ふたつの人格
少女と女或いは母と娘
それもはっきりとした
境界で仕切りきれない
混沌の領域
そんなイメージもある
もしかしたら
女性という存在の
美に対する
男の嫉妬の歌
かもしれない
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先日
久しぶりに
吉川晃司くんと
少し話す時間があった
彼と話していると
音楽の話だけでなく
話題が膨らむ
実は歌から
遠いところに
近道があったりする
論理的に考える部分と
体幹で感じる部分と
「吉川晃司」の世界の
面白さは
その両方が
共鳴するところだ
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夢を追いかけて
苦しかったり
つらかったり
でもそれも含めて
「夢」なんだと
思えなければ
その先には
たどり着けない
のかもしれない
更に道は行くほど
勾配も変化する
最後まで
to be continued
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命はひとつ
その命と
向かい合うと
決めた人がいるなら
どうか神様
その人に
力を貸してください
たぶんそれは
優先順位の高い
あなたの仕事だ
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「浅草キッド」を観た
ずっと観ていたい映画と
TVで中居正広君が
言ってた理由がわかった
誰もが思い通りに
生きられるわけじゃない
分つ道があって
時に苦い思いをしても
深いところで
愛情は思い出を
汚す事はない
そう信じたくなる映画だ
〜命がけで今日も生きてるんだよ
桑田佳祐さんの歌詞が良い
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自分のためだけに
することの限界
誰かのために
できることが
自分のためにも
なった時
また違う境界が
見えてくる
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言葉は
心の形の
ひとつ
なのに
並べ間違えたり
選び間違えたり
時に
言葉になんかしないことで
伝わったり
難しい…
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たとえどんな条件でも
そのアーティストの
代表曲になるようにと
そういう気持ちで
作品を書いていたい
現実は厳しいけれど
「思う」力の強さは
なにかを変える
変わらなければまだ足りないと
そう言い聞かせて進まなければ
結果はついてこない