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東京は
荒天の
贖罪の
ような朝
こんな
過ごしやすい日が
続くといい
うなだれたひまわり
風も涼しく
このまま夏は
醒めていくのかな
例えば
記憶にも残らない一日
そんな日が
案外平和なのかもしれない
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テレビで
平原綾香さんの
Jupiterを
久しぶりに聴いた
とてもいい表情だった
もう何回歌っているんだろう
歌手にとっては
何度も歌う歌だとしても
聴く人にとっては
はじめての一回
たったの一回
最後の一回
かもしれない
彼女はその事を
よく知っている
そんな気がした
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自分が誰かを
どれほど気にかけているか
伝えるのは難しい
同様に誰かが自分の事を
どれほど気に留めてくれているか
確かめるのも容易ではない
足りなくはなく
過ぎることのないように
人を思えたらいいのに
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点差は大敗でも
高校野球に
敗者はいないな
人生で勝てないことは
いくらでもあるし
延長戦は続く
それでも
毎年 夏
泥まみれのユニフォームを
見るたびに
顔を上げようと
思う
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この間偶然
トシちゃんに逢った
路上だったので
少し立ち話をしただけだったけど
彼は昔から無条件に
力をくれる男のひとり
「ごめんよ涙」その他
一緒に作ったたくさんの歌を
彼は裏切らない
そんな
ずっと「田原俊彦」でいる彼を
僕はリスペクトとする
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~のようなと
直喩での比喩なら
わかりやすいが
隠喩が過ぎると
時々意味がわからないと
指摘される
これがなかなかはがゆい
つい説明的になるのを恐れて
乱暴な比喩も多用してきた
いま思うと
玉置浩二も氷室京介も
ずいぶん冒険を
受け入れてくれたと思う
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水樹奈々さんとは2016年「めぐり逢うすべてに」以来2年振り。
宮野真守君には2007年鋼鉄三国志というアニメのキャラソンで何曲も歌ってもらった。そして翌年彼のアルバムで「Garnet」という作品を書いて以来10年振り。ふたつの星の軌道が交差するようで楽しかった。
natalie.mu/music/news/297…
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猛暑
台風
地震
次は
なんなんだ。。。
もう
天と
地に
祈るしか
できない
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織田哲郎さん
音楽活動40周年なのか
2013年にKinki KIdsを
一緒に書かせてもらった
たぶん1984年
ビートたけしさんのアルバムが
最初の作品かもしれない
阪神淡路の震災後に作った
J-FRIENDSの「明日が聴こえる」も...
記憶に残ってる歌が多い
織田さんのデモは歌心がある
既に言葉が潜んでるメロディ
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9月13日は
玉置浩二の誕生日
そして還暦
出逢った頃は25~6
安全地帯は
いろんな夢を見せてくれました
いまでも
北海道の青空の下で聴いた
彼らのデビュー曲
「萌葱色のスナップ」が
忘れられない
Thanks & Happy Birthday
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タッキー&翼
彼らが歌ってくれた歌は
僕にとっても大切な宝
滝沢君のプロデューサーとしての
可能性は無限大
翼君はJでは珍しく
詞の打ち合わせをと
言ってきてくれたアーティスト
早くよくなってもし音楽を続けるなら
いつでも使って欲しい
Zero Gは二人へのエール
uta-net.com/song/198442/
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録画してあったMUSIC STATION
V6「愛なんだ」歌ってくれてた
1997年の曲なのにありがたい
未だにイントロが聞こえてくると
リリースした頃の若い彼らの顔が浮かぶ
それぞれみんないい男になったな
9月24日には「V6の愛なんだ2018」
楽しみがまたひとつ
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やらなきゃならないと思うと
心が重くなる
やれることがあると思えば
心が少し軽くなる
現実は変わらないと言われれば
その通りだが
思い込みでも歩きやすくなるなら
それでもいいだろう?
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10人も入れば満席の
ライブハウスに
ふらっと行くことがある
大ホールにばかり
感動があるわけではない
ある日なんとなく
いつもと違う道を選ぶ
忘れてはいけない
歌はどこにでもある
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音楽は共鳴なんじゃないか
創作も表現も
孤独な作業ではあるが
新しい出逢いが
自分の可能性を広げてくれる
例えば作者の表記が個人名であっても
それは個ではない気がする
スタッフやファンも含め
共鳴作用の結果としての作品
なぜその歌が生まれたのか
実は不思議な力が
働いてるとしか思えない
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V6愛なんだ2018
未成年の主張を見るたび
彼らの言葉に
歌に近いものを感じる
そもそも
心にあるものを
口にした時
そこに節がつき
歌が生まれたんじゃないか
自分で書いたものの
愛なんだの歌詞の意味を
いつも彼らに教えられる
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うたコンで
A.B.C-Zが勇気100%を!
忍たま乱太郎は
NHKで一番長く
続いてるアニメなのか
書いた日の事は
はっきり覚えてないが
36才になったばかりの
冬だったはずだ
その頃の自分に
少しだけ拍手
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ASKAの歌詞に
「今も遠くも人は誰も
真っすぐ伸びた円を歩く」
という一節がある
感じたり考えたりする力が
あったとしても
最後にそれを言葉に
落とし込めなければ
しょうがない
その点で
やはり彼は凄い
真っすぐ伸びた円を歩く
彼の背中を見ていたい
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ほこりと
おごりを
見誤ると
痛い目にあう
自信は謙虚さと対で
はじめて力になる
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言葉は
心の形の
ひとつ
なのに
並べ間違えたり
選び間違えたり
時に
言葉になんかしないことで
伝わったり
難しい…
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頑張ってるつもりでも
心は折れやすいもの
ライブやイベントを
企画するのは
お客さんの顔が見たくて
自分の書いた歌を
聴いてくれている誰かがいると
確かめたいのかもしれない
折れそうな心を
支えてくれるのは
あのまなざし