326
それも道
これも道
どれも道
ただ
道ならば
そこは
地続き
327
ASKAのツアー
「僕はMUSIC」が
セットリストに
あったようだ
二人で詰め将棋のように
歌詞を作った
CHAGEも
同じ空の下で
C&Aの歌を歌う
月から見れば
二人の距離は
点の上
328
昔 伊豆の
スタジオで
安全地帯の
レコーディング
してた頃
玉置浩二と
キャッチボール
した事がある
彼は凄い球投げるよ
体幹がしっかり
してるんだろうな
あの声を
支えてるのは
きっとそれもある
329
叶う夢
叶わない夢
叶えられる夢
叶えられない夢
たくさんの出逢いがあって
歌が生まれた
もう逢えない人もいる
まだ頑張ってる人もいる
さぁこれからの人もいる
人を動かすのが
人だとすれば
聴いてくれる人が
いてくれれば
歌は命を
持ち続ける
330
その人の荷物を
持ったこともないのに
他人を羨んだり
妬んだり
誰もが
自分しか
生きられない事を
時々忘れる
331
この惑星の
記憶が
戦争ではなく
音楽であったと
思えるように
作り続けたい。
332
うたコンで
A.B.C-Zが勇気100%を!
忍たま乱太郎は
NHKで一番長く
続いてるアニメなのか
書いた日の事は
はっきり覚えてないが
36才になったばかりの
冬だったはずだ
その頃の自分に
少しだけ拍手
333
好きなことが
つらくなる理由が
人間関係だってこと
少なくない
でも楽しいと
思わせてくれるのも
やっぱり
人なんだ
ひとり遊びも
楽しいけど
たまには
みんなで遊ぼう
自分と違う人に
自分が誰かを
教えてもらえる
こともある
334
一月の寒い朝
書き上げた
その時はまだ
空想の光に
満ちていた
その歌が
ホンモノの夏を
呼び込む
TVアニメ「ISLAND」OP
田村ゆかりさん「永遠のひとつ」
youtube.com/watch?v=fnj9Qt…
335
なぜかという
理由があるにしろ
敵意も悪意もない
使い方なのに
「お前」が
だめとなったら
言葉の表現は
すべて注釈が
要る時代が
くるんじゃないか?
それは
やっぱり
おかしい
336
安全地帯が
五人で
なければならない
理由
それは
あの音が
示している
anzenchitai-koshien.com
338
近くにいても
遠い人
遠くにいるのに
近い人
時として
距離は
思わぬ
心を
見せる
340
2022年
12月31日
僕自身が
安全地帯の
ファンとして
その時間は
特別だと
思う。
341
あの歌を
聴いて
救われました
と
言ってもらえると
ほんとに
こちらも
救われる
逢ったこともない
誰かが
逢うこともない
誰かが
いつも
歌の
向こうに
いてくれる
それが
支え
342
もう11年
まだ11年
心が
憶えている
ことを
思い出す
343
CHAGE and ASKA
デビュー40周年か
「ひとり咲き」は
印象的だった
後に詞を書く事になるとは
夢にも思わなかった
当時のポプコンは
関西や九州勢が強かった
20代の入口
なんになるがもわからなかった
自分と比べたら
C&Aの視線はしっかりと
未来を見ていた気がする
344
玉置浩二と作った曲は
200近くあるが
ライブで聴いた事がない
曲もたくさんある
そんな中で
聴いてみたいと
思いながら
未だその願いが
叶わない曲
「ともだち」
あの頃感じていた
安全地帯に対する
僕の思いが
この歌だった
j-lyric.net/artist/a001ce2…
345
安全地帯2日目
客席には懐かしいスタッフの顔
みんな安全地帯が好きだった
こんな日があっていい
それにしても
この年になっても歌える歌を
作っておいてよかった
まだ俺たち24才だったんだよと
笑った玉置浩二
やっぱり君の歌は
素晴らしいよ
346
いつでも逢えることが
大切なことだと
忘れていたかもしれない
少し無理をしても
逢っておけばよかった
そう思える人が
何人もいるのに
347
ありふれた言葉ほど
声を信じていなければ
書けるもんじゃない
誰でも書ける言葉を
選ぶ勇気は声がくれるし
誰でも書ける言葉を
特別にしてくれるのも
最後は声だ
348
毎日
誰かの誕生日で
あるように
毎日
誰かと
お別れもしている
誰もが
避けては通れない
「時」があるけれど
次の場所が
あるのなら
いずれまた
逢える
349
老舗CD店が
5月末で閉店した
かつて
街の
レコード店には
それぞれ
個性的な店員がいて
彼らの推しが
貴重な情報源だった
配信や通販は
便利ではあるが
人と人
手から手
そこにある
音楽の楽しみが
失われていくのは
やはりさみしいな
350
田原俊彦は
誰にも似ていない
それは
ステージに
立つ者として
きっと
なにより
大切な
こと