301
テレビで
その曲を知った人は
2番の歌詞をあまり
知らなかったりする
所謂テレビサイズ
というのがあって
ほとんど2番以降は
カットされる事が多い
たまにSNSで
例えば「勇気100%」の
2番の歌詞について
書いてくれてる人が
いたりすると
やっぱり嬉しいものだ
302
緊急事態宣言解除は
決して終わりじゃない
これははじまりだ
ロシアンルーレットの
銃口はまだ顳顬に
向いている
更地同然になった場所に
花が戻るには
まだ時間がかかる
ただ厳しい現実は
変わらなくても
ここまで頑張った力は
種になると思う
303
田村ゆかりさんの
作品を聞き直していた
2010年から
書かせて頂いた
その曲数は
60曲にもなった
その数と内容
そして時期を考えると
僕の作家としての
モチベーションを
彼女はまちがいなく
再生してくれた
304
「簡単」には
油断がある
「難しい」には
価値がある
「経験」には
慢心がある
「挑戦」には
希望がある
「安定」には
腐敗がある
「続ける」には
未来がある
305
安全地帯のライブで聴いた
「悲しみにさよなら」
氷室京介のライブで聴いた
「Dreamin’」
オーディエンスが
一緒に歌ってくれる姿は
ほんとうに胸が熱くなる
それがどんなに
筆先の力になることか…
306
感謝とは
過去に向かって
するだけではない
未来に目を向けてこそ
感謝を果たす
ことになる
ジャニーさんの
お別れ会
どんな時も
夢を
示した
その感性に
またふれた
307
意味も勿論だが
音に対する
口あたりを意識して
書くことがある
「悲しみにさよなら」の
デモテープで玉置浩二は
「You make me feel・・・」と
歌い出していた
その語感を踏まえて
「夢にまで・・・」と
書き出した
メロディが
そう言ってる
気がした
309
テレビから
熱風を歌う
ASKAの声が
聴こえてきた
そして
Man and woman
あの頃一緒に書いた
歌詞が画面に浮かぶ
「時は裏切らない」
それは
願いであり
祈りであり
未来はどうであれ
かならず訪れる
310
人を思う形を
人は問われている
距離を取ることで
心の距離が
縮まっている
そんな気もする
この状況になる
ほんの少し前
久しぶりに
逢おうと
交わした約束が
いくつも予定表に
並んでいる
そうか
逢いたい人がいるから
がんばれるんだな
312
10人も入れば満席の
ライブハウスに
ふらっと行くことがある
大ホールにばかり
感動があるわけではない
ある日なんとなく
いつもと違う道を選ぶ
忘れてはいけない
歌はどこにでもある
313
久しぶりに
「戦場のメリークリスマス」
を観た
大島渚監督も
デビッド・ボウイも
内田裕也さんも
ジョニー大倉さんも
室田日出男さんも
そして
坂本龍一さんも
天国で再会してるかな…
314
歌唱力があるが故に自分の形を見つけられない人がいる。一方で、若くしてしなやかな形を既に持っている人もいる。どんな力も得ることに越したことはないが、それをただ技術としてだけコントロールできてもだめなのかもしれない。醜い傷さえもさらすことで湧き上がるもの。人はきっとそこに喝采を送る。
315
言葉は怖い…
心にはなくても
口にはできたり
言い間違いに
本心が現れたり
話し急ぐあまりに
配慮が足りなくなったり
傷ついたことを
語る言葉は控えめに
傷つけたことを
語る言葉は丁寧に
…
そう思っても
躓きそうな
石ばかり
316
コロナウイルスに
気をつける事は勿論だが
この時期できるだけ
病院に行く必要のないよう
いつも以上に
体調管理をする事も
医療現場を守る事に
なるかもしれない
317
悲しいことも
さみしいことも
つらいことも
たくさん
あるけど
歩くには
前を向かなきゃ
思い出はきっと
背中を押してくれる
318
「恋は天使のチャイムから」
田村ゆかりさんの新譜がリリース
表題曲は彼女の主軸らしいPOPな作品
c/wで「横顔」という作品を書いた
これまでも何曲かバラードがあるが
また好きな一曲が生まれた
319
頑張ってるつもりでも
心は折れやすいもの
ライブやイベントを
企画するのは
お客さんの顔が見たくて
自分の書いた歌を
聴いてくれている誰かがいると
確かめたいのかもしれない
折れそうな心を
支えてくれるのは
あのまなざし
320
生まれた町の
ある意味
ふるさとの
記憶がない僕に
安全地帯の
「あの頃へ」は
その原風景を
見せてくれる
321
歌が一番
さみしいのは
歌ってくれる
オリジナルの
アーティストを
失うことかな
葛城ユキさん
ASKAが書いた
「ボヘミアン」
耳に残ってる
ご冥福を
お祈りいたします
322
工藤静香さんの次女Kokiが
モデルとしてデビュー
彼女は作曲もする
去年の静香さんのアルバムで
その曲に歌詞を書かせてもらった
歌詞にある
「決して二度はない陽の光..」
「深くあたたかいこの希い(ねがい)..」
光と希は彼女の名前から
歌詞に込めた希いが
現実になっていく
凄いな
323
玉置浩二ショー
いつも思わぬ選曲で面白い‼︎
20代~30代の頃は
挑発的な内容も多かったし
叙述を無視して
単語をシャッフルしたりして
実験的な作り方もしてた
なにを言ってるかの説明より
なにを感じてもらえるかを
探究してたような…
そんな事ができたのも
彼のポテンシャルがあったからだ。
324
作曲家
玉置浩二の曲は
和音の中での
響きは勿論
ベースラインの
流れが美しい
鍵盤で曲を作る
人ならわかるが
ギターで作曲する人には
珍しいんじゃないか?
彼が弾き語る時の
指の運びを見てると
それがよくわかる
325
26才
はじめての
安全地帯の
合宿レコーディング
伊豆のスタジオで
玉置浩二と同室で
いろんな話をした
二人が共通して
好きだった作曲家が
エンニオ・モリコーネだった
…モリコーネの音楽には
人生の大切な場面が
たくさんある
Le rivolgo le mie sentite condoglianze.