恐らく、「会員の第三者(つまりアカデミア外部の人)推薦」だけならばここまで騒ぎにならなかったでしょう。私はアカデミー史の研究をしてきた者としてこれ自体が非常に問題があると感じますが、この第三者をたとえば「国民の中からくじ引きで決める」レベルの厳正なものならOKと考える会員はいます
なお、自民党PTから出てきて政府案となっている法改正方針では、「第三者」として念頭に置かれているのは主に経済界関係者です。
数年前に大企業の税金逃れを暴いたパナマ文書などに一切の興味を持たなかったアカウントたちが社会支援のためのNPOに難癖をつけて叩いている。その中にはいわゆる大富豪男性もいる。そのことだけから考えても異常なバッシングであることが自明。 news.yahoo.co.jp/byline/toriumi…
日本は国政において与党が変わらない国家になってしまっており、しかも宗教右派が強い。父権の強い共同体を抜け出ようとする個人の権利に関する施策に強烈なブレーキがかかる(そして少子化へ)。 ただし地方自治体レベルではそうでもないので、少しずつ変化が蓄積されて変わるのを待つことになる
大企業による不正等にはこれまで大した関心も示さなかった人たちが、少女の人権のために活動する社会事業を執拗に疑い、叩いています。この明らかに異様な状況を止めるため、以下の通り連帯を表明します。 #colaboに連帯します
【解説】「学者の代表機関」に何が起きているのか newspicks.com/news/8000054/b… 日本学術会議問題についてインタビューを受けました。
↓個人的には同年代らしき人々がコンドームの無償配布が普通の社会事業の一部であることを理解していないことが衝撃だった。HIV他性感染症の拡散防止の意味も含めて、弱い立場の人に配るのは当たり前なんだけど。90年代に散々やってたでしょ? …あ、2000年代に宗教右派が性教育邪魔したんだっけ
Colaboの件は「あいつ気に入らない」レベルの感情を正当化するため、成人男性が大挙して些細なミスを見つけて相手を責め立てて人を排除しようとするヤバい状況にしか見えない。
若者ならまだしも、特に40代は自分と同年代なので、数年前のパナマ文書にまともに反応しなかった奴らが何を言ってる?という気にしかならない。団体の不正なんてどうでもいい人たちが騒いでいる。 (なお、パナマ文書は国内では掲載された企業や個人の実情を慮った感じの報道がなされた)
ああ、日本語訳されたのか。 やはり白人男性が書くと読んでもらえるな。国内でも同じようなことを書いている人はいるが、一般的な媒体だとなかなか通すのが難しそうだし、あるいは媒体が少数派のものとみなされ読んでもらえない。 bbc.com/japanese/featu…
「殺害された安倍晋三元首相は元外相の息子で、岸信介元首相の孫だった。岸氏は戦時下に閣僚を務め、戦犯容疑者としてアメリカに逮捕された。それでも絞首刑は免れ、1950年代半ばに自由民主党の結党に参加した。この自由民主党がそれ以来、日本を支配し続けている」 この部分をもっと掘り下げてみよう
アメリカはダブルバインドな政策を取り、日本を戦後非武装化された後、冷戦期には資本主義陣営の忠実な生徒にしようとした。反共の駒として日本の保守政治家を復権させた。後者は地方の名家層や農村部を取り込んで共産化を阻止しようとしたし、様々な種類の団体とつながって各方面に睨みを効かせた
アメリカと共通する反共文脈と、アメリカにはない既得権益層の残存というコンボは、富裕な中高年男性の利得にならないあらゆる変化を停滞させるのに有利な条件を作り出した。欧米には多様性への転換点となった1960年代末の学生運動も反共宗教右派と連携することを辞さない与党により大きく力を削がれた
うっかり暴力沙汰を起こした左派グループもいたので、それを利用し保守陣営は情報戦に勝った。足並みの乱れた左派を尻目に、1980〜90年代の与党は新自由主義を取り入れて公共セクター労組潰しや公務員叩き、規制緩和をやった。欧州では女性の雇用は正規雇用公務員セクターから進んだがそれも困難に
宗教右派の色彩を帯びた日本の反共はもはや厳密な意味での共産主義批判ではなく、家族や教育を支えるあらゆる社会的な取り組みを抑制することに役立つようになっていく。昨年有名になったある団体のサイトではフェミニズムが「文化共産主義」扱いをされており、かなりの数の政治家がその団体に関与
平たくいうと、日本は左右のバランスが悪くなりすぎて動脈硬化に陥ってる国だという仮説です。変革はあらゆる方面から提案されねばならないのにそれができなくなってる。その背景には、歴史に翻弄された部分もあるが、支配層が開き直りやるべきことやらなかった部分もある
宗教性を帯びないビジネスセクター、行政関係の方々もこの状況を変える上手い手は打てなかった。裕福な男性が多く、そもそも問題が見えてない。なかには日本が不自由だと不満な人もいるが、新自由主義的な方向を強める変革しか思いつかない。すると既に困窮している人たちの抵抗にあって挫折する。
私にとって昭和は暗かった。平成初期には少し自由な風が吹いて光がさしたが、愛国やら青少年の性の乱れやらという声にかき消され、同級生は非正規雇用で疲弊した。マイノリティは孤立した。その後、時間の流れが淀んでしまった。自分が生きるはずだった社会を取り戻したい。
学術会議会員選考で諮問委 政府、新設案を自民に提示 | 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20230… 「学術会議の新会員は現会員が選んでいるが、その際、諮問委の意見を聞かなければならないようにする」 学術会議が実質上アカデミーではなくなる政府案が自民党PTの会合で示されたようです
「はだしのゲン」の広島市教材からの削除、前々職場の関係者から色々聞く流れの一つという気がして衝撃を受けてる。近年の広島原爆資料館の展示物変更のことも思い出す。被曝人形撤去の提案が出た時期がまさにあの時期。 tabetainjya.com/archives/nakak…
RT 奨学金の返済減免案、ここまで吐き気がする提案も珍しい。誰目線なんだろう。奨学金返済に困っている異性愛者男性は子どもを作りやすいかもしれないが、女性側は自分が出産するからダメージ込みで考えることになる。いずれにせよ「金と引き換えに生ませる」感半端なくて気持ち悪い。
奨学金減免と女性の出産、結婚が引き換えになる発想がおぞましいのは、その中にこの施策で女性が出産、結婚を周りから強いられたりしないか、奨学金で得たはずの知識や能力を活かせない境遇に追い込まれないかという視点が殆どみえないこと。
なお、自分はこの件、男性も子供を作ったら奨学金減免と理解し、その上でその効果が不平等であると想定して拒否していたが、そうではなく、女性に産ませる、女性を地域に留めることに関心が向いてる提案なの?だとしたら余計気持ち悪いのだが… 経済合理性がまるで見当たらない。
フランスの年金改革案、議会で普通に投票せず憲法の強行通過条項(日本にはないやつ)を使ったせいで国民が怒って大荒れデモとストになったが、この後に憲法評議会が法の条文を審査する。デモの様子から民主的な議論がなされなかったとの判断が出て大きな修正が入る可能性も lemonde.fr/les-decodeurs/…